ECL、経常益2.6倍101億円。4―9月期。村上秀などで2隻新造
自動車船と在来貨物船を運航するイースタン・カーライナー(ECL、本社・東京都)の2022年4―9月期の連結経常利益は前年同期比2・6倍の101億円だった。上期だけで通期の過去最高益を記録した22年3…
トレードウインズ、東京で船主フォーラム。海事産業の持続可能性 議論
海事専門紙の英トレードウインズは1日、東京都内のホテルでシップオーナーズフォーラムを開催した。海運、金融、商社などの関係者が登壇し、海事産業の持続可能性などについて議論を交わした。国土交通省海…
コンテナ船、市場 再び需給均衡に。ONE ニクソンCEOが見通し
オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は10月31日、同社の事業戦略などを紹介する「ONEイニシアチブ」を公表した。ジェレミー・ニクソンCEO(最高経営責任者)は現在の市場の動向を「供給側のキ…
コンテナ船 新造ラッシュ、25年までに730万TEU増。解撤効果も限定的か
仏調査会社のアルファライナーのまとめによると、新造船の竣工ラッシュにより、2025年末までに合計730万TEUの新造船が投入される見込みだという。同値は現在の船腹量の28%に相当し、今後船腹の供給過…
海員組合、定期全国大会 開幕。「海員不戦 誓い新た」
全日本海員組合の第83回定期全国大会が1日、幕張メッセ国際会議場(千葉市)で開幕した。「島国日本! 海運・水産の発展へ 育てよう船員後継者!」をテーマに、次期活動方針の策定に向けて議案の審議などを行…
浅川造船、新開発のケミカル船2隻受注。EEDIフェーズ3など対応
浅川造船は1日、日本財団の助成で開発した環境負荷低減型ケミカル船2隻を受注したと発表した。船型は同社の主力船型となる2万1000重量トン型。海外オペレーター向けとしており、発注者の詳細は明らかにして…
中国塗料、通期、経常益31億円に上方修正。販売価格見直しなど反映
中国塗料は10月31日、2023年3月期通期連結業績予想を上方修正し、経常利益が前期比3・1倍の31億円になりそうだと発表した。5月発表の前回予想は8億円だった。販売価格の見直しが進んでいるほか、原…
センブコープ、ケッペルO&Mを買収。合併前倒しへ方式変更
シンガポールの海洋・船舶修繕大手ケッペル・オフショア・アンド・マリン(O&M)と掘削設備(リグ)・オフショア支援船建造大手センブコープ・マリンは10月27日、両社の合併方式について統合会社を設立する…
江南造船、2.4万TEU型最終船竣工。エバーG向け 世界最大級
中国船舶集団(CSSC)傘下の江南造船は10月28日、台湾船社エバーグリーン向けに建造していた世界最大級の2万4000TEU型コンテナ船シリーズの最終船「EVER ATOP」を引き渡した。7月…
国交省まとめ、7月内航総輸送量 微増。原油好調も台風で輸送障害
国土交通省がまとめた内航船舶輸送統計月報によると、貨物船、油送船、プッシャーバージ・台船を含む内航船の7月の総輸送量は2791・1万トンで前年同月比0・8%増だった。引き続き原油が好調だったものの、…
三菱重工、4―9月期、新造船受注ゼロ。受注残、フェリーなど15隻
三菱重工業が1日発表した2022年4―9月期連結決算(国際会計基準)は、商船の造船事業を含むプラント・インフラ(P・I)ドメインの事業損益が前年同期比51%増の106億円だった。期間中の新造船受注は…
MTI、環境・安全の研究成果報告。24日にフォーラム
日本郵船グループのMTIは、24日に開く講演会「Monohakobi Techno Forum2022」の参加者を募集している。オンライン形式で開催する。参加希望者は22日までに、専用ページ(htt…
MODEC、表層型メタハイ回収へ、北海道で陸上試験
三井海洋開発(MODEC)は10月27日、表層型メタンハイドレート(メタハイ)回収技術開発に向け、北海道で海底模擬地盤を使用した陸上試験を実施したと発表した。MODECは、資源エネルギー庁からの委託…
海事センター、BL電子化でセミナー。参加者募集中、法整備と課題を共有
日本海事センター(JMC)は、12月9日に東京都内の会場とオンライン併用で開く第5回JMC海事振興セミナー「船荷証券の電子化にともなう法整備と利用促進」の参加申し込みを受け付けている。参加費は無料。…
飯野海運、人権方針を策定
飯野海運は10月27日、国際連合が定めた「ビジネスと人権に関する指導原則」にのっとり、「飯野海運グループ人権方針」を策定したと発表した。同社は経営上の重要課題(マテリアリティー)の一つに「人権…
造船学術研究推進機構、23年度助成金交付、研究テーマ募集を開始
造船学術研究推進機構は10月31日から、2023年度助成金交付研究テーマの募集を開始した。研究テーマは、造船・船舶関連(船舶の燃費低減・脱炭素技術に関する研究など)▽海洋技術関連(海洋再生可能エネル…
ANAHD、今期貨物郵便 上方修正。高水準の単価継続で
ANAホールディングス(ANAHD)は10月31日、2023年3月期の貨物郵便収入が3660億円になる見込みだと発表した。従来予想(3400億円)から上方修正する。長期契約や高単価商材の獲得などによ…
澁澤倉庫、千葉北に飲料物流拠点。2.4万平方メートル。自動化機器導入
澁澤倉庫は10月31日、千葉市に飲料物流センター(延べ床面積約2万4000平方メートル)を新設すると発表した。日本GLPが澁澤倉庫専用に開発する物流施設「GLP千葉北」を賃借する。既存の施設と併せて…