ONE、シースパン買収に参画。親会社に株主3者と共同提案
日本郵船、商船三井、川崎汽船は5日、3社の持ち分法適用会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)がニューヨーク証券取引所に上場するアトラスコープ(アトラス)に対し、同社主要株主3者と買収提案を…
住友重機械、新型アフラ2隻受注。サモス、アルベルタ向け
情報筋によると、住友重機械工業はギリシャ船主のサモス・スチームシップとアルベルタ・シップマネジメントから、アフラマックスタンカー各1隻の計2隻を受注した模様だ。2024年半ばに引き渡す。新造船の詳細…
マースク、プロジェクトFW買収。非コンテナ貨物輸送を強化
デンマーク海運最大手マースクは5日、プロジェクト輸送を得意とする同国フォワーダー、マーティン・ベンチャーを買収することで合意したと発表した。マースクはこれに合わせ、新サービスプロダクト「マースクプロ…
【インタビュー グローバル市場に攻勢】NIPPON EXPRESSホールディングス副社長・近藤晃氏、HDの統括機能を強化
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)がグローバル事業の拡大に向け、変革を加速している。7月1日付の組織改正により、HD会社のグローバル事業本部(GBHQ)がグローバル本社として全…
【お知らせ】別冊「日本コンテナ航路一覧」
本日付で別冊「日本コンテナ航路一覧」を発行しました。大手定航船社のインタビューと国内全てのコンテナ港の2021年外貿コンテナ取扱量、国際定期コンテナ航路表を一括掲載。別冊のため、本紙とは別に郵送でお…
【4―6月期】名村造船所、経常損益 96億円黒字化。受注工事損失引当金大幅減
名村造船所の2022年4―6月期連結決算は、経常損益が96億円の黒字となった。前年同期は55億円の赤字。不況時に受注した低船価船の予想収益が円安の進行で大幅改善の見込みとなり、多額の工事損失金を取り…
【4―6月期】住重船舶関連部門、営業赤字7億円に。新造船2隻確保
住友重機械工業が5日発表した2022年4―6月期連結決算は、船舶を含む「エネルギー&ライフライン」部門の営業損益が7億円の赤字となった。前年同期は29億円の黒字。エネルギープラント事業で、国内の受注…
【4―6月期】三菱重工、新造船受注ゼロ。受注残フェリーなど15隻
三菱重工業が5日発表した2022年4―6月期連結決算(国際会計基準)は、商船の造船事業を含むプラント・インフラ(P・I)ドメインの事業利益が前年同期比89%減の8億円となった。期間中の新造船受注はな…
日本郵船、潮流発電実証事業に参画。シンガポールで
日本郵船は4日、シンガポールの再生可能エネルギーソリューションのプロバイダーであるブルエナジーが実施するオフグリッド域(電力会社の送電網につながっていないエリア)での潮流発電実証事業に参画すると発表…
海事局、バイオ燃料で実船試験。内航自動車船、課題抽出へ
国土交通省海事局は4日、船舶のさらなる脱炭素の実現に向けた取り組みとして、バイオ燃料を使用した実船試験を実施すると発表した。自動車船を用いて、7日から9月6日までの間、中部―四国・九州と東北・関東の…
サハリン2、露が新運営会社
ロシア政府は3日、2日付政令として日本の商社も権益を持つ石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、新たに運営会社を設立すると発表した。新会社への移管はプーチン大統領が6月30日に署名した大統領令…
共栄タンカー、4―6月期経常損益、2800万円の赤字転落
共栄タンカーが5日に発表した2022年4―6月期の連結経常損益は2800万円の赤字だった。船舶の取得や円安による修繕費の上昇で船費が増加し、前年同期の1億6800万円の黒字から赤字転落した。売…
【国内船主の今】(325)中古船の時代はまだ先。新造船価の踊り場、調整か高止まりか
「日本船主が市況の波をにらんで自ら中古船を購入し、ギリシャ船主に伍して自在に使いこなす時代が来るなら、それほど素晴らしいことはない。ただ残念ながら、それはまだまだ先の話だ」 お盆休みが近づく酷暑…
堀田港湾局長、RTG導入 今年度中に。就任会見、横浜本牧で
国土交通省の堀田治港湾局長は5日までに、就任後初となる会見を書面で行った。堀田港湾局長は来年度の予算要求概算の方針について説明。その中で遠隔操作RTG(タイヤ式トランスファークレーン)の導入促進につ…
ドイツポストDHL、4―6月期EBIT過去最高。フォワーディングけん引
ドイツポストDHLの4―6月期EBIT(金利・税引き前利益)は、前年同期比12%増の23億3700万ユーロ(約3200億円)と四半期ベースで過去最高を記録した。グローバルフォワーディング・フレイト事…
NXイタリア、CO2排出量抑制、水素エンジンボート利用。ベネチアでラストマイル配送
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は5日、グループ会社NXイタリアが同国のベネチアで、水素エンジンボートを利用した店舗へのラストマイル配送サービスを開始したと発表した。トラック…
【7月航空混載】近鉄エクス、輸出重量2%減。2カ月ぶりマイナス
近鉄エクスプレスの7月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比2%減の1万5206トンと2カ月ぶりにマイナスに転じた。米州の低迷に加え、アジアも前年同月を下回った。方面別ではTC1(米州)が14…
YKIP、国交省泉田政務官、南本牧CTを視察
横浜川崎国際港湾会社(YKIP)は4日、7月28日に国土交通省の泉田裕彦政務官が南本牧埠頭コンテナターミナル(CT)を視察したと発表した。同社の人見伸也社長が南MC1からMC4までの一体運用など施設…
名港海運、アトランタに支店開設。米南東部地域を強化
名港海運は5日、米国現地法人メイコーアメリカがアトランタ支店(ジョージア州)を開設し、1日から営業を開始したと発表した。責任者は伊藤誠規氏。同社は米国内に8拠点を構え、長年にわたり国内外物流サービス…
【4―6月期】住友倉庫、経常益2.7倍、海運市況好転が寄与
◇住友倉庫 経常利益は前年同期比2・7倍の147億円。国際輸送貨物の荷動きが好調、倉庫貨物も取り扱いが堅調に推移し、海運市況の好転も続いた。売上高は36%増の693億円、営業利益は3・2倍の134億…