日本船主、航空機投資を再開。リース会社保有機、償却財源で
複数の関係者によると、日本船主は欧米などのリース会社が保有する航空機への投資を再開している模様だ。欧米やアジアの航空機リース会社は、航空会社の業績不振やロシアの航空会社へのリース機の「接収」などで業…
関ト協調査、ドライバー高齢化加速。海コン、平均51.4歳・最高81歳
海上コンテナドライバーの高齢化に歯止めがかからない。関東トラック協会海上コンテナ部会の調査によると、海コンドライバーの2021年度の平均年齢は51・4歳で前年度から0・7歳上がり、2年連続で上昇した…
【期末決算を読む】(3)川崎汽船、増配で株主還元注力
川崎汽船の2022年3月期の連結経常利益は、6575億円で前の期比7・3倍を計上した。持ち分法適用のオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)を中心とするコンテナ船事業で、旺盛な貨物需要、好市況が…
【本紙ウェビナー】北米西岸港湾、労使合意 23年か。NX総研・田阪氏
日本海事新聞社は25日、NX総合研究所リサーチフェローの田阪幹雄氏を講師として招き、「アメリカ西岸港湾労使交渉 現状と見通し」と題するウェビナーを開催した。田阪氏は交渉の見通しとして、楽観・悲観・標…
韓国造船大手2社、1―4月受注高 大幅増。大宇は海洋プラントも
韓国造船大手の現代重工業グループ(現代重工、現代三湖重工業、現代尾浦造船)と大宇造船海洋の1―4月の受注高は、共に大幅増だった。コンテナ船、LNG(液化天然ガス)船を中心とした商船のほか、大宇は海洋…
エイ・アイ・エス、船員労働時間管理システム今夏販売。「見える化」構築
海運業に特化したERP(統合基幹業務システム)の開発などを手掛けるエイ・アイ・エス(本社・東京都千代田区)は25日、今夏に船員向け労働時間管理システムをリリースすると公表した。海運業向けERPと勤怠…
内航元請け3月実績、貨物船4%減、鉄鋼減退。油送船5%増、黒油伸長
日本内航海運組合総連合会がまとめた3月の主要元請けオペレーター(運航船社)60社の輸送実績は、貨物船(鉄鋼、自動車など7品目)が前年同月比4%減、油送船(黒油、白油など6品目)は5%増だった。主力の…
日本郵船、海事投資ファンド出資。イスラエル系、新技術を発掘
日本郵船は24日、イスラエルの海事専門ベンチャーキャピタル、theDOCK(本社・ハイファ)が運営する投資ファンド「ナビゲーターII」への出資契約を締結したと発表した。出資額は明らかにしていない。同…
IHI原動機、マリンドウズに出資。船内動力・推進高度化へ
IHI原動機は24日、海洋OS(基本ソフト)の開発・普及を目指す日本のスタートアップ、Marindows(マリンドウズ)への出資を決めたと発表した。同社との協同により、IHI原動機がこれまで培ってき…
三菱ケミカル物流、役員人事、人事異動
三菱ケミカル物流 【役員人事】 (7月1日)取締役兼執行役員陸運事業本部長(取締役兼執行役員陸運事業本部長兼同本部第1事業部長)長野洋三 【人事異動】 (7月1日)理事陸運事業本部副…
【検証 知床観光船沈没】(4)戸田総合法律事務所弁護士・海事補佐人 山本剛也氏・青木理生氏に聞く。海事弁護士から見た事故の背景と論点。社長個人に賠償責任も
■事業者に求められる対応とは ――今回のような観光船が大規模な人命を奪う可能性がある点について、今後、事業者はどのような対応が必要と思われるか。「事業者としては、一義的には実効性のある安全…
澁澤倉庫、海外事業 現地物流拡大へ。比現法開設、今期売り上げは前期並み
澁澤倉庫は今期(2023年3月期)、海外事業で現地物流の拡大に取り組む。6月に開設する比現地法人を中心に、同国で国内物流への参入を進めるほか、中国、香港で引き続き食品・消費財物流に力を入れる。今期業…
主要港運5社、前期は軒並み好業績。貨物取り扱い増で
主要港運5社(山九、上組、日新、名港海運、伊勢湾海運)の2022年3月期業績は、各社軒並み記録的な好業績となった。新会計基準の適用により単純比較はできないが、5社の売上高合計は10%増の1兆1415…
NX中国、中国で内航活用BCP商品。陸送制限を回避、輸送安定化
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は25日、グループ会社NX国際物流(中国)(以下NX中国)が、華南・大湾区をはじめとした中国各地の内航輸送を活用したBCP(事業継続計画)対応…
安田倉庫、埼玉・加須に大型倉庫。24年春完成。医薬品物流拡大
安田倉庫は24日、埼玉県加須市に延べ床面積約4万1700平方メートルの大型倉庫を建設すると発表した。配送機能を強化するとともに、医薬品物流サービスの拡大を目指す。6月に着工し、2024年3月に…
堺泉北港、農水産品輸出で認定。阪神港経由 海外供給を拡大
【関西】国土交通省近畿地方整備局は24日、堺市の堺泉北港で同港を核とし阪神港などを通じた輸出促進計画の認定書授与式を開いた。大阪港湾局の丸山順也局長らが出席し、認定書を受け取った。国交省と農林…
関光汽船、中韓から関東へ一貫輸送を開始。フェリー混載、CO2削減
関光汽船は24日、SHKライングループの国際フェリー、国内フェリーを組み合わせ、韓国・中国からの複数荷主の輸入混載貨物を関東向けに一貫輸送する新サービスを開始したと発表した。フェリーによる複合一貫輸…
中国全港湾、4月コンテナ3%減。上海ロックダウン響く
中国交通運輸部がまとめた4月の中国全港湾コンテナ取扱量は、前年同月比3%減の2366万TEUとなった。マイナスになるのは6カ月ぶり。ロックダウン(都市封鎖)の影響で上海港が2桁減になったのが響いた。…
クボタ、茨城に大型物流拠点。5.3万平方メートル、既存施設の3倍超
クボタは19日、茨城県つくばみらい市の筑波工場隣接地に大型物流施設を建設し、「東日本部品センター」を移転すると発表した。新拠点の延べ床面積は5万3000平方メートルと、既存拠点の3・4倍の規模に拡大…