商船三井ドライ、62型BC 風力推進。大島で24年竣工、エンビバと覚書
商船三井グループで中小型バルカーや多目的船による輸送サービスを手掛ける商船三井ドライバルクは20日、木質バイオマスエネルギー大手の米エンビバと環境負荷の低いばら積み貨物船の導入に関する追加覚書を交わ…
内航総連、船員育成 共助型構築へ。在籍出向活用、国に容認を要請
日本内航海運組合総連合会は19日の理事会で、小型船を中心とした自社での船員育成が難しい船社をサポートするための制度「共助型船員育成スキーム」を内航総連で実施する方針を承認した。栗林宏𠮷会長が理事会後…
共栄タンカー、近藤専務が社長昇格。6月29日付
共栄タンカーは20日、6月29日付で近藤耕司代表取締役専務=写真=が社長に昇格するトップ人事を内定したと発表した。高田泰社長は代表権のない取締役に就く。このほか役員異動では松下裕史常務取締役が…
【期末決算を読む】(2)日本郵船、経常1兆円 不専船も好調
日本郵船の2022年3月期の連結経常利益は前の期比4・7倍の1兆31億円と邦船社初の1兆円台に乗り、歴史的な好業績を達成した。米国向け中心に旺盛なコンテナ輸送需要が継続し、38%出資する定期船…
グローク、状況認識システム開発。日本の内航業界を支援、販売前イベント開催
自動・自律運航技術開発を手掛け、三菱商事などが出資するフィンランドの技術系スタートアップ「グローク・テクノロジーズ」は、船の周囲の状況を監視する状況認識システム「グローク・プロ」を開発した。複数のセ…
NK、NAPA開発のソリューション、IE認証を実施
日本海事協会(NK)は19日、船舶の設計・運航支援システムなどを手掛けるフィンランド企業NAPAが開発した航海最適化ソリューションに対し、革新的な取り組みを評価する「イノベーションエンドースメント」…
ユーロシーズ、2800TEU型 4.8万ドルで貸船。3年で新造コスト回収
ギリシャ船主ユーロシーズは18日、2023年前半に竣工予定の2800TEU型コンテナ船2隻を3年間、日建て4万8000ドル(約614万円)で新造貸船すると発表した。両船は貸船期間中にEBITDA(金…
ユーロナブ、Fラインと統合に前進。株主総会で監査役承認
ベルギーの原油船大手ユーロナブは19日、同日開催の株主総会で監査役選任をはじめ経営側の提案が全て承認されたと発表した。同社とノルウェー系同業大手フロントラインの統合が実現に向けて大きく前進したことに…
海洋研究開発機構・大和氏、燃料選定に社会的責任も。運輸総研セミナーで講演
運輸総合研究所が20日に開いたセミナー「みんなで実現する船のCO2(二酸化炭素)削減」で、海洋研究開発機構の大和裕幸理事長(横浜国立大学客員教授、東京大学名誉教授)は、SDGs(持続可能な開発目標)…
ダイアナ、カムサ型貸船。1年半・2.5万ドル
ギリシャのバルカー船主ダイアナ・シッピングは18日、2009年竣工の8万2193重量トン型カムサマックス「Maia」を1年4カ月―1年半、日建て2万5000ドルで定期貸船すると発表した。今回の…
国土交通省、人事異動
国土交通省 (5月20日)出向内閣府沖縄総合事務局運輸部企画室長(国土政策局離島振興課離島振興企画調整官)村上隼▽国土政策局離島振興課離島振興企画調整官(国土政策局離島振興課付)池田奈未…
【国内船主の今】(314)「天ぷら発注」の功罪。日本船主の二極化、高まるリスク
11日午前、都心のオフィスで香港の大手ドライバルク船社パシフィック・ベイスン(PB)のマーティン・フルアガードCEO(最高経営責任者)が取材に応じていた。■PBの戦略 PBの戦略と言えば「…
日新・新中計、24年度以降に高成長。事業ポートフォリオ戦略推進、投資額250―300億円
日新は2022―26年度中期経営計画中、フェーズ2と位置付ける24―26年度に高い成長を目指す。22―23年度のフェーズ1で現在の業績水準を維持しながら、次世代に対応する事業・経営基盤を構築する。重…
【航空混載】JAFA、4月輸出重量16%減。自動車の反動減、上海都市封鎖響く
航空貨物運送協会(JAFA)がまとめた4月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比16%減の9万3335トンと4カ月連続で減少した。欧米向けで前年同月に自動車関連が好調だった反動が出たことに加え、中国…
鴻池運輸、売上高指標4500億円。2030年目標・新中計、CO219年比35%減
鴻池運輸は19日、長期的経営目標「2030年ビジョン」を見直すとともに、23年3月期―25年3月期の新中期経営計画を策定したと発表した。長期ビジョンの財務目標は営業利益250億円、ROE(自己資本利…
上海港、滞船時間減少ペースが鈍化。VVまとめ
英国の船価鑑定大手ベッセルズ・バリュー(VV)のまとめによると、今月から改善傾向が続いていた上海港での平均滞船時間の減少ペースが鈍化している。上海港ではロックダウン(都市封鎖)に突入した3月末から滞…
名古屋港、水素利活用で基本方針。CNP実現へ関係者共有
【中部】名古屋港管理組合は19日、「名古屋港水素利活用に向けた基本方針」を公表した。次世代エネルギーの一つである水素に着目した基本方針で、「水素で"未来をつくる"名古屋港」を理念に、4つの柱と主な施…
大阪港振興協会、港湾整備で22年度説明会。運営方針など
【関西】大阪港振興協会は16日、2022年度の大阪港整備事業説明会を開いた。大阪港湾局の担当者から運営方針や港勢、整備事業を聞く説明会で例年開催しており、今年は約140人が参加した。港湾局の運…
JR貨物、新社長に犬飼常務
政府は20日の閣議で、JR貨物の新社長に、同社の犬飼新取締役兼常務執行役員経営統括本部長が就任する人事を了解した。6月24日予定の株主総会、取締役会を経て就任する。現社長の真貝康一氏は代表権のある会…