北米SC更改、前年の倍以上で決着。西岸向け1万ドル前後か
日本―北米航路の2022年度サービスコントラクト(SC)更改交渉(運賃交渉)が、ほぼ終了した。主要コンテナ船社と、フォワーダーを含めた日系荷主の交渉でまとまった契約運賃は、北米西岸向けで40フィート…
「風の商船三井」新段階に。ゼロエミ帆船建造へFS。観測・予測ツール開発も
風力と水素で航行する究極のゼロエミッション船の開発・建造を目指す商船三井の「ウインドハンタープロジェクト」が、新たな段階に入る。このほど始まった「ステージ2」で、全長60―70メートル級の水素生産船…
ドイツ、FSRU4隻手当て。脱ロシア産 天然ガスで
ドイツは天然ガスの脱ロシア依存に向けて、FSRU(浮体式LNG〈液化天然ガス〉貯蔵・再ガス化設備)4隻を手当てする。ギリシャ船社ダイナガスとノルウェー船社ホーグLNGから2隻ずつ調達する。2022―…
マースク、22年1―3月期、EBITDA1兆円超え。四半期 最高
デンマーク海運大手APモラー・マースクが4日に発表した2022年1―3月期業績は、EBITDA(金利・税引き・償却前利益)が前年同期に比べて約2・2倍の90億8400万ドル(約1兆1860億円)、E…
日本郵船、EDFと長期契約。最長20年、LNG船4隻目
日本郵船は6日、同社関連会社フランスLNGシッピングと仏電力最大手EDFグループが新造LNG(液化天然ガス)船の長期定期用船契約を締結したと発表した。契約期間は延長オプションを含めて最長20年間。新…
【市況2022】EUの露産石油禁輸、タンカー市況に好影響か。スエズ・アフラ型、トンマイル延伸で
ウクライナに侵攻したロシアへの追加制裁措置としてEU(欧州連合)がロシア産石油の輸入を年内に禁止する方針を4日に表明し、タンカー市況にどのような影響が出るか注視される。ロシア発欧州向けの原油輸送では…
JMU、経常損益が黒転。22年3月期、コスト減・円安で
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が6日発表した2022年3月期連結決算は、経常損益が前の期の90億円の赤字から8億円の黒字に転換した。資機材費の高騰が影響したものの、生産性改善などによるコストダ…
MOLプラス、排出枠取引PFに出資。海運領域GHG削減へ
商船三井が100%出資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)MOL PLUS(MOLプラス)は6日、GHG(温室効果ガス)モニタリング・カーボンクレジット(排出枠)売買取引のデジタルプラット…
飯野海運、スタートアップと連携強化。プラグ・アンド・プレー社起用
飯野海運は6日、スタートアップ企業とのさらなるコラボレーション強化のため、世界最大のアクセラレーターである米プラグ・アンド・プレー社の起用を決定したと発表した。スタートアップの革新的な思考と飯野海運…
名村造船所、40型BC2隻受注。台湾ナビ初のスモール
名村造船所は台湾船社の台湾ナビゲーションから4万重量トン型(40型)バルカー2隻の受注を内定した。台湾ナビゲーションが4月27日、子会社を通じた同2隻の新造整備を取締役会で承認したと証券取引所に告示…
【国内船主の今】(312)アテネで探る次世代船、中小船主の苦悩 連携強化に光明
「6月上旬のポシドニアには欧州だけでなく、アジアや米国など世界中の海運、造船、シップファイナンスのキーマンらが集結する」 ギリシャの首都アテネで4年ぶりに開催される国際海事展「ポシドニア」。コロ…
【インタビュー 北米スト対策】ジャパントラスト社長・菅晢成氏、TS・在来船 多様なソリューション
運賃高騰やスペース逼迫(ひっぱく)など混乱が続く北米向けコンテナ輸送。今年は米国西岸港湾労働協約の更改を巡る労使交渉に伴うストライキの発生が懸念されている。こうした事態にどう対応するか、オーバーゲー…
大阪港湾局・丸山局長、万博・物流 両立に意欲。就任会見、CNPで競争力強化
【関西】4月1日付で大阪港湾局長に就任した丸山順也氏がこのほど本紙などのインタビューに応じた。丸山局長は2025年に大阪港の主要コンテナターミナルが入る夢洲地区で万博が開かれるのを踏まえ、渋滞対策に…
日本トランスシティ、通期経常益予想83億円に上方修正
日本トランスシティは6日、2022年3月期連結経常利益予想を83億円に上方修正すると発表した(修正前は75億円)。国際複合輸送業の取り扱いが好調に推移。業務効率化や原価低減を進めたほか、持ち分法によ…
シノコー成本、新社長に李氏
韓国船社長錦商船・興亜ラインの日本総代理店を務めるシノコー成本の代表取締役社長に4月1日付で李東勳(Lee Donghoon)氏=写真=が就任した。前任の金周澤氏は3月末に代表取締役社長を退任し、長…
ドイツポストDHL、第1四半期EBIT13%増。フォワーディング、2年連続急拡大
ドイツポストDHLの1―3月期(第1四半期)EBIT(金利・税引き前利益)は、前年同期比13%増の21億5900万ユーロ(約3000億円)だった。貿易の拡大とBtoB(企業間)物流の伸長により、特に…
横浜港大黒埠頭、ジムの南米向け就航。自動車船サービス
横浜市港湾局は2日、横浜港・大黒埠頭で新たに、イスラエル船社ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシスの運航する中南米向け自動車運搬船サービスが寄港を開始したと発表した。市と指定管理者の横浜港…