アジア域内航路、日本発2000ドル超も。旧正月まで高騰続くか
コンテナ運賃の記録的な高騰が続く中、アジア域内航路でも今月に入り、相次いで高値を記録している。複数の船社関係者によると、中国発東南アジア向けで40フィートコンテナ1本当たり3000ドルを超える運賃も…
川崎汽船、オフショア支援船を清算。不採算事業一掃へ
川崎汽船は17日、オフショア支援船事業を手掛けるノルウェーの100%子会社Kラインオフショア(KOAS)を清算すると発表した。同社の清算で約170億円の特別損失を計上する見込みだが、2022年3月期…
シースパン、JOLCOで8.4億ドル調達。新造コンテナ船8隻
香港のコンテナ船主シースパンは15日、JOLCO(購入選択権付き日本型オペレーティングリース)を活用し、新造コンテナ船8隻の建造資金8億3800万ドル(約950億円)を調達すると発表した。JOLCO…
ワンハイラインズ、横浜借り受け「詳細未定」
台湾船社ワンハイラインズは横浜港・本牧埠頭でのターミナル借り受けに意欲を示している。同社日本法人は日本海事新聞の取材に対して「現在、協議の段階で、具体的な借り受けターミナルや契約期間、リース料など詳…
【インタビュー 不定期船ビジネス デジタルで変革】Veson Nautical CEO・ジョン・ベソン氏、意思決定の高度化を支援
不定期船向け運航管理・フレート管理のプラットフォーム「Veson IMOS Platform」(VIP)を提供するVeson Nautical(本社・米ボストン)。デジタル化の潮流を追い風に、V…
【社告】2022年の海上コンテナ輸送。拓大・松田教授に聞く。来月19日にウェビナー
日本海事新聞社は2022年1月19日、拓殖大学商学部の松田琢磨教授=写真=をゲストスピーカーに迎え、ウェビナー「徹底考察 2022年の海上コンテナ輸送」を開催します。新型コロナウイルスの感染拡…
日本財団、無人運航 実証実験。来年1月から開始
日本財団は17日、昨年2月から推進している無人運航船プロジェクト「MEGURI 2040」に参画する5つのコンソーシアムの実証実験が2022年1月から順次スタートすると発表した。同財団は無人運航船…
JR九州高速船、「クイーンビートル」、来年3月にも日本船籍へ
JR九州高速船は16日、運航する新型高速船「クイーンビートル」(豪オースタルで建造)をパナマ船籍から日本船籍へ変更する手続きを開始したと公表した。今後、日本船籍化に必要な対応を進め、来年3月に変更す…
【MariTech 海事未来図】商船三井・JRCS、AIで見張り業務支援。物体認識技術を検証
商船三井とJRCSは17日、両社の知見・技術を駆使し、航行中の見張り業務支援のため、「AI(人工知能)による物体認識技術」の活用可能性を調査すると発表した。JRCS独自開発のコンピュータービジョン(…
米竜巻、穀物輸送「影響なし」。中小型BC、市況下落も
中小型バルカーの穀物輸送で、10―11日に米国南部や中西部で発生した竜巻の影響は特段生じてはいないようだ。邦船社の担当者は「竜巻発生前に、穀物の収穫は終わり、ミシシッピ川沿いのサイロ(貯蔵庫)に集め…
パワーエックス、DNVとLOI締結。電気運搬船本格導入へ
世界初となる電気運搬船の実現に向けて取り組むスタートアップ、パワーエックス(PowerX)は17日、船級取得に向けてノルウェー船級協会DNVとLOI(意向表明書)を締結したと発表した。DNVは世界初…
【国内船主の今】(294)借り換えが生む錬金術。担保価値が急騰、JOLCO増加
「夏場から秋にかけてコンテナ船の中古船価がうなぎ上りで急騰した。つまり船舶融資における担保価値が跳ね上がっている」 12月上旬、冷たい雨が降る東京都内の午後。喫茶店で船舶ファイナンス関係者が空前…
【航空混載】JAFAまとめ、11月輸出重量23%増。3カ月連続で9万トン超え
航空貨物運送協会(JAFA)がまとめた11月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比23%増の9万3573トンと12カ月連続で増加した。機械、半導体関連などの荷動き好調で、3カ月連続で9万トン超を維持…
南星海運、日韓航路 新造船を投入。伊予三島に追加寄港
韓国船社の南星海運は、京浜・名古屋港と韓国・釜山を結ぶ「BKH」に新造船「STAR CHASER」(963TEU型)の投入を開始した。本船は17日午前7時半、東京港品川埠頭に着岸。南星海運グループで…
近畿地整、果物の混載輸出で実験。阪神港経由で香港へ
【関西】国土交通省近畿地方整備局は17日、農水産物など食の輸出拡大を目指した海上混載輸送試験を大阪府・堺泉北港の堺青果センターで公開した。小口貨物の海上混載が実現すれば低コストで輸出が可能となる。試…
マースク、ユニリーバの国際物流管理、PFネオナブ提供
コンテナ船最大手マースクは16日、日用品大手の英ユニリーバと国際物流・サプライチェーンマネジメントに関するパートナーシップを締結したと発表した。マースクはデジタルサプライチェーンプラットフォーム(P…
山九、サウジでデポ・倉庫運営。約7万平方メートル賃借
山九は16日、サウジアラビアの現地法人山九サウジアラビア(本社・ジェッダ)が同国西岸のキングアブドラ・エコノミック・シティー(KAEC)に「KAECコンテナヤード(KCY)」を建設し、コンテナデポと…
米ロシックス、ラピステクノロジーと提携。倉庫空間可視化サービス拡充
物流施設の空間の可視化ソリューションなどを手掛ける米国Locix(ロシックス)は16日、ロームのグループ会社ラピステクノロジーと提携すると発表した。無線LSI(大規模集積回路)を活用した独自のクラウ…
シンガポール航空、A350F型7機導入。B747―400Fと代替
シンガポール航空は16日、エアバスと貨物機エアバスA350F型7機の購入に向けて基本合意書を締結したと発表した。納入は2025年第4四半期になる予定で、同社は保有する貨物機ボーイング747―400F…
【21年10大ニュース】日通、NXグループビルが竣工
日本通運は17日、グループの2021年10大ニュースを発表した。来年1月4日に「NIPPON EXPRESSホールディングス」を持ち株会社とする新体制への移行を前に、建設を進めていた新統合拠点NXグ…