LA・LB港、課徴金3度目延期。滞留減少、ターミナル独自徴収も
米ロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)両港は11月29日、滞留コンテナに対する課徴金の徴収開始を6日まで延期すると発表した。滞留コンテナの減少が進んでおり、3度目の延期を決めた。高額な課徴金を…
JMU子会社、民生転用 自律運航船。実証実験、内航・研究船など
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)子会社で防衛装備品を手掛けるジャパンマリンユナイテッドディフェンスシステムズ(JMUDS)は30日、同社が開発した多目的水上自律無人艇(USV)「うみかぜ」を使用…
UECC、ハイブリッド自動車船竣工。世界初、LNG燃料+バッテリー
日本郵船とスウェーデン船社ワレニウスラインズの合弁会社ユナイテッド・ヨーロピアン・カーキャリアーズ(UECC)は11月29日、LNG(液化天然ガス)燃料とバッテリーを組み合わせた世界初のハイブリッド…
【インタビュー 海運トップに聞く 下期の舵取り】(3)川崎汽船・明珍幸一氏、業績回復 事業・投資見直しへ
――上期(4―9月期)は経常利益が前期比24倍の2380億円と好調、黒字転換した。どう分析・評価するか。「コンテナ船事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)の好業績に加え、ドラ…
国交省、LNG燃料船開発など支援。事業計画7件認定
国土交通省は30日、海事産業強化法に基づき創設された事業者などに対する新たな計画認定制度で、第2弾として7グループ21社の造船事業者が策定した7件の事業基盤強化計画を認定したと発表した。中心となるの…
英IDWAL、プレセール検船34%増。英法律事務所「売買の透明性向上」
英国の船舶検査大手IDWALマリンが中古船市場で展開する売船者主導の新しい検船モデル「プレセールインスペクション」(売船前検査)の利用が拡大している。同社の今年の売船前検査は前年比34%増のハイペー…
揚子江船業、投資部門を分離・上場。「世界のESG造船所に」
中国民営造船大手の揚子江船業は11月29日、投資部門を1年以内に分社化し上場させる方針を発表した。揚子江船業はシンガポール証券取引所に上場しており、投資部門の分離・上場により独立した上場会社2社の体…
ケッペル、170億円規模の工事受注。FSRU・FPSO関連
シンガポールの海洋・船舶修繕大手ケッペル・オフショア・アンド・マリン(O&M)は11月25日、子会社のケッペル・シップヤードを通じ、FSRU(浮体式LNG〈液化天然ガス〉貯蔵・再ガス化設備)の改造工…
バイオ燃料、製造コスト「1リットル200円」へ。ユーグレナ、JRTTセミナーで
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、JRTT)は11月29日、横浜市内で内航船支援セミナーをオンライン配信も併用し開いた。バイオベンチャーのユーグレナの尾立維博執行役員・エネルギーカンパ…
【新型コロナ】政府、外国人船員 入国可。「特段の事情」で
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の発生を受け、政府は30日から、外国人の新規入国を原則停止にしたが、外国人船員については引き続き「特段の事情のある外国人」として入国を認める。日本国内…
国交省、軽石被害防止へ対策事例集公表
国土交通省海事局は30日、小笠原諸島(東京都)の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火によるものとみられる軽石による船舶への被害防止に向け、安全運航のポイントと対策事例集を公表した。安全運航のポイントとして航…
WW、クラブネスからCEOを招聘。来年6月までに就任
北欧の自動車船・RORO船大手ワレニウス・ウィルヘルムセン(WW)は11月29日、ラッセ・クリストファーセン氏をCEO(最高経営責任者)に招聘(しょうへい)すると発表した。2022年6月1日までに就…
全日本海員組合、役員人事・新役員体制
全日本海員組合 【役員人事】 (11月8日)組合長(組合長代行)松浦満晴▽組合長代行(中央執行委員)鈴木順三▽退任(組合長)森田保己 (11月9日)中央執行委員(関東地方支部長)齋藤洋…
鈴与、8月期決算、経常益3.8倍で過去最高。拠点拡充で新顧客獲得
【中部】鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)の2021年8月期の経常利益は前の期比3・8倍の69億円で、過去最高益となった。拠点拡充により新たな地域で顧客を獲得するなど、国内物流事業が好調に推移した…
ヨコレイ、冷蔵倉庫事業、コンテナ不足が業績圧迫。保管量減少、今期 増収減益
ヨコレイの松原弘幸社長ら幹部は11月29日、横浜市内の本社で会見し、2021年9月期(前期)決算の概況や中期経営計画を説明した。冷蔵倉庫事業では海上コンテナ不足で輸入貨物の入庫が滞り、保管量の減少が…
CMA―CGM、早期引き取りでインセンティブ。LA・LB港で
仏船社CMA―CGMは30日、米国西岸ロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)港の混雑緩和のため、両港に荷揚げされた輸入コンテナを早期引き取りした際、最大でコンテナ1本当たり200ドルのインセンテ…
北米西岸主要港、10月コンテナ、6%減の262万TEU。滞船増加が影響か
北米西岸主要港の10月コンテナ取扱量は、7港合計で前年同月比6%減の261万6000TEUだった。マイナスは9月に続いて2カ月連続。ロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)両港などでの混雑により、…
トレードワルツ、貿易コンソーシアム79社に。業種多様化、連携・実証加速
貿易情報連携プラットフォーム(PF)「TradeWaltz」を運営するトレードワルツは30日、同社が事務局を務める貿易コンソーシアムに日本通運や三菱倉庫、MSC、川崎汽船など14社が新たに参加し、会…