IMO・MEPC77、IMRF承認見送り。技術資金配分など検討へ
22日に開幕したIMO(国際海事機関)の第77回海洋環境保護委員会(MEPC77)で、提案されていた「国際海事研究開発基金(IMRF)」の承認が見送られた。技術開発を支援する資金が先進国と発展途上国…
グローク、内航タンカー3社出資。三菱商事含め計6社に
自動・自律運航技術開発などを手掛けるフィンランドの技術系スタートアップのグローク・テクノロジーズは足元で、国内外船社や国内金融機関計5社から新たに出資を受けた。このうち3社は上野トランステック、鶴見…
石連会長、通常の海上輸送で対応。石油備蓄放出決定受け
石油連盟の杉森務会長(ENEOSホールディングス会長)は石油価格高騰を抑制するため、政府が石油の国家備蓄放出を決めたことについて、「通常から備蓄している油種入れ替えは例年行われているもの。個社の事情…
【MariTech 海事未来図】川崎汽船、ラッシング資材管理を可視化。自動車船向け、IoT活用
川崎汽船は25日、物流機器の販売を手掛けるアヴィエラン(本社・名古屋市)と共同で、自動車船の非自走貨物用ラッシング(貨物固縛)資材をIoT(モノのインターネット)で可視化する実証実験を行ったと発表し…
三井E&SHD、四国ドックの株式、持ち分全てを譲渡
三井E&Sホールディングス(HD)は25日、同社が49・5%出資している四国ドック(本社・高松市、林慎一社長、資本金3億5000万円)の株式持ち分を全て譲渡すると発表した。譲渡先については明らかにし…
露鉄道、欧向け通過貨物 急増。海上輸送・港湾混雑が課題。TSIOAJフォーラム
ロシア鉄道によると、海上輸送の混乱などを背景に、アジア―欧州間など、ロシアを通過する「トランジット」の鉄道貨物が急増している。2020年は前年比4割弱の伸びとなったが、21年も同様の勢いを維持する。…
ヤラ、電動コンテナ船 就航。自律運航も視野に
ノルウェー肥料大手ヤラ・インターナショナルは19日、世界初となる自律運航技術とバッテリー駆動システムを採用した120TEU型コンテナ船「Yara Birkeland」の運航を開始したと発表した。同…
国内の洋上風発、日本籍船増加も。カボタージュ規制などで。東京海上日動ウェビナー
国内で洋上風力発電事業の本格化が控える中、日本籍船が増加する可能性が浮上している。東京海上日動火災保険が5日に開いたウェビナーで、「洋上風力関連船」マーケットのポテンシャル、洋上風力関連船特有の留意…
内航21年度上期実績、貨物・油送船2桁増。19年比は5%減
日本内航海運組合総連合会がまとめた2021年度上期(4―9月)の主要元請けオペレーター60社(運航船社)の輸送実績は、貨物船(鉄鋼など7品目)が前年同期比16%増、油送船(黒油など6品目)が12%増…
【Newsクリップ】愛媛銀・山口銀、大型コンテナ船に融資。共同スキームで105億円
愛媛銀行と、山口フィナンシャルグループ子会社の山口銀行は24日、今治造船のグループ企業が取得する1万1000TEU型コンテナ船に対し、共同ファイナンススキーム「コラボローン西瀬戸」を提供すると発表し…
商船三井、安全キャンペーン開催。79隻、2300人参加
商船三井は24日、安全運航キャンペーンの一環で、79隻を対象に13回のオンラインキャンペーンを開催したと発表した。海陸合わせて延べ2300人が参加した。商船三井とグループ会社の役職員が多数参加し、安…
【新型コロナ】船協・造工、来年の合同賀詞交中止
日本船主協会と日本造船工業会は25日、2022年1月の合同新年賀詞交換会の開催中止を決めたと発表した。新型コロナウイルス感染症が収束していない現状を考慮して判断した。…
ジャパンマリンユナイテッド、会社人事
ジャパンマリンユナイテッド (1月1日)IMC出向〈代表取締役社長〉(企画管理本部経営企画部長)奈良間真也▽企画管理本部経営企画部長兼企画管理本部経営企画部関連企業グループ長(企画管理本部経営企…
e―Bid Freight、荷主と輸送業者マッチング。入札管理PFに新機能
ベンチャー企業リーンエナジー(高山敏彰CEO〈最高経営責任者〉)は今月末、荷主の入札支援プラットフォーム(PF)「e―Bid Freight(EBF、イービッドフレイト)」の機能を大幅に拡充する。新…
大和物流、国際物流事業を本格化。越倉庫 開業、グローバル3PL展開
大和ハウスグループの大和物流は24日、国際物流事業を本格化すると発表した。ベトナム現地法人のダイワロジスティクスベトナムが南部ドンナイ省で約2600平方メートルの物流センターの運営を始め、国際輸送や…
KMTC、リーファー900本発注。食品輸送ニーズに対応
韓国船社の高麗海運(KMTC)はこのほど、米キヤリア・トランジコールドが製造するリーファーコンテナ「Prime Line」(プライム・ライン)を新たに900本発注した。老朽化したリーファーコンテナを…
Maritime SheEO、女性活躍促進で国際会議。APMTジャパン熊社長が登壇
海事産業における次世代の女性リーダー育成を目的に設立された国際団体「Maritime SheEO」は25日、オンライン形式の国際会議を開催した。Maritime SheEOが国際会議を開催するのは昨…
韓国、貨物運送スト。港湾物流に影響か
韓国のトラック運転手の労働組合「公共運輸労組貨物連帯」(貨物連帯)が25日から3日間ストライキ(集団運送拒否)に突入することに伴い、港湾物流への影響が懸念されている。コンテナターミナルでの貨物の搬出…