エネティ、洋上風力市場リード。WTIV駆使、日本に照準
モナコ船社のエネティ(旧スコルピオ・バルカーズ)は今夏、洋上風力発電設備設置船(WTIV)大手の英シージャックス・インターナショナルの全株式を取得することで、同社株主の丸紅や商船三井などと合意した。…
ヤンマー、高圧充填で実運用めど。水素燃料電池、試験艇 3時間航行
【関西】機械メーカー大手のヤンマーホールディングスは13日、同グループのヤンマーパワーテクノロジーが開発した舶用水素燃料電池システムを搭載した実証試験艇で、世界で初めて船舶に70メガパスカル高圧水素…
邦船大手、業績上振れも。円安進行 1ドル=113円台。船主にも追い風
為替相場で円安が急速に進んでいる。米長期金利の上昇を契機に、13日午後時点の対ドル円相場は1ドル=113円台と2年10カ月ぶりの円安水準で推移。邦船大手3社の下期前提に比べて3―8円安い。邦船オペレ…
日港協・久保会長、「新たな選択肢に」。内航フィーダー、日本海側トライアル
日本港運協会の久保昌三会長=写真=は13日、東京都内で会見し、日本海側内航フィーダートライアル運航の開始について「企業の国際的なサプライチェーンの強靭(きょうじん)化が求められる中、日本海側荷主にと…
日本向け鉄原輸送、カムサ2隻で分割配船。ケープ1隻分、市況差2倍超
日本向け鉄鋼原料輸送で本来ならケープサイズ1隻で運ぶ貨物をカムサマックス2隻で分割配船する動きが発生している。ケープサイズとカムサマックスのスポット用船市況の値が2倍以上に開き、用船者にとって、カム…
井本商運、国際フィーダー試験運航。11月上旬。神戸―敦賀、境港
【関西】神戸市と阪神国際港湾会社は13日、先に公募していた「国際フィーダー航路拡充トライアル事業」で、事業者に選定された井本商運(神戸市、井本隆之社長)が、11月上旬にも神戸港と敦賀港(福井県)、境…
MOL PLUS、星港ファンドに出資。新規事業 創出めざす
商船三井は13日、投資子会社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「MOL PLUS」(エムオーエル・プラス)が、レインメイキングが運営する「モーションベンチャーズファンド」に出資すると発表し…
ヨートン、水中ロボット搭載へ。裕民LNG焚きケープに
ノルウェーの船舶塗料メーカー大手ヨートンは11日、台湾船社の裕民航運(ユーミン・マリン・トランスポート)が中国船舶集団(CSSC)グループの上海外高橋造船所(SWS)で建造するLNG(液化天然ガス)…
IMO、衛星測位システムを承認。「みちびき」、船舶で国際利用
IMO(国際海事機関)は4日から8日まで開いた第104回海上安全委員会(MSC104)で、日本独自の衛星測位システム「みちびき」を船舶が国際的に利用できる衛星航法システムとして承認した。外洋だけでな…
MPA、星港籍 11月から新制度。DX推進船など優遇
シンガポール海事港湾庁(MPA)は、シンガポール籍船でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、サイバーセキュリティー対策や船員の福祉など持続可能な海運を追求するソリューションを組み込んだ船…
ノルデン、売船で利益積み上げ。数カ月でバルカー7隻
デンマークの不定期船大手ノルデンは12日、ここ数カ月間で中小型バルカー7隻を売船したと発表した。ドライバルク船の用船市況が高水準で推移し資産価値も上昇していることを受け、保有船の売船により利益の積み…
GOGL、85型BC4隻追加発注。中国で2元燃料レディー
ノルウェー船社ゴールデン・オーシャン・グループ(GOGL)は11日、2元燃料(DF)仕様に変更可能な8万5000重量トン型(85型)バルカー4隻を中国造船所に追加発注したと発表した。納期は2023年…
舟山中遠海運重工、64型BC8隻受注。BOCOMM向け
海外紙によると、中国遠洋海運集団(COSCOシッピンググループ)傘下の舟山中遠海運重工は、中国交通銀行傘下のリース会社である交銀金融租賃(BOCOMM・FL)から6万4000重量トン型バルカー8隻を…
SSI、船員の行動規範 策定。権利と福祉保護へ
海運業界の持続可能性の向上を志向するサステナブル・シッピング・イニシアチブ(SSI)は12日、船員の権利と福祉を保護するための行動規範と自己評価ツールを策定したと発表した。ウェブサイト上で公開してい…
川崎汽船グループ、国際風力発電展に出展
川崎汽船、川崎近海汽船、ケイライン・ウインド・サービス、ケイラインロジスティックス、ダイトーコーポレーションは13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された第1回「WIND EXPO秋 国…
現代重工グループ、持ち株会社CEOに鄭氏
韓国造船最大手の現代重工業グループは12日、役員人事を発表し、グループの持ち株会社、現代重工ホールディングスのCEO(最高経営責任者)に同社の鄭基宣(チョン・キスン)副社長が昇格した。造船持ち株会社…
韓国、9月船舶関連輸出。41%減の10億ドル
韓国の産業通商資源部がまとめた輸出入実績(速報ベース)によると、同国の9月の船舶関連輸出額は約10億ドル(約1130億円)で前年同月比41%減だった。マイナスは4カ月ぶり。韓国造船の足元の受注は堅調…
OKIなど、密漁の未然防止に成功
OKI、矢口港湾建設、増毛漁業協同組合は13日、2020年8月から北海道増毛町の実海域で運用しているOKIの「密漁監視ソリューション」により、このほど密漁の未然防止に成功したと発表した。同ソリューシ…
ジャパンP&I、福岡支部が移転
日本船主責任相互保険組合(ジャパンP&Iクラブ)の福岡支部は、11月1日から新住所で業務を開始する。10月29日までは現住所で業務を行う。移転先などは次の通り。住所=〒812―0011福…
TRUST SMITH、貨物積載 AIで最適化。港湾荷役自動化で協議も
AI(人工知能)・ロボット技術を活用したソリューション提供を行うTRUST SMITH(トラストスミス、東京都文京区)が、物流業者の省人化・効率化の取り組みを支援している。先ごろ、AIにより短時間で…