ギアバルク、新スキーム移行完了。オープンハッチ船。今井取締役「日本船主に感謝」
オープンハッチ船保有・運航大手ギアバルク・マネジメントAG(本社・スイス)の今井正取締役=写真=は日本海事新聞の書面取材に応じ、昨夏から日本船主と交渉を進めていた用船スキーム変更について「大変ありが…
陸上支援センター完成、自動運航 実証へ。東京湾―伊勢湾、来年2月 実船使用
日本財団の助成支援を受けて海運・造船・舶用30社を中心に進める無人運航船の実証実験プロジェクト「DFFAS」(Designing the Future of Full Autonomous Ship…
商船三井、露でFSU保有に参画。世界最大級。カムチャツカ・ムルマンスク
商船三井は2日、ロシア極東部カムチャツカと同北西部ムルマンスクで進行中のLNG(液化天然ガス)積み替え基地プロジェクトのFSU(浮体式LNG貯蔵設備)保有に参画すると発表した。韓国の大宇造船海洋が建…
【MariTech 海事未来図】日本郵船、積み付け計画作成 効率化。自動車船、6→2.5時間に
日本郵船は2日、自動車船の積み付け計画作成業務の一部を自動化するため、富士通の量子インスパイアード技術「デジタルアニーラ」を導入すると発表した。1日から試験運用を開始し、2022年4月の本格運用開始…
HMM労使、賃金交渉妥結、スト回避へ
韓国船社最大手HMMの労使間の賃金交渉が2日妥結した。朝鮮日報によると、同日賃上げや奨励金などを盛り込んだ合意案に署名。継続的な賃上げに向けた労使共同のタスクフォース(TF)発足などについても合意し…
スターバルク、ケープでコンテナ輸送。空と実入り1400TEU
ギリシャ船社のスターバルクは鉄鋼原料船ケープサイズバルカーを使い、欧州から中国にコンテナ1400TEUを輸送する。仏調査会社アルファライナーやシップブローカーリポートが報じた。空コンテナに加え、実入…
三菱造船、貨物タンクで承認取得。AIP、液化CO2船が対象
三菱重工業グループの三菱造船は2日、液化CO2(二酸化炭素)船に搭載するカーゴタンクシステムの設計基本承認(AIP)を、仏船級協会ビューローベリタス(BV)から取得したと発表した。船型は特化しておら…
シェル、LNG燃料供給船を用船。クローリーが米国で新造
英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは、米船社クローリー・マリタイム・コーポレーションからLNG(液化天然ガス)バンカリング(燃料供給)船を長期用船する。クローリーが1日、伊造船大手フィンカンティエリグルー…
ギアバルク今井取締役、書面インタビュー全文
ギアバルク・マネジメントAG(本社・スイス)の今井正取締役の書面インタビュー全文は次の通り。(1面参照) ■ビジネス環境改善 昨年後半からのコンテナ船マーケットの上昇、また今年1―3月…
商船三井、タグボート「いしん」。炭素中立LNG使用。国内初 大ガス供給
商船三井は2日、グループ会社の日本栄船(本社・神戸市)運航のLNG(液化天然ガス)燃料焚(だ)きタグボート「いしん」が舶用燃料としてカーボンニュートラルLNG(CNLNG)の供給を受けたと発表した。…
OPECプラス、減産緩和を維持。10月分、日量40万バレル
OPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は1日の閣僚会議で、日量40万バレルの減産緩和を10月も維持することを決定した。OPECプラスは7月の会合で、8―12…
EPS、LNG焚き自動車船発注。金陵船舶に6隻追加
シンガポール船社のイースタン・パシフィック・シッピング(EPS)は、中国・招商局工業集団傘下の招商局金陵船舶(威海)に、LNG(液化天然ガス)燃料対応の7000台積み自動車船4隻プラス・オプション2…
ボルカノ、きょう創立93周年。低環境負荷、技術で貢献
【関西】燃焼エンジニアリングメーカーのボルカノ(本社・大阪市、沖原正章社長)は、9月3日に創立93周年を迎えるのに当たり、沖原社長の談話を公表した。同社は「高効率」「省エネルギー」「低環境負荷」「安…
【MariTech 海事未来図】ベソン、オーシャンボルト買収。データ解析を強化
不定期船の運航管理システムを提供するベソン・ノーティカル(本社・米ボストン)は1日、ドライバルク船関連のデータソリューションサービスを提供するノルウェーのオーシャンボルトを買収すると発表した。…
韓国コンテナ船5社、Kアライアンス発足。東南ア航路で競争力強化
韓国海洋振興公社は1日、HMM、SMライン、長錦商船、興亜ライン、パンオーシャンの韓国コンテナ船5社が加盟する東南アジア航路での韓国型海運同盟「Kアライアンス」が同日付で正式に発足したと発表した。韓…
ジム、LNG焚き7000TEU型、5隻を追加整備。シースパンから新造用船
イスラエル船社ジムは1日、LNG(液化天然ガス)焚(だ)き7000TEU型5隻の新造用船契約を、香港系の独立船社シースパンと結んだと発表した。ジムはすでにシースパンに対してLNG焚き7000TEU型…
財務省関税局、税関検査機器を拡充。22年度概算要求、小口貨物に対応
財務省関税局は、社会悪物品などの水際取り締まり強化や税関検査の円滑化に向けて税関検査機器の拡充を進める。2022年度予算の概算要求では、エックス線検査装置や不正薬物・爆発物探知装置の整備などに25億…
DHLエクスプレス、越―香港―タイ、供給量を拡大。週140トン、EC取り込む
DHLエクスプレスはこのほど、アジア域内の航空貨物輸送能力を拡大した。ベトナム・ハノイ―香港―タイ・バンコク線で機材の大型化を図るとともに、運航便数を従来に比べ週1便増やすことで週140トン弱の供給…
ジオディス、貨物機をリース。定期チャーター輸送を拡充
仏国鉄傘下の国際物流企業ジオディスはエアバスA330―300型貨物機1機をリースし、欧州、米州、アジアをチャーター機などで結ぶ定期航空輸送サービス「エアダイレクト」に今月から投入する。安定したスケジ…