【新型コロナ】中国・寧波港、物流混乱に懸念。感染者発生でCT閉鎖
中国・華東地区のコンテナ港である寧波港(寧波舟山港)は11日、コンテナターミナル(CT)の作業員1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。感染者が発生したターミナルは同日午前3時…
八戸沖座礁チップ船、船体分断 燃油流出
日本郵船は12日、八戸市(青森県)沖で11日朝に座礁した同社運航のチップ船「Crimson Polaris」(4万9500重量トン級、パナマ船籍、2008年竣工)の船体が分断され、油の流出を確認し…
八戸沖座礁チップ船、情報連絡室を設置
八戸市(青森県)沖でチップ船「Crimson Polaris」が座礁した事故を受けて、政府をはじめとする関係機関が事故対応に追われている。政府は12日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置…
乾汽船、経常益87億円見込む。通期業績を上方修正
乾汽船は12日、2022年3月期通期連結経常利益が87億円になりそうだと発表した。前期の経常損失13億円から黒字転換する。ハンディサイズバルカー市況が引き続き高水準で推移すると予想し、5月公表の従来…
米海事法改正案、船社団体が反発。超党派で下院に提出
米国海事法の改正案が10日、民主党と共和党の超党派で提出された。法案では船社に対してコンテナスペースの供給を義務付けるような項目があるなど、著しく荷主寄りの内容となっている。世界の主要コンテナ船社な…
グローク・テクノロジーズ、オルデンドルフが出資。安全航行で協力
フィンランドの新興企業で自律運航技術の開発などを手掛けるグローク・テクノロジーズは11日、同社にドイツの不定期船大手オルデンドルフ・キャリアーズが出資することを決めたと発表した。船舶のより安全な航行…
ハパック1―6月期、EBITDA3.3倍。ヤンセンCEO「SC改善は来年」
独コンテナ船社ハパックロイドが12日発表した、2021年1―6月期業績は、EBITDA(金利・税引き・償却前利益)が前年同期から3・3倍の42億4000万ドル(約4640億円)、EBIT(金利・税引…
中国、鉄鉱石輸入2割減。ケープ市況影響を注視
中国税関総署のまとめによると、7月の鉄鉱石輸入量は前年同月比21%減の8851万トンとなった。中国政府が環境対策の一環で、鉄鋼生産の抑制方針を示したことが影響している模様だ。原油の輸入量も20%減の…
サムスン重工、1―7月新造船受注高13倍。7月にLNG船4隻追加
韓国造船大手サムスン重工業の2021年1―7月の受注高は、67億ドルで前年同期の約13倍に膨らんだ。7月単月でLNG(液化天然ガス)船4隻を追加した。船種はLNG船のほか、コンテナ船、タンカーに集中…
お盆休みのフェリー旅客需要、新型コロナで19年比半減も
今週から来週にかけての今年のお盆休みのフェリー旅客需要は、年間最需要期にもかかわらず低調に推移しているようだ。新型コロナウイルスの急速な感染拡大や、政府が不要不急の移動自粛を要請していることが影響し…
伊フィンカンティエリ、グリーン水素の燃料利用で覚書
伊造船大手フィンカンティエリはこのほど、同国電力会社エネル傘下のエネル・グリーン・パワー・イタリアと、舶用燃料として使用するグリーン水素の製造や供給など統合ソリューションを構築するため覚書(MOU)…
住友商事、船舶脱炭素燃料研究機関に参画。マースク設立
住友商事は11日、世界唯一の船舶向け脱炭素燃料の研究機関「マースクゼロカーボンシッピング研究所」(The Maersk Mc-Kinney Moller Center for Zero Carbon…
【竣工】DACKS、61型バルカー「SABRINA FAIR」
■DACKS 61型バルカー「SABRINA FAIR」 川崎重工業は4日、中国遠洋海運集団(COSCOシッピング)と共同運営する中国大連市の大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS)で、ホーク・マ…
東海汽船、1―6月期経常損失6.1億円
東海汽船が12日公表した2021年1―6月期連結業績は、経常損失が6億1400万円だった。前年同期は8億4200万円。主力の海運関連事業のうち貨物輸送は堅調に推移したものの、旅客輸送がコロナ禍で大き…
【Newsクリップ】ITF、船員の求職支援サイト開設。比など船員供給国が対象
ITF(国際運輸労連)はこのほど、船員にマンニングエージェントを紹介するサイト「ITF ShipBeSure」(https://www.itfshipbesure.org/)を立ち上げた。貨物船やク…
玉井商船、通期ドライ市況好調 経常益10億円に。通期予想を上方修正
玉井商船は11日、2022年3月期通期連結経常利益予想を10億円に上方修正すると発表した。ドライバルク市況が想定以上に好調を維持しているためで、前回予想の1億5000万円の黒字から大幅に上振れする見…
【Close up この人】IHI原動機社長・赤松真生氏、省エネ・脱炭素へ技術開発加速。3つの母体 融合進め「面白い会社」に
「お客さまを訪問し、インフラを支えるエンジンなどの『動力源』に対する期待が大きいと感じた。環境性能と経済性が高い動力源を提供するリーダー的存在になりたい」 6月にIHI原動機社長に就任した。同社…
東京港、車両待機時間 改善傾向。東ト協調査、一部CTでは混雑悪化
東京都トラック協会(東ト協)海上コンテナ専門部会は8日、東京港の各コンテナターミナル(CT)で5月に行った海上コンテナ車両の待機時間調査の結果を公表した。それによると、前年調査(2020年5月)と比…
阪神港、CONPAS第2回試験実施。神戸港PC―18、規模広げ23日に開始
【関西】国土交通省近畿地方整備局と阪神国際港湾会社、神戸市港湾局は12日、阪神港(神戸港、大阪港)への新・港湾情報システム(CONPAS)導入に向け、第2回試験運用を23日から神戸港で開始すると発表…