NSY、3000TEU型12隻受注。ワンハイ向け、JMU複数工場で建造
今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の営業・設計合弁会社、日本シップヤード(NSY)は台湾船社ワンハイラインズから、3055TEU型コンテナ船12隻を受注した。ワンハイが28日発表した。ワ…
IMO、GHG短期対策 23年から導入。老齢船の退場を促進。邦船社、EEXI対応でリミッター設置へ
就航中の大型外航船を対象にしたGHG(温室効果ガス)短期対策である「現存船燃費性能規制(EEXI)」と「実燃費格付け制度(CII)」の2つの規制が2023年から導入される。老齢船を市場から退場させ、…
シースパン、1万5000TEU型6隻発注。発注残、1万TEU超45隻に
香港の独立系船主シースパンがコンテナ船の発注残を積み上げている。シースパンは現地時間28日、主要造船所と1万5000TEU型6隻の発注契約を結んだと発表した。これにより同社が2020年12月から発注…
日本郵船・豊田通商、バイオ燃料 試験航行。ケープで星港→南ア
日本郵船と豊田通商は29日、日本郵船が運航するケープサイズバルカー「FRONTIER JACARANDA」にシンガポール港でバイオディーゼル燃料を補油したと発表した。両社は代替燃料の活用を通じて、海…
【市況2021】カムサマックス、主要航路平均3.4万ドル超。電力需要増で手当て活発
8万2000重量トン級カムサマックスバルカー市況が高値を持続している。足元の主要航路平均値は3万4000ドル超を付けた。邦船社の担当者は、「夏場の電力需要増を見据え、日本の電力会社が豪州炭の確保で、…
横須賀フェリー問題、合意至らず協議継続へ。就航は予定通り
横須賀港(神奈川県)の新港埠頭と北九州港・新門司を結ぶフェリー航路の新規開設を巡る問題の解決を図るため、当事者間の話し合いを促進する協議会の第4回会合が29日、横須賀市内で開催された。これまでの議論…
内航燃油価格、A・C重油 9000円高。4―6月、運航コスト増 懸念
NSユナイテッド内航海運は29日、2021年4―6月の内航燃料油価格交渉の結果を公表した。同社が船舶用燃料油大手の兼松ペトロとの間で最も早く妥結した燃油価格(1キロリットル当たり)は、A重油が前四半…
ウィズダム、カムサ3隻を発注へ。EEDI3対応、常石舟山で建造
台湾船主のウィズダムマリングループ(慧洋海運)は25日、EEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3に対応した8万2400重量トン型カムサマックスバルカー3隻の購入を取締役会で承認したと発表した。常…
船員教育機関15校、卒業生576人が海上就職。20年度、コロナ影響 出ず
国土交通省海事局がまとめた船員教育機関15校の2020年度卒業生の求人・就職状況(21年4月1日現在)によると、海上産業(外航、内航、カーフェリー・旅客船、官公庁、水産系)の船員としての就職者が前年…
ネオライン、風力推進船ヤード選定。24年就航めざす
仏船社ネオラインはこのほど、風力推進RORO船建造ヤードを選定する国際入札の結果、同国造船所ネオポリア・モビリティとLOI(発注内示)を交わしたと発表した。同プロジェクトは2024年前半の就航を目標…
VLCC、東南アで洋上備蓄増加。20隻強、原油の先高観で
東南アジア沖でVLCC(大型原油タンカー)の洋上備蓄が増加しつつある。ブローカー筋によると、先週時点でマレーシア・シンガポール周辺のVLCCの洋上備蓄は20隻強に達し、重油を中心に一部で原油のストレ…
フロントライン、VLCC2隻買船。1隻9000万ドル
ノルウェーの原油タンカー大手フロントラインは28日、2019年竣工のVLCC(大型原油タンカー)2隻を購入したと発表した。スクラバー(排ガス浄化装置)搭載船で購入額は1隻当たり9000万ドル。10―…
ベルシップス、ウルトラマックス2.4万ドルで2年貸船
ノルウェーのドライバルク船社ベルシップスは29日、ウルトラマックス4隻を期間1―2年の定期貸船契約に投入すると発表した。このうち3隻は期間2年で用船料2万2000―2万4000ドル、残り1隻は期間1…
ダイアナ、パナマックス貸船。10―12カ月・2.5万ドル超
ギリシャのバルカー船主ダイアナ・シッピングは25日、パナマックス1隻の定期用船契約を締結したと発表した。2005年竣工の7万6225重量トン型「Melia」を、オランダのバイテラ・チャータリングに1…
三井住友海上、SDGs・脱炭素経営で成長へ。海運業界向けセミナー
三井住友海上火災保険は29日、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みと脱炭素経営をテーマに、海運業界向け経営セミナーをウェブ形式で開催した。講師を務めた三井住友海上経営サポートセンターの山田晃司氏…
日産専用船、21年3月期、経常損失14億円
日産専用船が28日付官報に開示した2021年3月期決算は、経常損益が14億円の赤字となった。前の期は4億8900万円の黒字だった。新型コロナウイルス感染拡大による荷動き急落が響いたとみられる。…
海洋政策 参与会議、ゼロエミ船開発を提言
政府の「総合海洋政策本部」参与会議(座長=田中明彦・政策研究大学院大学学長)は29日、菅義偉首相に意見書を提出した。2050年のカーボンニュートラルの実現に向けてGHG(温室効果ガス)を排出しない「…
IHI原動機、新社長に赤松氏
IHI原動機は24日の定時株主総会で、顧問の赤松真生氏=写真=を社長に選任した。同日付で就任。前社長の矢矧浩二氏は顧問に就いた。あかまつ・まさお 85(昭和60)年上智大法卒、石川島播磨重工業…