日本郵船、LPG焚きVLGC発注。2隻、新燃料船でESG追求
日本郵船は8日、川崎重工業にLPG(液化石油ガス)焚きVLGC(大型LPG船)2隻を新造発注したと発表した。2022年の竣工を予定し、郵船にとって初のLPG焚(だ)きVLGC整備となる。郵船はESG…
三菱重工、次世代エネに活路。CO2・アンモニア輸送、新船型開発も
三菱重工業が2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、次世代エネルギー開発・製造分野への投資を強化している。水素関連やCCUS(CO2〈二酸化炭素〉の回収・利用・貯留)に重点を置き、回収したCO…
LA・LB港、混雑 春まで続く公算。貨物ラッシュ
米国西岸ロサンゼルス(LA)・ロングビーチ(LB)両港の混雑は、今春終わりまで続く可能性が高くなっている。米誌ジャーナルオブコマース(JOC)電子版ではターミナルオペレーター関係者の話として、記録的…
ワンハイラインズ、新造バン発注。3.2万TEU分追加調達
アジア近海航路最大手の台湾船社ワンハイラインズは3日、3万2000TEU分のドライコンテナを新たに調達すると発表した。購入額は9965万ドル(約105億円)で、発注の理由について、需要拡大に対応する…
【インタビュー 運航統轄チームの戦略】日本郵船ドライバルク輸送品質グループ長・川口浩氏、運航統轄チーム長・頼本久和氏。ドライ部門ノウハウ結集
日本郵船は昨年4月、ドライバルク輸送品質グループの中に運航統轄チームを設置した。ドライバルク部門の5つの営業グループとNYKバルクプロジェクト(NBP)に在籍する運航担当リーダーを集結させ、それぞれ…
バルチラ、LNG焚き機関36基受注。ヤマル2向け、総額1億ユーロ
欧州舶用メーカーのバルチラはこのほど、新造の砕氷LNG(液化天然ガス)船向けにLNG焚(だ)きの2元燃料(DF)機関「バルチラ46DF」を36基受注した。北極圏のLNGプロジェクト「アークティックL…
現代尾浦、新造船3隻を受注。中型LPG船など
韓国・現代重工業グループの現代尾浦造船は8日、新造船3隻を受注したと発表した。船種別内訳は4万立方メートル型LPG(液化石油ガス)船2隻、4万重量トン型プロダクト(ケミカル)船1隻。オセアニア地域船…
自民有志議員ら、今春めどに政策提言。造船業支援へ勉強会
自民党の有志議員らが造船業を支援するための勉強会「海事産業再建会議」(会長・衛藤征士郎衆院議員)を立ち上げた。最高顧問には二階俊博幹事長が就任。産業支援の5カ年計画を策定し、今春をメドに政府への提言…
江南造船、VLGC最大2隻受注。LPG焚き、天津西南向け
複数の海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)グループの江南造船は同国船社の天津西南海運から、LPG(液化石油ガス)焚(だ)きの9万3000立方メートル型VLGC(大型LPG船)1隻プラス・オプショ…
ストルト、20年11月期純利益25%増。ケミカル船が増益
ノルウェーのケミカル船社ストルト・ニールセンの2020年11月期決算は、純利益が前の期比25%増の2630万ドルと増益だった。ケミカル船事業の増益が寄与した。売上高は4%減の19億5510万ド…
大津重工、52型多目的船受注。最大12隻、23年納期
中国の大津重工はドイツ企業エステ・フェアバルトゥングから、5200重量トン型多目的船6隻プラス・オプション6隻を受注した。大津重工の親会社、天海防務が1日発表した。6隻の契約総額は4416万ユ…
【竣工】旭洋造船、1.1万立方メートル型LPG船「ECO BLIZZARD」
■旭洋造船 1・1万立方メートル型LPG船「ECO BLIZZARD」 旭洋造船は8日、建造していたユニバーサル・ガス・サプライズ向け1万1000立方メートル型LPG(液化石油ガス)船「ECO …
ABB、現代重建造船に機関診断ソフト。HGSと契約
欧州電気システム大手のABBは2日、韓国・現代重工業グループの現代グローバルサービス(HGS)と契約を結び、ABBのエンジン性能診断ソフトウエア「Tekomar XPERT」が現代重工で2018年以…
共栄タンカー、通期純利益下方修正。パナマ1隻減損計上
共栄タンカーは5日、2021年3月期通期連結純利益予想を5000万円に下方修正した。パナマックスバルカー1隻の減損損失約3億4000万円を計上することになったため、前回予想の2億5000万円から見直…
ShipDC、ウェビナーのサポート開始
日本海事協会(NK)の子会社シップデータセンター(ShipDC)は8日、NKから受託している動画配信サービス「ClassNK OnDemand」の一環として、ウェビナーのコンテンツ制作・配信のサポー…
中国CSET、タンカー10隻処分
中国のタンカー船社COSCOシッピング・エナジートランスポーテーション(CSET)はこのほど、船齢15年以上のVLCC(大型原油タンカー)など10隻を処分することを明らかにした。老齢船の減損処理を行…
日舶工、オンラインで舶用工講義
日本舶用工業会は5日、東京海洋大学海洋工学部で舶用工業講義「舶用工業実務論」をオンライン形式で実施したと発表した。人材確保・養成事業の一環で、リクルート・舶用工業の周知を目指す。2008年度から開始…
ユーロナブ、スエズ2隻買船。アンモニア燃料も視野
ベルギーの原油船大手ユーロナブは3日、スエズマックスタンカー2隻を新造買船すると発表した。2隻は燃料をLNG(液化天然ガス)に転換することを想定した設計を採用。さらに、アンモニア燃料に転換することも…
飯野海運、出社率30%継続
飯野海運は4日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて10都府県の緊急事態宣言が延長されたことを受け、出社率30%を目指す現行の勤務体制の期間を延長すると発表した。飯野海運本社と国内グループ会…