政府、北極域研究船を建造。26年度竣工、DF初採用
政府は日本初となる北極域研究船の建造に2021年度から着手する。主機として同種の船としては初めてLNG(液化天然ガス)を燃料として利用するDF(2元燃料)機関を搭載。船体設計は北極域で通年航行できる…
双日マリン、船舶部門 本社移管。4月、舶用は機械4社と統合
双日は27日、4月1日付で双日マリンアンドエンジニアリング(本社・東京都)の船舶部門を本社に移管すると発表した。港湾事業・貨物鉄道との連携によるバリエーションに富んだ物流や、他部門との貨物輸送プロジ…
コンテナ運賃高騰、欧州当局「調査せず」。荷主の要請却下、米中との協議は前向き
欧州委員会(EC)競争総局は、欧州荷主団体が求めていた現在のコンテナ運賃高騰に対する調査について、現時点では調査開始の状況ではないと通知していたことが明らかになった。荷主の間では、収まる気配のないコ…
韓国、海上運賃の実態調査。北米・欧州航路、旧正月控え
韓国海洋水産部は26日、2月中旬の中国の春節(旧正月)連休を控え、海上運賃の実態調査を実施すると発表した。昨年12月にコンテナ船社が公表した運賃が順守されているかを調査。違反する船社に対しては罰金な…
商船三井、砕氷LNG船3隻共有。COSCOと、共有船20隻に拡大
商船三井は中国の海運大手、中国遠洋海運集団(COSCOシッピング)傘下の中遠海運能源運輸と砕氷LNG(液化天然ガス)船3隻を共有する。同社が中遠海運能源と共有するLNG船は20隻に拡大する。商船三井…
【新型コロナ】都港湾局、マスク着用徹底を。海コンドライバーに要請
東京都港湾局はこのほど、海上コンテナ輸送事業者団体に対し、東京港のコンテナターミナル(CT)に出入りする海上コンテナ車両のドライバーに、ターミナル内でのマスク着用徹底を周知することを求める通知を出し…
FMG、LNG焚き商談開始。複数隻5―10年、邦船も応札へ
豪州の資源会社フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)がLNG(液化天然ガス)焚(だ)きケープサイズバルカーの新造整備商談を開始した。2元燃料(LNG・低硫黄油)機関搭載の20万9000重量ト…
ワンハイラインズ、3000TEU型12隻発注。JMUに。トップ10入り視野
アジア近海航路最大手の台湾船社ワンハイラインズは25日、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)、日本シップヤード(NSY)に3013TEU型コンテナ船12隻を発注したことを明らかにした。発注額は5億6…
オルデンドルフ、円筒帆搭載船開発へ。英中各社とJDP締結
ドイツの不定期船大手オルデンドルフ・キャリアーズは26日、風力推進ソリューションとして角度調整が可能な「ローターセール」(円筒帆)をバルカーに搭載する共同開発プロジェクト(JDP)を開始したと発表し…
日本海洋科学、納入。最新シミュレーターを導入。島根県立浜田水産高校に
日本郵船グループの日本海洋科学は26日、古野電気、フルノ九州販売の協力の下、最新型レーダーARPA(自動衝突予防援助装置)シミュレーターを島根県立浜田水産高校(浜田市)に納入した。同校の本科教育課程…
ポスコ、LNG燃料ケープ初入港。鉄原輸送の環境負荷削減
韓国鉄鋼大手のポスコは22日、LNG(液化天然ガス)燃料に対応した18万重量トン級ケープサイズバルカー「HL GREEN」が、同社の光陽製鉄所に初めて入港したと発表した。ポスコは従来型の重油に代わる…
大宇、21年受注高目標77億ドル。前年実績比37%増めざす
韓国造船大手の大宇造船海洋は26日、2021年の受注高目標を77億ドルに設定したと韓国取引所に告示した。前年実績比37%増となる。今年に入り、既にVLGC(大型LPG〈液化石油ガス〉船)複数隻を成約…
海運・造船特別委、海事立国推進議連、海事産業の基盤強化関連法案議論。新たな税制支援も説明
自民党は27日、海運・造船対策特別委員会と海事立国推進議員連盟の合同会議を開き、海事産業の基盤強化を目的にした海上運送法などの改正案について議論を交わした。さらに来年度税制改正では、地域経済をけん引…
比国のコロナ対策、感染国寄港船員、検査2回で解放
フィリピン運輸省はこのほど、同国で乗下船する船員に対するルールを再び変更した。新型コロナウイルスの感染の広がる34カ国に過去14日以内に寄港したフィリピン人船員については、フィリピン到着時と、到着5…
三菱重工機械システム、デッキクレーン新開発。遠隔監視可能な次世代型
三菱重工業グループの三菱重工機械システム(MHI―MS)は、船上での荷役作業用の次世代型デッキクレーンを「Sシリーズ」と命名し、データの遠隔監視機能を追加した「Sシリーズコネクテッド」の販売を開始す…
中船澄西船舶修造、82型BC2隻受注。広東海運向け
複数の海外紙によると、中国船舶集団(CSSC)傘下の中船澄西船舶修造は同国船社の広東海運から、8万2000重量トン型バルカー2隻を受注したようだ。納期、船価は不明。新造船は全長約229メートル…
MAN、DF機関6基受注。ハパックの2.3万TEU型向け
独MANエナジー・ソリューションズは26日、LNG(液化天然ガス)燃料に対応したDF(2元燃料)機関「ME―GI」6基を受注したと発表した。独コンテナ船社ハパックロイドが新造整備する2万3500TE…
関光汽船、華南→日本 複合輸送急伸。国際フェリーの安定性生かす
関光汽船の中国広州発日本向け複合輸送サービス(GSサービス)の貨物取扱量が急増している。昨年10―12月の取扱量は前年同期の5倍以上に達した。中国・華南地区では深刻なコンテナ不足と運賃の高止まりが続…
国際物流戦略チーム、関西での新型コロナ対応 報告。阪神港の現況など
【関西】関西の産官学で構成する国際物流戦略チームの第32回幹事会が27日、オンライン開催された。新型コロナウイルスの感染拡大に対し、近畿での物流への影響について、阪神港や海運、倉庫をはじめとする関連…
名古屋港、CNP検討会始まる。「脱炭素化でも世界初・日本初を」
【中部】中部地方整備局と名古屋港管理組合は27日、「第1回名古屋港カーボンニュートラルポート(CNP)検討会」を開いた。脱炭素社会実現を目指して国土交通省が進めるCNP形成に向け、次世代エネルギーの…