JIFFA、コンテナ支援 国に要望。需給逼迫・運賃高騰。北米向け1600TEU保留
国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)は、昨秋からの海上コンテナ輸送の需給逼迫(ひっぱく)と運賃の高騰に関して支援を求める要望書を国土交通省に提出した。JIFFAが会員に行った緊急アンケートに…
中国造船所、新造船価引き上げへ。人民元・鋼材高、日本勢と値差縮小
中国造船所が新造船価の本格的な引き上げに動くとの見方が強まっている。人民元の対ドル相場の急騰でドル建ての収入が目減りし、鋼材価格の上昇でコストも増加。採算が悪化した中国ヤードがバルカーでは既に、船主…
米国、スエズなど6隻制裁。ベネズエラ産石油輸送で
米国財務省は19日、ベネズエラ産石油の輸送に従事したとして、ウクライナ船社運航のスエズマックスタンカーなど計6隻を制裁対象に指定した。同省は「これらの船舶は最近、ベネズエラの石油を積み上げ、非合法の…
20年日本発航空混載、輸出重量2割減。コロナ響く
航空貨物運送協会(JAFA)が公表した2020年(1―12月)の日本発航空貨物の輸出取り扱い実績は、重量が前年比19%減の78万4500トンだった。新型コロナウイルス感染拡大により、世界中で製造業を…
【インタビュー 環境変化に挑む ドライバルク部門】(中)商船三井取締役常務執行役員・田中利明氏。事業再編、ワンストップ実現
――昨年12月にドライバルク事業の再編を発表した。その狙い、目的は。「ドライバルク事業全般の強化が目的だ。この4月に一般不定期船、木材チップ船、パナマックス(鉄鋼産業や国内電力向けを除く)を商…
江南造船、VLGC2隻受注。中国向け。LPG焚き、環境対応
中国船舶集団(CSSC)グループの江南造船と中国船舶工業貿易は18日、中国の東華石油(長江)との間で9万3000立方メートル型のVLGC(大型LPG〈液化石油ガス〉船)2隻を建造する契約を締結した。…
中国リース、船舶資産11%増6.9兆円。交通銀行が首位
中国の船舶リース顧問企業Sマリン・アドバイザーズの集計によると、中国リース会社の2020年末時点の船舶ポートフォリオ(金融資産)総額は前年比11%増の665億ドル(約6兆9100億円)となった。コロ…
ABS船級の中型タンカー、初のアンモニア燃料対応
米船級協会(ABS)は19日、ギリシャ船主バルディノヤニス・グループのアビン・インターナショナルが発注したABS船級のスエズマックスタンカーが、世界初のアンモニア燃料対応船になる予定だと発表した。同…
内航元請け輸送量、貨物船11月4%減。自動車生産回復で鋼材復調も
日本内航海運組合総連合会がまとめた2020年11月の主要元請けオペレーター(運航船社)60社の輸送実績は、貨物船が前年同月比4%減(鉄鋼など7品目)だった。新型コロナウイルス感染拡大による生産の落ち…
大連船舶重工、85型BC2隻受注。中国・山東海運向け
中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工集団と中国船舶工業貿易は18日、中国船社の山東海運と8万5000重量トン型バルカー2隻の建造契約を締結した。受注額、納期は明らかにしていない。中国船舶…
米国イラン制裁、IRISL取引企業7社に。電磁鋼板輸送
米国務省は15日、イラン船社IRISLによる同国向け方向性電磁鋼板などの輸送に関連し、7企業と個人2人に制裁を課したと発表した。方向性電磁鋼板は主に変圧器に使用される部材。今回の制裁対象は、個…
飯野海運、VLCC「洋邦」竣工。国内油社と契約開始
飯野海運は20日、国内石油会社向け新造VLCC(大型原油タンカー)「洋邦」が中国のNACKS(南通中遠海運川崎船舶工程)で竣工したと発表した。飯野海運のVLCCは5隻体制となる。「洋邦」は飯野…
ヤマニシ、新役員体制
ヤマニシ 【新役員体制】 (1月19日)管財人、代表取締役=鈴木正己▽管財人、取締役=松嶋英機▽取締役〈社外〉=小笠原秀一 出本政德氏は管財人および役員を退任した。…
ストームジオ・ジャパン、最適航路選定支援ツール「荒天回避 貨物の安全向上」。27日にウェビナー
気象情報に基づく航海最適化ソリューションを提供するノルウェーのストームジオは27日、「乗組員、船舶、貨物の安全のためのヒントとツール」をテーマにオンラインセミナーを開催する。同セミナーで講師を務める…
航空混載、輸出重量2カ月ぶり増。20年12月、全方面プラスに
航空貨物運送協会(JAFA)がまとめた2020年12月の日本発航空貨物の輸出取り扱い実績によると、重量は前年同月比13%増の8万8400トンと2カ月ぶりにプラスに転じた。全方面がプラスに転換。特に半…
日港協まとめ、年末年始荷役8%増の726隻。今年度、実施港7港増の60港
日本港運協会は19日、今年度の年末年始(2020年12月31日・21年1月2―4日)期間中の本船荷役実績を公表した。総荷役隻数は前年度比8%増の726隻、実施港数は前年度から7港増え60港となった。…
名古屋港、20年外貿コンテナ230万TEU。NCBが前年超え
【中部】名古屋港管理組合統計センターは20日、名古屋港の2020年(1―12月)の外貿コンテナ取扱個数(概数)を発表した。飛島・鍋田の両コンテナ埠頭(1―12月)に、コンテナターミナル以外での荷役(…
JILS、コロナ禍の影響調査。海空で運賃高騰続く。スペース不足も改善見られず
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は1月20日、新型コロナウイルスの感染拡大の物流・サプライチェーンへの影響に関するアンケート調査の結果を発表した。国際物流への影響では、海上・航空貨物の運賃…
PSA、20年は2%増8660万TEU。コンテナ、コロナ禍でも堅調
シンガポール港湾運営最大手PSAの2020年コンテナ取扱量は、前年比2%増の8660万TEUだった。そのうちシンガポール港は0・9%減の3660万TEUと微減した一方、その他の海外ターミナルは…
住友倉庫、神戸・ポーアイの新倉庫稼働。空港・市街地にも至便
【関西】住友倉庫は20日、神戸市中央区のポートアイランドで建設を進めてきた新倉庫「ポートアイランド営業所L―6 300倉庫」(延べ床面積4万9872平方メートル)が竣工し、稼働を始めたと発表した。新…