ONE、2.4万TEU型6隻整備。ハパックも、TA競争力強化へ
邦船3社のコンテナ船事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は24日、今治造船グループの正栄汽船と2万4000TEU超型メガコンテナ船6隻の長期用船契約を締結したと発表した。用船期間…
モザンビーク大型商談、条件付き造船契約。LNG船17隻・3240億円
エネルギー大手の仏トタルが主導するモザンビークのLNG(液化天然ガス)プロジェクト向け新造LNG船の調達商談を巡り、海運会社と韓国造船2社との間でLNG船17隻の造船契約が条件付きで交わされた模様だ…
空コン確保 不透明料金。上海など、現場判断で請求か
コンテナ不足が深刻化するアジア地域では、バンプールなどでの空コンテナ引き渡し時に不透明な追加料金を要求されるケースが増えているようだ。ある日系物流企業担当者によると、中国・上海港近郊のバンプールで空…
日本郵船4―12月期、経常益1000億円超。ドライ改革特損370億円
日本郵船は24日、2020年4―12月期の連結経常利益が1000億円を超える見込みとなったと発表した。また、ドライバルク輸送部門で構造改革に係る特別損失を約370億円追加計上することも明らかにした。…
三井E&S、子会社株一部譲渡など最終契約締結3月末に延期
三井E&S造船を傘下に持つ三井E&Sホールディングスは24日、常石造船への三井E&S造船株の一部譲渡と、三菱重工業への艦艇事業譲渡に関して、最終契約書の締結をそれぞれ来年3月末をめどとすることに変更…
【商社に聞く転換期の船舶ビジネス】(4)丸紅 船舶部長・久富健志氏、船舶プロジェクト推進室長、中村高志氏。プール・自律船 新機軸
■コロナで需要蒸発 ――今年のトレーディング(新造船・中古船・用船の仲介)ビジネスはどう推移したか。「昨年も厳しかったが、今年はコロナ禍でさらに需要が蒸発したような年になってしまった。特に…
今造・JMU、ONEのメガコン建造。JOIN活用前提か。日本の技術力証明
今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)が今回、オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)から世界最大級のメガコンテナ船の建造ヤードに選定されたことは、日本造船の技術力への高い評価を世界に示…
韓国造船大手3社、今月だけでLNG船21隻。主要船種の受注急ぐ
韓国造船大手3社は受注を急いでいる。韓国取引所への告示ベースで、今月に入り23日時点でLNG(液化天然ガス)船、VLCC(大型原油タンカー)、超大型コンテナ船の主要3船種で計41隻を成約。このうち、…
11月の長距離フェリー、旅客31%減の13万1200人。コロナで回復鈍く
日本長距離フェリー協会(会長=尾本直俊・商船三井フェリー社長)が24日に公表した加盟会社の輸送実績によると、調査全航路の11月の旅客輸送人員は13万1200人と前年同月比31%減少した。政府の観光支…
エピックガス・ローリッツェン、中小型LPG船隊統合。計77隻。「BWエピック・コーサン」設立
シンガポール船社エピックガスとデンマーク船社ローリッツェン・コーサンは23日、3500―1万2000立方メートル級のLPG(液化石油ガス)兼エチレン輸送船隊を統合すると発表した。新しく合弁会社「BW…
IMO、船員交代禁止条項に反対。「航行安全を脅かす」
IMO(国際海事機関)は21日、用船契約の中の船員交代の禁止条項に反対する方針を発表した。同条項は一部の用船者が海運会社に求めているもので、貨物積載中の船舶の船員交代の禁止を規定。キータック・リム事…
川崎重工、液化水素タンク新開発。世界最大級の1万1200立方メートル
川崎重工業は24日、世界最大級となる1万1200立方メートル(貯蔵容量1万立方メートル)までの球形液化水素貯蔵タンクの基本設計を完了したと発表した。同タンクは、マイナス253度で体積を800分の1に…
NK船級船、バラスト水処理装置、対象船の45%未搭載
日本海事協会(NK)によると11月末時点で、NK船級船でバラスト水処理装置搭載対象船のうち、隻数ベースで45%が未搭載であることが分かった。搭載期限は依然として2022年がピークとなっている。…
MODEC、洋上船体補修法 ABS承認取得
三井海洋開発(MODEC)は23日、東レと共同で開発した洋上船体補修法が米船級協会(ABS)の承認を受けたと発表した。同補修法は、FPSO(浮体式石油生産・貯蔵・積み出し設備)をはじめとする浮体式海…
商船三井、アクセス多数のリリース 4テーマに大別
商船三井は24日、2020年に同社がプレスリリースした案件の中で、ホームページを通じてアクセス数が多かったものを4つのテーマに大別し発表した。4つのテーマとは、「WAKASHIO座礁・油濁事故…
VLGC同士接触。パナマ運河入り口
パナマ運河の大西洋側の入り口に面するクリストバル港で19日、VLGC(大型LPG〈液化石油ガス〉船)2隻の接触事故が発生した。人的被害はなく、燃料油の漏洩も発生していない。接触したのはシンガポ…
ENEOSオーシャン、会社人事
ENEOSオーシャン (2月1日)船員籍機関長(海務部検船グループマネージャー)下山田亘▽海務部検船グループマネージャー(海務部検船グループ)水野俊也…
韓国船社5社、アジア域内でアライアンス。航路再編などシナジー狙う
HMM(旧現代商船)、SMライン、長錦商船、興亜ライン、パンオーシャンの韓国コンテナ船社5社は23日、東南アジア航路での韓国型海運同盟「Kアライアンス」を結成するための基本合意書を締結した。韓国海洋…