海運各社、洋上風発に商機。郵船「道具立て整う」
海運会社が洋上風力発電分野の取り組みを積極化している。日本郵船は洋上風力発電設備の地質調査を手掛けるオランダのフグロとの協業を発表。シンガポールの海運大手BWグループは洋上風力発電設備設置船を運航す…
【新型コロナ】天津新港、リーファー輸入制限。検査増でプラグ確保困難
コンテナ船社が中国向けリーファーコンテナ輸送を制限している。中国では南米やアジアからの輸入冷凍食品から新型コロナウイルスが相次ぎ検出されたことから、各地の税関が港際での検査を強化している。特に天津新…
JERA社長、アンモニア調達網構築へ。2割混焼、100万kWで年50万トン
国内発電最大手JERA(本社・東京)の小野田聡社長は25日、オンライン記者会見を開催し、2030年代前半に目指す石炭火力発電でのアンモニア20%混焼に向け、「大規模なアンモニアのサプライチェーン構築…
【インタビュー 船舶投融資の新潮流】アンカー・シップ・パートナーズ社長 篠田哲郎氏、ESG軸に5000億円ファンド
船舶投資ファンドを運営するアンカー・シップ・パートナーズ(本社・東京都)が5000億円規模を目指した5号ファンドを検討している。今回は新しくESG(環境・社会・企業統治)に重点を置いた投融資をテーマ…
【MariTech 海事未来図】OKI、海中から音で映像伝送。業界初の実験に成功
OKIとグループ会社のOKIシーテック(静岡県沼津市)は、波浪が発生する実海面で初めて水中音響通信を使用した映像伝送に成功した。音波を利用して水中の無人機などから海上の母船へ映像を送る技術で、光や電…
現代尾浦、中型LPG船2隻受注。22年に引き渡し。1隻5200万ドル規模
韓国現代重工業グループの現代尾浦造船は25日、LPG(液化石油ガス)船2隻を受注したと韓国取引所に告示した。船型は4万立方メートル型。発注者はシンガポールに本拠を置くトレーダーとしており、詳細は明ら…
中船黄埔文冲船舶、1900TEU型船最大4隻受注。台湾NVO向け
中国船舶集団(CSSC)傘下の中船黄埔文沖船舶は、台湾のNVOCC(海上利用運送事業者)カンウエー・ラインから、1900TEU型コンテナ船2隻プラス・オプション2隻を受注したようだ。複数の海外紙が報…
J―ENG、NBP向け主機 陸上公試が完了
ジャパンエンジンコーポレーション(J―ENG)は24日、低圧SCR(選択触媒還元脱硝)システムを搭載した「6UEC35LSE―Eco―B2―SCR」型機関の陸上公試・開放検査が完了したと発表した。同…
長距離フェリー、GoTo効果で旅客改善。10月。先行きに暗雲も
日本長距離フェリー協会(会長=尾本直俊・商船三井フェリー社長)がまとめた加盟会社の輸送実績によると、調査全航路の10月の旅客輸送人員は12万7800人と前年同月比32%減少した。新型コロナウイルスの…
【竣工】サノヤス水島、パナマックス型ばら積み貨物船「THOUSAND SPRING」
■サノヤス水島 パナマックス型ばら積み貨物船「THOUSAND SPRING」 サノヤス造船は19日、水島(岡山県倉敷市)で建造していたパナマックス型ばら積み貨物船「THOUSAND SPRIN…
【市況2020】スエズマックス、リビア増産で上昇。極東向け2.3万ドル
北アフリカのリビアの原油増産を受け、輸送を担うスエズマックスタンカーのスポット用船市況が上昇している。現在、リビアは日量100万バレル超にまで原油の生産量を引き上げている。英クラークソンの統計による…
ジャパンマリンユナイテッド、会社人事
ジャパンマリンユナイテッド (12月1日)企画管理本部スタッフ、参与(企画管理本部人事部長兼人事部人材開発グループ長)丸山裕弘▽企画管理本部人事部長(企画管理本部人事部労政グループ長)小山功…
陸運大手業績、上方修正相次ぐ。荷動き底打ち、コスト管理奏功。「巣ごもり」で宅配増
陸運大手の2021年3月期(今期)業績予想の上方修正が相次いでいる。大手7社のうち5社が4―9月期(上期)業績発表時、営業利益予想を引き上げた。急減していた荷動きが底を打ったとみられ、また輸送業務の…
コンテナ運賃。北米西岸など最高値更新。南米東岸や西アフリカなど、4000ドル超に
コンテナ運賃の上昇が一段と進んでいる。アジア発北米西岸向けコンテナ運賃は40フィートコンテナ当たり3913ドルとなり、先週に続いて過去最高値を更新した。このほか、南米東岸向けや西アフリカ向けなども2…
カリツー、一般貨物の取り扱い強化。10年後の非自動車売り上げ3割に
【中部】自動車部品物流全般を手掛けるカリツー(本社・愛知県安城市、加藤正則社長)は現在、一般貨物の取り扱いを強化している。7月に設置した新部署「カスタマーロジセンター70(ナナマル)」を中心に一般貨…
ユニセフ、ワクチン輸送へ準備。21年に20億回分。航空会社と協議
国連児童基金(ユニセフ)は新型コロナウイルスワクチンの輸送準備を進めている。このほど、汎米保健機構(PAHO)や国際航空運送協会(IATA)と共同でワクチン輸送について協議するためのオンライン会…
日本航空、空陸一貫配送でルーフィと提携。3温度帯、当日配送も
日本航空(JAL)は24日、ビジネス便に特化した配送マッチングシステム「ハコブリッジ」を運営するルーフィ(本社・東京都中央区、渡辺泰章社長)と提携し、国内主要7空港と全国の陸路をつなぐ、空陸一貫配送…
東京都、東京港の港湾施設など、指定管理者を内定
東京都港湾局はこのほど、東京港の客船ターミナルや海上公園、都営空港施設などについて来年度からの指定管理者を内定した。年度内に議会の同意を得て指定を行う。このうち晴海、有明、青海の各客船ターミナ…
JALPA推進協セミナー、物流不動産ニーズコロナ禍で加速。日本GLP帖佐社長が講演
日本物流不動産評価機構(JALPA)推進協議会(河田榮司委員長)は24日、東京都内で「ポストコロナの時代、拡大する物流不動産のニューノーマル」をテーマに第14回セミナーを開いた。オンラインと併用で約…
独バキュテック、ワクチン輸送で合意。大手製薬会社と。冷蔵コンテナ提供で
航空貨物コンテナなどの製造を手掛ける独バキュテック(va―Q―tec)は18日、新型コロナワクチンの国際流通を目的とした冷蔵コンテナの提供で、大手製薬会社と包括的合意を締結したと発表した。ワクチン承…