飯野海運、LPG焚きVLGC発注。邦船オペ初、川重が建造。エクイノール向け
飯野海運は23日、川崎重工業にLPG(液化石油ガス)燃料焚(だ)きVLGC(大型LPG船)1隻を新造発注した。坂出工場(香川県)で2021年の竣工を予定し、ノルウェーのエネルギー大手エクイノールとの…
カタール、中国にLNG船16隻発注。総額3200億円。今後、海運選定へ
カタール国営石油は22日、中国の滬東中華造船とLNG(液化天然ガス)船の船台予約で合意したと発表した。隻数は最大16隻とみられ、2027年にかけて引き渡しを受ける。契約額は110億カタールリヤル(約…
郵船・長澤社長、「一丸となり苦境乗り切る」。海上職を激励
新型コロナウイルスの感染が広がる中、日本郵船の長澤仁志社長=写真=はこのほど、同社の各船船長ら海上職関係者を激励するメッセージを出した。その中で長澤社長は「この難しい状況下、『モノ運び』の最前線であ…
日本海事新聞社からのお知らせ、本日から4ページ体制
平素より日本海事新聞(紙版・電子版)をご愛読いただきありがとうございます。23日付第1面の告知にてお知らせさせていただきました通り、本紙は本日から4ページ体制に移行します。日本海事新聞社は昨日…
本紙、海事アカデミアをライブ配信。デジタル化さらに推進
日本海事新聞社は22日、教育研修事業「海事アカデミア」をオンライン配信で実施した。受講対象者は海事関連業界の各社に入社した新卒社員と3年以内の方。当初は集合研修方式で同日に実施予定だったが、新型コロ…
【インタビュー One Sea参加】MTI船舶物流技術部門長・安藤英幸氏。「有人自律」まず照準
日本郵船グループの技術開発系子会社MTIは昨年、2025年までの自律運航船の実用化を志向するグローバルアライアンス「One Sea」に参加した。MTIの安藤英幸船舶物流技術部門長は、「『高度な自動化…
ABS、低炭素最新動向で報告書。次世代燃料を紹介
米国船級協会ABSはこのほど、国際海運への低炭素燃料の導入に関する最新動向を示すアウトルック(報告書)をまとめ、水素やアンモニアなど将来導入が見込まれるゼロカーボン燃料について紹介した。ABSは、温…
神戸製鋼、今造1.1万TEU型に機器採用。来年1月に第1船竣工
神戸製鋼所は23日、同社製のクランク軸と中間軸が、今治造船が建造する1万1000TEU型コンテナ船シリーズに採用されたと発表した。来年1月に第1船が竣工する予定。船舶業界では環境規制の進展に伴…
韓進重工業、債権団が保有株売却へ。競争入札実施か
韓国内向けの艦艇などの建造に特化した韓進重工業の債権団は、保有する同社株の売却を決めた。韓国内の金融機関で構成する株主協議会は21日、同協議会とフィリピンの金融機関が保有する普通株式約6949万株(…
現代重工、全工場で生産中止。災害再発防止で点検
韓国造船最大手の現代重工業は23日、全工場の生産を中止し、災害再発防止のための安全点検を実施した。死亡事故も含めた労働災害が足元で相次いだことを踏まえて行われた。24日には生産を再開する。…
海事局長会見。コロナで経営悪化。公的支援活用呼び掛け
国土交通省の大坪新一郎海事局長=写真=は23日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている海事業界に対して「政府が緊急経済対策で打ち出した公的融資や雇用調整助成金を活用してほしい」と…
海技教育機構、小樽短大定員40人に。入学総数400人に増加
独立行政法人・海技教育機構が運営し、2021年度から開校する国立小樽海上技術短期大学校(北海道小樽市)の定員が1学年40人となる。これを受け同機構の海技大学校、短期大学校、技術学校の全ての入学定員は…
3月期決算、発表延期相次ぐ。郵船・飯野・ヤマトなど
海運・物流業界で、2020年3月期決算発表の延期が相次いでいる。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令などを受け、決算業務や監査に遅れが生じているためだ。日本郵船は23日、5月11日に予定…
博多港、アイランドシティ物流用地、琉球海運に引き渡し
福岡市港湾空港局は23日、博多港アイランドシティ地区の港湾関連用地約1・5ヘクタールの分譲について、琉球海運(本社・那覇市)に引き渡したと発表した。倉庫を併設したシャーシプール・バンプールなどで利用…
北九州港、新門司・響灘、産業用地の分譲公募開始
北九州市港湾空港局はこのほど、北九州港新門司地区(マリナクロス新門司)と響灘臨海工業団地(東部)の2カ所で、臨海部産業用地の分譲公募を開始することを明らかにした。2案件のうち、新門司地区は2期…
JR貨物、GW輸送計画。コンテナ列車759本を運転
JR貨物は22日、ゴールデンウイーク(GW)中の貨物列車運転計画を発表した。25日から5月7日までの13日間で合計759本(前年同時期比15%減)のコンテナ列車を運転する。JR貨物は例年GWや…
【港湾統計月報】2019年4月分
国土交通省は3月24日、港湾統計月報2019年4月分を発表した。4月のコンテナ個数の合計は、前年同月比3%減の192万5170TEUだった。このうち外貿コンテナは、0.3%増の158万4283TEU…
日本GLP、先進的物流施設 茨城・常総に。21年7月竣工。円滑な搬出入・首都圏アクセス・労働環境整備
物流不動産大手の日本GLPは22日、茨城県常総市で物流施設「GLP常総」(延べ床面積約6万1000平方メートル)の起工式を行ったと発表した。2021年7月の竣工を予定する。同施設は、都心から約…