郵船クルーズ/「飛鳥III」建造を具体化。既存船は星港センブコープで改装
日本郵船グループの郵船クルーズ(坂本深社長)は、保有・運航する客船「飛鳥II」に続く新造船「飛鳥III」の検討を本格化する。今月1日付で「新造船検討プロジェクトチーム」を発足、今後2年をめどに検討結…
九州電・西部ガス・中国電・郵船/LNG燃料供給で実験。九州初、ノウハウ蓄積
九州電力、西部ガス、中国電力、日本郵船は15日、北九州港でLNG(液化天然ガス)バンカリング(燃料供給)の実証実験を実施した。環境負荷の低いLNGは、次世代の船舶用燃料として期待されているが、燃料供…
サノヤス/国内初、LNG焚きチップ船。コンセプトデザイン、AiP取得
サノヤスホールディングス(HD)は15日、連結子会社のサノヤス造船がLNG(液化天然ガス)を燃料とする木材チップ船のコンセプトデザインを完成させ、概念設計承認(AiP)を日本海事協会(NK)から取得…
乾汽船/外航13億円の赤字。今期見通しで説明会
乾汽船は15日、東京都中央区の本社で投資家向け決算説明会を開催し、2020年3月期の外航海運事業の連結営業損益が13億円の赤字となる見通しを明らかにした。前期は11億円の赤字。市況低迷とバラスト水処…
シップ・オブ・ザ・イヤー2018/商船三井の自動車船。新機軸評価
日本船舶海洋工学会は15日、商船三井が運航する南日本造船建造の6800台積み自動車船(PCC)「ベルーガ・エース」を「シップ・オブ・ザ・イヤー2018」(SOY2018)に選定したと発表した。6層の…
【水平線】長過ぎ10連休
「できれば連休明けにしてほしかった」。今春海外に転勤したある船会社の社員が自身の赴任時期について発した言葉だ。今年のゴールデンウイーク(GW)は史上初の10連休。ただこれは国内だけの話。十分休んでか…
北米航路/米中対立、リスク要因に。船社の中国依存度高く
荷動きが好調だったアジア-北米航路にとって、米中貿易戦争の激化が今後の大きなリスク要因となっている。主要コンテナ船社のアジア発米国向け(北米東航)コンテナ貨物に占める中国積みの割合にはばらつきがあり…
【MariTech 海事未来図】デジタル化団体DCSA/CMAなど5社加盟。コンテナ輸送の7割占める
コンテナ船業界のデジタル化推進を目的とする業界団体「デジタルコンテナシッピングアソシエーション」(DCSA)は14日、仏船社CMA-CGMなど5社が新たに加盟すると発表した。これにより加盟船社は9社…
シップデータセンター/IoS―OPで初登録。ソリューションプロバイダー2社
日本海事協会(NK)の子会社シップデータセンター(ShipDC)は15日、船舶IoT(モノのインターネット化)の共通基盤「IoSオープンプラットフォーム(IoS-OP)」でソリューションプロバイダー…
日本郵船・J―ENG/バイオ燃料活用共同研究で契約
ジャパンエンジンコーポレーションは15日、バイオ燃料を用いたエンジン試験の共同研究開発契約を日本郵船と締結したと発表した。J-ENGは日本郵船の協力を得て、バイオ燃料製造などを手掛けるグッドフューエ…
船舶輸組4月まとめ/受注41%増の75万総トン。全船バルカーで14隻
日本船舶輸出組合が15日発表した4月の輸出船契約(受注)実績は、75万総トンで前年同月比41%増だった。受注隻数は2隻増の14隻で、全船がバルカーとなった。船価は上昇基調にあるものの、緩やかなペース…
国交省/総額2.5億円助成。革新的造船技術12件に
国土交通省海事局は15日、IoT(モノのインターネット化)などの新技術を活用した革新的な造船技術の研究開発事業12件(新規3件、継続9件)に対し、補助金の交付を決定したと発表した。2019年度予算で…
海保庁/海上保安レポート、19年版を発刊
海上保安庁は14日、同庁の活動を紹介する「海上保安レポート2019」を刊行した。同リポートは毎年、海上保安の日(5月12日)に合わせて刊行している。今年は「増大する危機に立ち向かう」との題材で日本周…
函館どつく/3月期決算:営業損失2.8億円。新造船は4隻を成約
名村造船所の連結子会社、函館どつくの2019年3月期決算は、営業損失が2億8200万円となった。前の期の24億円から赤字幅が縮小した。受注工事損失引当金が前の期と比べ減少したほか、コスト削減効果や為…
阪神内燃機工業/3月期決算:営業利益7.9億円。内製化・経費削減奏功
阪神内燃機工業の2019年3月期単独決算は、営業利益が7億8700万円と前の期比4%増だった。主機関販売量と部分品販売量が減少したものの、内製化や経費削減に努めたほか、償却費負担が減少したことなどが…
ジェンコ/1―3月期:純損失780万ドル。売上高は22%増
米国のドライバルク船社ジェンコ・シッピング&トレーディングが9日発表した2019年1-3月期決算は、純損益が780万ドルの赤字となり前年同期の5581万ドルの赤字から損失幅が縮小した。前年同期は56…
東海汽船/1―3月期:経常損失2.9億円。船舶燃料費増加で
東海汽船が14日公表した2019年1-3月期連結業績は、経常損失が2億8600万円だった。船舶燃料費の増加もあり、赤字幅が前年同期の2億3500万円から拡大した。売上高は貨物輸送量が減少したことで前…
阪神内燃機工業/会社人事
阪神内燃機工業 【新役員体制】 (6月27日)代表取締役社長、社長執行役員=木下和彦▽代表取締役専務執行役員、技術部・調達部管掌=川元克幸▽取締役常務執行役員、東京支店長、営業部門管掌=藤村…
ニチレイ/新中計、海外事業を加速。21年度売上高比率30%。低温物流、欧州など積極投資へ
ニチレイは14日、長期経営目標「2030年の姿」と2019―21年度中期経営計画「WeWill2021」を発表した。30年には売上高1兆円(18年度実績5801億円)、海外売上高比率30%(同14%…