【市況2022】スープラ型、主要航路2.7万ドル維持。極東―欧州で鋼材輸送活発
5万―6万重量トン級のスープラマックスバルカー市況が高値を維持している。足元の5万8000重量トン型(58型)の用船料は、主要航路平均値が日建て2万7000ドル台。極東積み欧州揚げの鋼材輸送や、ロシ…
【22年3月期】旭タンカー、経常益20%増20億円、外航小型船の収益向上
旭タンカーが24日発表した2022年3月期決算は、経常利益が前の期比20%増の20億円と増益だった。内航海運会社の買収によるコスト増はあったものの、外航の小型船の収益向上が寄与した。売上高は9…
【22年3月期】商船三井ドライバルク、経常益30億円に。市況上昇で大幅増益
商船三井のドライバルク事業子会社、商船三井ドライバルク(旧商船三井近海)が23日付官報に開示した2022年3月期決算は、経常利益が30億円となった。ドライバルク市況上昇と円安を追い風に、前の期の1億…
【22年3月期】新来島どっく、単独営業損益が黒字化。建造隻数は25隻
新来島どっくの2022年3月期単独決算は、営業損益が1億円の黒字だった。前の期は8億円の赤字。黒字転換した要因は明らかにしていない。純利益は前の期比14%減の6億円となった。期間中は生産性の向上に努…
シュルテグループ、日本代表に坂野氏
船主業や船舶管理業を手掛けるドイツの海運大手シュルテグループ(本社・ハンブルク)は23日、日本の代表者に三井物産出身の坂野耕二氏=写真=が就くと発表した。坂野氏はシュルテグループの日本での新しいビジ…
MOLプラス、スタートアップ企業支援に参画。星港MPAが主催
商船三井が100%出資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「MOL PLUS」(MOLプラス)は23日、シンガポールで開かれる海事アクセラレータープログラム「スマートポートチャレンジ202…
商船三井ドライバルク、新役員体制
商船三井ドライバルク 【新役員体制】 (6月22日)代表取締役=菊地和彦▽代表取締役=中島正歳▽取締役=柿嶋由希江▽非常勤取締役=鍬田博文▽非常勤取締役=森口輝実▽非常勤取締役=片桐俊之▽監…
名村造船所、会社人事
名村造船所 (6月23日)取締役兼専務執行役員生産業務本部長兼鉄構事業部管掌兼ISO総括(取締役兼専務執行役員生産業務本部長兼ISO総括)力武光男▽内部監査室長(内部監査室副室長)松本好生…
国土交通省、人事異動
国土交通省 (6月26日)港湾局付(カンボジア王国派遣中)成川和也▽港湾局付(インドネシア共和国派遣中)池田哲郎 (6月27日)大臣官房付・即日辞職〈海技教育機構理事〉(内閣府沖縄総合事務局…
【国内船主の今】(319)ポシドニア後 商談活発。EEXI導入、船舶陳腐化も
「アフターコロナで商談が動くかもしれない」■海外船社の来日 6月下旬、都心の喫茶店で海運ブローカーが取材に応じた。ポシドニア海事展をはさみ、海外船社の動きは慌ただしかった。5月には来日ラッシ…
小名浜港、荷主助成 受け付け開始。貨物上限を50TEUに引き上げ
福島県小名浜港利用促進協議会はこのほど、荷主に対する助成制度の申請受け付けを始めた。同制度は小名浜港のコンテナ航路を利用した荷主に対し、一定金額を補助するもの。今年度から助成対象となる貨物量上限を前…
【MariTech 海事未来図】IQAX、COSCOがeBL導入。ブロックチェーンを基盤に
香港の物流テック企業IQAXは23日、中国船社COSCOシッピングラインズと、グループの香港船社OOCLがIQAXの電子船荷証券(eBL)を導入することを決めたと発表した。IQAXのeBLはブロック…
中部地整、水際・防災対策連絡会議開く、10港164機関で情報共有
【中部】中部地方整備局は23日、2022年度「水際・防災対策連絡会議」を対面・オンラインで開いた。管内10港(清水、御前崎、田子の浦、名古屋、三河、衣浦、四日市、津松阪、尾鷲、鳥羽)から参加した16…
DHLSC、豪物流会社を買収。トラック輸送強化
ドイツポストDHLグループのDHLサプライチェーン(DHLSC)は21日、豪物流会社のグレンキャメロングループの全株式を取得すると発表した。同社買収により、豪州のトラック輸送市場におけるDHLグルー…
フェデックス、純利益70%減。3―5月期、コスト上昇響く
国際物流大手フェデックスの2022年3―5月期業績は、売上高が前年同期比8%増の243億ドル(約3兆2700億円)、営業利益が7%増の19億ドル、純利益が70%減の5億5800万ドルだった。売り上げ…
日本トランスシティ、持続可能性方針 策定。重要課題は4項目
【中部】日本トランスシティは24日、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向けて、サステナビリティー(持続可能性)方針を策定したと発表した。併せて四つのマテリアリティー(重要課題)も特定した。…
イースタン・ドリーム、舞鶴寄港を一時休止。RORO船で代替、航路は存続
韓国・東海港とロシア・ウラジオストク港を結ぶ国際貨客フェリー「イースタン・ドリーム」(1万1478総トン、130TEU積み)は6月から、京都舞鶴港への寄港を一時的に休止している。舞鶴には週1便寄港し…
MSC、華北・韓国―東南ア、7月から新サービス
スイス船社MSCはこのほど、中国・華北と韓国、東南アジアの港湾を結ぶ新サービス「Pertiwi」を7月上旬から開始すると発表した。各港をダイレクトに結び、競争力のあるトランジットタイムを提供する。…
日東物流、新社長に三木田氏
日東物流は24日、三木田博史常務取締役=写真=が代表取締役社長に昇格する人事を発表した。同日開催した株主総会と臨時取締役会で決定した。河内満社長は同日付で退任、特別顧問に就任した。みきた・ひろ…