岡崎通運、熱田運送の事業承継。鋼材輸送サービス維持
【中部】岡崎通運(本社・愛知県岡崎市、天野保弘社長)は26日、名古屋市の熱田運送の事業を承継したと発表した。鋼材輸送の事業を引き継ぎ、既存顧客のサービス維持を図る。熱田運送は1951年の創業で…
【10月貿易概況】名古屋港、輸出額4%減。自動車減産 影響続く
【中部】名古屋税関がまとめた貿易概況(速報)によると、10月の名古屋港の輸出額は前年同月比4%減の1兆369億円で2カ月連続のマイナスだった。9月に続きメーカーの減産による自動車輸出減少が響いた。輸…
都港湾局、外貿埠頭など。指定管理者に東京港埠頭を内定
東京都港湾局は22日、品川埠頭外貿岸壁など公共外貿コンテナ埠頭4施設と客船ターミナル施設、船舶給水施設の指定管理者に東京港埠頭会社を内定したと発表した。期間は来年4月1日から2027年3月31日まで…
船井総研ロジ、海上運賃予測でウェブセミナー
船井総研ロジは12月8日、「2022年海上コンテナ運賃大胆予測」と題するセミナーをオンラインで開催する。講師に北米航路に強みを持つNVOCC(海上利用運送事業者)ジャパントラストの菅哲賢社長=写真=…
物流連、標準化・脱炭素化を加速。池田会長が会見
日本物流団体連合会は25日、オンラインで記者会見を開いた。池田潤一郎会長(日本船主協会会長、商船三井会長)は、物流の標準化・脱炭素化を加速していく考えを示した。昨今の物流を取り巻く環境について「コロ…
清水港、脱炭素化に向けてCNP協議会設置。30日に初会合
【中部】清水港でカーボンニュートラルポート(CNP)の取り組みが始まる。次世代エネルギーの輸入・貯蔵や脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化で温室効果ガス排出をゼロにするCNP形成に向け、官民一体で検討…
【リスクと生きる】(57)山崎正晴・危機管理コンサルタント:情報漏えい通知義務。被害公表 企業価値高める
2020年6月12日に公布された「改正個人情報保護法」が来年4月1日に施行される。これにより、原因のいかんにかかわらず、個人情報の漏えい(およびその「恐れ」)を知った者は、関係当事者と当局に遅滞なく…
【記者の視点/鈴木一克】内航船の建造見通し。省エネ・省CO2対応が焦点に
日本内航海運組合総連合会は今月前半、内航船の建造動向を調査した結果を公表した。建造実績がある造船所などを対象に9月から10月にかけて建造計画などを聞いたところ、2021年度の建造隻数(見込み数、起工…
【シリーズ 平成海事30年史】(13)平成13(2001)年
1、日本経済の動向 2001年の景気は米国のIT(情報技術)不況の影響で、春先から急速に後退色を強めた。4月に小泉純一郎政権が誕生すると、官邸主導の改革を打ち出し、6月下旬には、2―3年…
海保庁・日本財団、第2回世界海保実務者会合、人材育成・情報共有など議論。初のオンライン開催
海上保安庁と日本財団は16―18日、「第2回世界海上保安機関実務者会合」を初めてオンライン形式で開催した。世界から計98の海上保安機関など(88カ国、10の国際組織)が参加。会合運営ガイドラインや海…
日本郵船、CFAA国際シンポ参加。アンモニア燃料の取り組みなど紹介
日本郵船は25日、日本科学未来館(東京都江東区)で開かれたクリーン燃料アンモニア協会(CFAA)主催の「第3回CFAA国際シンポジウム」のセッションとパネルディスカッションに参加したと発表した。郵船…
九州運輸振興センター、船舶乗組員を対象にバリアフリー講習会。宮崎県内で初
九州運輸振興センターは16日、日本財団の支援と助成を受け、「バリアフリー講習会 in 宮崎港」を開いた。九州運輸局との共催で、同センター主催の旅客船業界を対象にしたバリアフリー講習会は宮崎県で初めて…
近畿運輸局・神戸運輸監理部、造船・舶用セミナー、水素・無人船などテーマ。12月15日に大阪で
近畿運輸局と神戸運輸監理部は12月15日、「造船業・舶用工業経営技術セミナー」を大阪市内で開く。海事産業での水素の利活用や、造船産業の変遷と無人運航船の未来などをテーマに講演がある。セミナー第…
【海のある風景】三浦アルプスからの東京湾口―現代日本の縮図
三浦半島(神奈川県)には標高200メートル前後の山脈があり、三浦アルプスと呼ばれる。写真はアルプス近くの田浦梅林から見た横須賀港、東京湾口浦賀水道航路、対岸は千葉である。いろいろな機能が見られる。手…
海難審判日程、長崎12月分(船名、トン数、事件名、審判官、理事官の順)
7日 貨物船第8英裕丸(499)乗り揚げ、覺前、神崎 21日 モーターボート幸春丸(4・1)モーターボート智丸(3・64メートル)衝突、覺前、神崎…
【日本港運協会特集】地球に優しい未来港湾
2~3面 〈対談〉久保昌三・日本港運協会会長×吉田さくら・2021年ミス日本「海の日」 久保会長「持続可能な港づくりを」 吉田さん「港湾の重要性を実感」 4面 …
【日本港運協会特集】〈対談〉久保昌三・日本港運協会会長×吉田さくら・2021年ミス日本「海の日」。港湾の役割と将来像。久保会長「持続可能な港づくりを」。吉田さん「港湾の重要性を実感」
島国日本の経済活動や国民生活の維持に不可欠な「港湾」は今、変化の過渡期にある。港湾物流のデジタル化や国際競争力の強化などの取り組みに加え、港湾機能の高度化を通じて温室効果ガス(GHG)の排出を…
【日本港運協会特集】聞く:国土交通省港湾局港湾経済課長・奈良和美氏、港湾の人手不足 対策本格化
国土交通省港湾局は5月、全国の港湾運送事業者1154者を対象に実施した「港湾労働者不足に関する実態調査」の結果を公表した。同省が港湾労働者不足について、その背景や理由などを含む総合的な調査をするのは…
【日本港運協会特集】阪神港、環境とテック見据え進化
関西と世界を物流でつなぐ阪神港(神戸港、大阪港)。21世紀に入り地球規模での環境保護、グローバル経済の進展、情報通信技術(ICT)の発達といった著しい変化に呼応し、阪神港もまた未来の港へと進化を続け…
【日本港運協会特集】神戸港、環境に配慮した港湾めざす
脱炭素社会の切り札として期待される水素。この水素に着目した神戸市は「水素スマートシティ神戸構想」の実現を掲げる。オーストラリアで水素を製造し、神戸港まで海上輸送して貯蔵するサプライチェーン・プロジェ…