【インタビュー 変革期の舶用メーカー】(7)ナカシマプロペラ代表取締役社長・中島崇喜氏、統合最適設計 付加物一体で
■独BMSを買収 ――ナカシマプロペラの概要は。「当社は船舶の推進性能や操船性の最適化を目指す総合推進器メーカーだ。主力製品はメガコンテナ船のような外航船向けの大型固定ピッチプロペラで、国…
今治造船、西多度津でタンク製造。LNG燃料船需要拡大で
今治造船は25日、LNG(液化天然ガス)燃料船の需要拡大に伴い、LNG燃料タンクを西多度津事業部(香川県多度津町)で製造し、2023年度から供給を開始すると発表した。これに向けて多度津町と24日、地…
サムスン重工、1.3万TEU型5隻受注。1隻1.3億ドル、24年末引き渡し
韓国造船大手のサムスン重工業は28日、コンテナ船5隻を受注したと発表した。アジア船主向けとしており、詳細は明らかにしていない。船型は1万3100TEU型となる。契約総額が8036億ウォン(約6億59…
三菱重工マリンマシナリ、出力制限装置追加設置へ。蒸気タービン向けサービス
三菱重工マリンマシナリは、主機タービン(蒸気タービン)へのエンジン出力制限(エンジン・パワー・リミテーション、EPL)装置追設のサービスメニューを設けている。EEXI(既存船エネルギー効率指標)規制…
【竣工】三菱重工マリタイムシステムズ、護衛艦「くまの」
■三菱重工マリタイムシステムズ 護衛艦「くまの」 三菱重工マリタイムシステムズは22日、防衛省向け護衛艦「くまの」=写真=を竣工、引き渡した。三井E&S造船の艦艇・官公庁船事業を承継する新会社…
日立造船など、浮体式基礎の技術開発開始。セミサブ型ハイブリッドで
日立造船と鹿島建設は24日、洋上風力発電の低コスト化プロジェクトに関する「浮体式基礎製造・設置低コスト化技術開発事業」を開始したと発表した。グリーンイノベーション基金事業として、新エネルギー・産業技…
BEMAC、独身寮が完成。4月から運営
BEMAC(本社・愛媛県今治市)が昨年から建設を進めていた独身寮「驀進(ばくしん)ベース」がこのほど完成し、4月から運営を始める。BEMACでは、驀進ベースを通じて、魅力的なデザインで快適な居住施設…
NK、舶用 食品鮮度保持。DENBAに認証
日本海事協会(NK)は28日、イノベーションエンドースメントの製品・ソリューション向け認証を、食品の鮮度保持技術を開発・販売するDENBAジャパンが開発した舶用食品鮮度保持装置「DENBA+Mari…
ワンハイ、1.3万TEU型5隻発注。サムスン重に総額7億ドル
台湾船社ワンハイラインズは25日、1万3100TEU型コンテナ船5隻を韓国・サムスン重工業に発注したと発表した。総投資額は最大7億ドル(約860億円)。これにより、ワンハイによる同船型の韓国造船所へ…
【竣工】JMU横浜、漁業取締船「鳳翔丸」
■JMU横浜 漁業取締船「鳳翔丸」 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は18日、横浜事業所(横浜市)で建造していた水産庁向けの漁業取締船「鳳翔丸」=写真=を引き渡した。同船は水産庁所属の…
古野電気、船陸間データ収集システム、NKから革新技術認証取得
古野電気は25日、船陸間データ収集システムが、日本海事協会(NK)から認証を取得したと発表した。NKの革新技術を対象とした認証サービス「イノベーションエンドースメント」によるもので、先進的な機能が確…