近鉄GHD、KWE完全子会社化へ。TOB、総額1680億円
近鉄グループホールディングス(GHD)は13日、現在44・11%を出資する近鉄エクスプレス(KWE)に対して公開買い付け(TOB)を開始することを明らかにした。買い付け価額は1株当たり4175円。総…
【市況2022】カムサ型、印向け石炭輸送活発。主要航路3万ドル目前。猛暑で電力需給逼迫
インドで発生している猛暑・熱波の影響で、石炭需給が逼迫(ひっぱく)し、同国向け石炭輸送が活発化しているようだ。8万2000重量トン級カムサマックスバルカーの船腹手当てが進み、同船型のスポット用船レー…
住友倉庫、市況高騰踏まえ決断。米ウエストウッド売却、売却益110億円
住友倉庫は13日に大阪市内で開いた決算会見で、同社孫会社の米国海運会社ウエストウッドシッピングラインズ社の売却を決めたことに言及し、コンテナ市況の記録的な高騰局面を踏まえ最適なタイミングでの売却だっ…
【22年3月期】乾汽船、経常最高益135億円。ハンディ高騰持続。年配224円
乾汽船が13日発表した2022年3月期連結決算は、経常損益が135億円の黒字(前の期は13億円の赤字)と過去最高益を達成した。主力のハンディサイズバルカー市況の高騰持続が寄与。純損益は118億円の黒…
日新、大型危険物倉庫が着工。横浜市内で来年9月開業
日新は12日、横浜市神奈川区恵比須町に建設する「神奈川埠頭危険物倉庫」(仮称、保管面積8573平方メートル)の起工式を同日行ったと発表した。新倉庫は危険物倉庫と高圧ガス倉庫の機能を備え、来年9月に開…
【期末決算を読む】(1)商船三井、定航除く経常益も高水準
商船三井の2022年3月期の連結経常利益は、前の期比5・4倍の7217億円となった。08年3月期の3022億円を大幅に上回り、14期ぶりに過去最高益を更新した。最大のけん引役は、歴史的な好業績…
【22年3月期】名村造船所、営業損失95億円に。コスト削減で赤字縮小
名村造船所が13日発表した2022年3月期連結決算は営業損失が95億円となり、赤字幅が前の期の104億円から縮小した。鋼材価格の高騰を受けて工事損失引当金を積み増したものの、グループを挙げたコスト削…
【22年3月期】三井E&S、経常損失257億円に拡大。MODEC苦戦などで
三井E&Sホールディングス(HD)が13日発表した2022年3月期連結決算は、経常損失が257億円と前の期の82億円から赤字幅が拡大した。持ち分法適用関連会社の三井海洋開発(MODEC)が21年12…
【22年3月期】明治海運、外航利益75%増61億円。LNG船など新規稼働
明治海運が13日発表した2022年3月期連結決算は、経常利益が前の期比66%増の43億円だった。LNG(液化天然ガス)船2隻やタンカー、チップ船の新規稼働により、外航海運事業の営業利益が75%増の6…
【22年3月期】阪神内燃機、経常益17%増。主機関の生産高増加
阪神内燃機工業の2022年3月期単独決算は、経常利益が前の期比17%増の5億9400万円だった。主機関の生産高増加や、コロナ禍の影響による販売関連費用の減少などが寄与した。1株当たりの配当は5円増の…
【22年3月期】赤阪鉄工所、経常黒字1.9億円。営業外収益が増加
赤阪鉄工所が13日発表した2022年3月期単独決算は、経常損益が1億9700万円の黒字に転換した。前の期は1億4500万円の赤字だった。助成金収入などの営業外収益が当初計画を大幅に上回ったほか、主機…
【22年3月期】栗林商船、経常益6億3000万円。燃油費増も貨物需要回復
栗林商船が13日公表した2022年3月期連結業績は、経常利益が6億3000万円だった。前期から「収益認識に関する会計基準」を適用しており、前の期比の増益率は未開示だが、単純比較で2・1倍。主力の海運…
日本郵船、新燃料油添加剤を開発。スラッジ分散・燃費削減
日本郵船は13日、グループ会社の日本油化工業と新燃料油添加剤「ユニック800Eco」を共同開発したと発表した。「ユニック800Eco」は、適合燃料油の中で生じる固形物でフィルター詰まりの原因となるス…
国土交通省、人事異動
国土交通省 (5月16日)派遣インドネシア共和国(海事局付)織田陽一▽海事局安全政策課長補佐(海事局検査測度課船舶検査官)佐藤将登▽海事局検査測度課船舶検査官(外務省在ニューヨーク日本国総領事館…
【国内船主の今】(313)海外オペ来日ラッシュ。イースター明け、欧州勢動くか
「海外の有力オペレーター(運航船社)や船主が、せきを切ったように次々と来日し始めている。国内の船主や造船所との久しぶりの対面を機に、新たな商談が動き出す可能性がある」(商社船舶部) ゴールデンウ…
主要FW5社、4月輸出重量14%減。中国、2―4割減 物流混乱続く
航空貨物フォワーダー(FW)主要5社(日本通運、近鉄エクスプレス、郵船ロジスティクス、西日本鉄道、阪急阪神エクスプレス)の4月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比14%減の6万950トンと4カ月連…
航空大手3社前期業績、国際貨物1・5―2倍の増収。ANA2期連続最高
航空大手3社(ANAホールディングス〈ANAHD〉、日本貨物航空〈NCA〉、日本航空〈JAL〉)の2022年3月期の国際貨物事業の売上高は、全社が前の期に比べ1・5―2倍の大幅増収となった。新型コロ…
【航空混載】郵船ロジ、4月輸出重量18%減。4カ月連続マイナス
郵船ロジスティクスの4月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比18%減の1万1949トンだった。全方面が1―2割減少し、全体重量は4カ月連続のマイナスとなった。方面別で見ると、TC1(米州)が…