日本郵船、インドネシア人養成。LNG船で船機長誕生、中途・キャデット採用
日本郵船はインドネシアでのLNG(液化天然ガス)プロジェクト投入船への配乗を念頭に、インドネシア人船員の確保・育成に注力している。昨年には郵船グループのLNG船で初のインドネシア人の船長、機関長が誕…
商船三井、新造LNG船 定期貸船。大宇建造、三井物産と契約
海外情報によると、商船三井は三井物産と新造LNG(液化天然ガス)船1隻の定期用船契約を結んだ。契約期間など詳細は不明。商船三井は同契約に投入するLNG船を韓国・大宇造船海洋で建造し、2024年末まで…
JMUなど4社、洋上風発の低コスト化。NEDOイノベ事業採択
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)、日本シップヤード(NSY)、ケイライン・ウインド・サービス、東亜建設工業の4社が共同で取り組む「洋上風力発電の低コスト化プロジェクト」が、NEDO(新エネルギー…
【インタビュー 船舶融資 地銀の戦略】百十四銀行融資部 船舶ファイナンス室長・久米隆史氏、船主と共にリスク取る
百十四銀行(本店・香川県高松市)は融資部内に「船舶ファイナンス室」を設置したのを機に、海事関連産業向けの貸出残高を順調に伸ばしている。久米隆史船舶ファイナンス室長に、シップファイナンスを取り巻く現況…
液化水素運搬船 豪州到着。「すいそ ふろんてぃあ」、初の国際航海
川崎重工業が建造した世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」(タンク容量1250立方メートル)が20日、豪ヘイスティングス港の液化水素積み荷基地に着桟した。同船は、昨年12月に船級を日本海事協…
商船三井、波力発電事業を推進。ボンボラ社に5.5億円出資
商船三井は21日、波力発電装置開発メーカーの英ボンボラウエーブパワー(本社・ウェールズ)に出資すると発表した。出資比率は非開示で、出資額は354万ポンド(約5億5000万円)。商船三井は2020年か…
ホーグ、9100台積み自動車船、最大12隻 中国に発注。通期予想は上方修正
ノルウェーの自動車船・RORO船大手ホーグオートライナーズは20日、中国の招商局重工(江蘇)に、環境負荷の低いLNG(液化天然ガス)燃料に対応した9100台積み自動車船最大12隻を正式発注したと発表…
【市況2022】ケープサイズ、1年半ぶり8000ドル台。需要不透明・出荷停滞
鉄鋼原料を輸送する18万重量トン級ケープサイズバルカーのスポット用船市況が下降線をたどっている。足元の主要航路平均値は2020年6月以来、約1年半ぶりに日建て8000ドル台を付けた。中国の鉄鋼需要に…
アンカー・シップ。辻会長 6月退任へ。創業15周年機に
船舶投資ファンドを運営するアンカー・シップ・パートナーズ(本社・東京都)は21日、6月の株主総会後に辻肇取締役会長が退任する役員人事を内定した。新役員として、横井太一常務執行役員が常務取締役に昇格…
海事振興連盟、「海の日」固定化へ。祝日法改正めざす
超党派の海事振興連盟(会長・衛藤征士郎衆院議員)は21日、衆院議員会館(東京都千代田区)で臨時会合を開き、国民の祝日「海の日」の7月20日への固定化を求める決議を決めた。議員立法で「海の日」を固定化…
【モーリシャス座礁】船骸撤去が完了
2020年夏に発生したモーリシャス沖でのケープサイズバルカー「WAKASHIO」座礁事故を巡り、同船を保有していた長鋪汽船グループ(本社・岡山県)は21日、現地の船骸撤去作業が完了したと発表した。…
【国内船主の今】(298)超低金利が生んだ成長。四半世紀の追い風、転換期は来るのか
「“山一ショック”から25年がたった。あれから四半世紀にもわたる日本の超低金利が日本船主の急成長をもたらした」 年始のゆったりした雰囲気に包まれた都内のレストラン。船舶ファイナンス関係者が感慨深…
AIT、複合輸送を拡充。バングラ発日本、SC混乱に対応
世界的なサプライチェーン(SC)の混乱が続く中、大手フォワーダーのエーアイテイー(AIT)は複数の輸送モードを組み合わせた複合輸送サービスの拡充を続けている。昨年7月には、バングラデシュから東京・名…
ヤマト・日航、国内長距離路線に貨物専用機。24年4月から運航開始
ヤマトホールディングスと日本航空(JAL)は21日、国内の長距離路線で貨物専用機(フレーター)の運航を2024年4月から開始すると発表した。ヤマトグループが機体を導入し、JALグループが運航を担うこ…
成田空港、21年総取扱量 過去最多の259万トン。04年以来17年ぶり
東京税関によると、成田空港の2021年の国際航空貨物取扱量は総取扱量が前年比32%増の259万1255トンとなり、04年(231万トン)以来17年ぶり過去最多を更新した。200万トン超えも2年ぶり。…
日本発北米東航、12月13%減4万1897TEU。TS比率初の4割超
米デカルト・データマインがまとめた2021年12月の日本発北米向け(北米東航)コンテナ貨物量(荷受地ベース)は、前年同月比13%減の4万1897TEUとなった。一方でアジアでのトランシップ(積み替え…
トランコム、星港物流企業を買収。ASEANで成長図る
トランコムは20日、シンガポールの物流企業スターリンク・リソーシズ(SLR)とそのグループ会社H&Sを買収すると発表した。取得価格はアドバイザリー費用などを含め11億4100万円(概算)。ASEAN…
横浜港振興協会・神奈川大、包括連携協定を締結
横浜港振興協会と神奈川大学は21日、持続可能な横浜港の構築や「みなとまちヨコハマ」のさらなる発展に寄与するため包括連携協定を締結し、同日締結式を行った。締結式に出席した横浜港振興協会の藤木幸夫会長は…
KN、港湾の混雑指標提供。世界主要9港、「TEU待機日」
国際物流大手キューネ・アンド・ナーゲル(KN)は20日、世界の港湾の混雑度を示す新たな指標「ディスラプションインジケーター」の提供を始めたと発表した。世界の主要9港を対象に船舶の待機時間を集計し、混…