ラオックス・ロジ、海外事業本格化。山東省の保税倉庫本稼働。BtoB・BtoC物流提供
ラオックスグループの物流会社ラオックス・ロジスティクス(LL)は、海外事業を本格化している。2021年10月に中国・山東省済南市の総合保税区で運営を始めた保税倉庫と日本国内の物流基盤を組み合わせ、日…
ケミカル船ヤード、受注確保に苦慮。LNG焚き、日中で船価差
国内のケミカル船建造ヤードが新造船受注の確保に苦慮している。ケミカル船の運賃市況の低位安定が続く中、鋼材高騰を背景とした船価上昇により、国内外のオペレーターの発注意欲が停滞。さらに欧米オペが志向する…
UECC、バッテリーハイブリッド船 第3船が進水。LNG燃料自動車船
日本郵船とスウェーデン船社ワレニウス・ラインズが出資し欧州域内で自動車船事業を手掛けるユナイテッド・ヨーロピアン・カーキャリアーズ(UECC)は5日、バッテリーハイブリッドシステムを採用したLNG(…
【インタビュー 日本海運に貢献】ライトシップキーアカウントマネージャー(ジャパン)・山田優氏、信頼されるパートナーに
船舶査定・格付け会社ライトシップのキーアカウントマネージャー(ジャパン)に邦船社出身の山田優氏が就任した。安全、環境、船員福祉などに関するプラットフォーム(PF)の提供を通じ、日本の海事クラスターの…
国交省、省エネ格付け 10隻追加。内航船、最高評価は4隻
国土交通省海事局はこのほど、内航船省エネルギー格付け制度で新たに10隻に省エネ・省CO2(二酸化炭素)排出性能が高い船舶として格付けを付与した。最高評価の「5つ星」だったのはセメント船2隻、RORO…
中国塗料、新世代の防汚塗料 発売。CO2排出削減に寄与
中国塗料は今月から、新世代のシリル防汚塗料「SEAFLO NEO SL M」の販売を開始した。新製品では、採用船の60カ月間の平均スピードロス2・5%以下を想定。従来の防汚塗料と比較し7・5%…
広船国際、21年受注高 過去最高。33隻・3600億円規模
中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際(GSI)の2021年の新造船受注高は33隻、総額200億元(約3600億円)超と過去最高を記録した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が発表した。このうち4隻…
【Newsクリップ】日本郵船 名古屋支店、愛知県のSDGs制度に登録。約250の企業・団体と取り組み共有
日本郵船の名古屋支店(名古屋市)はこのほど、愛知県の「SDGs登録制度」に加盟した。同制度に登録する200超の企業・団体とSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みを共有し、郵船グループが進…
【竣工】NACKS、61型バルカー「GREEN MILE」
■NACKS 61型バルカー「GREEN MILE」 川崎重工業は5日、中国遠洋海運集団(COSCOシッピング)と共同運営する南通中遠海運川崎船舶工程(NACKS、中国・南通市)で、サカエ・…
日舶工、鳥取大で説明会。対面形式で50人参加
日本舶用工業会は昨年12月20日、鳥取大学鳥取キャンパス(鳥取市)で「舶用工業説明会」を開いた。同大学工学部工学研究科機械宇宙工学専攻の小野勇一教授の協力の下、工学部機械物理系学科の3年生を対象に対…
【年頭所感】飯野海運・當舍社長、変革をためらうな
■當舍裕己・飯野海運社長 中期経営計画の重点強化策“グローバル事業のさらなる推進”では、ドバイ(アラブ首長国連邦)に現地法人を設立し、英国拠点も増強した。次の重点強化策“サステナビリティー…
川崎重工、21年竣工実績3隻10万総トン
川崎重工業が7日発表した2021年の新造船竣工実績は3隻・10万総トンだった。隻数、総トン数ともに前年と比べ落ち込んだ。21年実績には、実証船の液化水素運搬船は含まれていない。21年の進水実績…
サムスン重工、LNG船1隻受注。約2億345万ドル
韓国造船大手のサムスン重工業はこのほど、LNG(液化天然ガス)船1隻を受注し、韓国取引所に告示した。発注者は中南米船主としており、詳細は明らかにしていない。契約額は2416億ウォン(約2億345万ド…
【国内船主の今】(296)投資ジレンマとFFA。中型バルカー対象、JOLCOと競合
「新造カムサマックス(バルカー)の船価が1隻当たり4000万ドル(約46億円)に達しようとしている今、どこの船主が(このような高値で)発注できるのか」 年明けの5日、商社関係者が電話取材に応じた…
那覇港、アジアの中継拠点港に。長期構想案。26日までパブコメ
那覇港管理組合はこのほど、那覇港長期構想案を取りまとめた。同案は、那覇港の20―30年先を見据えた将来像を示すもので、基本理念を「舟楫(しゅうしゅう)をもって万国の津梁となす、世界と沖縄・日本全国の…
大阪港21年11月コンテナ、13%増の19万TEU。輸入がプラスに
【関西】大阪港湾局が7日公表した大阪港の2021年11月のコンテナ取扱個数(最速報値、空コンテナ含む)は、輸出入合計で前年同月比13%増の19万5122TEUだった。主力の輸入が再び増加基調となった…
JILS調査、荷主、海上輸送の契約先を分散。スポット契約も増加
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)の調査によると、荷主企業の間で海上輸送の契約先を分散させる傾向が広がっている。同社のアンケートで回答企業の4割が契約先を「増やしている」とした(グラフ)。四…
【新型コロナ】キャセイ、長距離貨物便を減便。1―3月、防疫措置強化で
香港キャセイパシフィック・カーゴは6日、香港特別行政区政府による乗務員の検疫強化措置に対応するため、長距離路線を運航する貨物便の供給量を2022年第1四半期(1―3月)に大幅に減便すると発表した。…
クールジャパン機構、越合弁に追加出資。冷凍冷蔵倉庫増設へ
海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)は5日、同社と川崎汽船、日本ロジテムの合弁会社で、ベトナムでコールドチェーン(低温物流)事業を展開する「CLK COLD STORAGE」(CLKコールドス…
多摩川スカイブリッジ、3月12日開通、羽田と川崎つなぐ
多摩川を挟んだ羽田空港周辺と川崎市殿町地区をつなぐ新しい橋梁「多摩川スカイブリッジ」が、3月12日午後3時に開通する。同橋の開通により、羽田空港、東京港、川崎港に近接し、新産業創出と研究開発拠点の集…