ケープサイズがモーリシャス沖で座礁・燃油流出
国内船主の長鋪(ながしき)汽船(本社・岡山県笠岡市)グループが保有・管理し、商船三井が運航するケープサイズバルカー「WAKASHIO(わかしお)」(20万重量トン級、2007年竣工、パナマ籍)がイン…
モーリシャス座礁事故、長鋪汽船と商船三井が共同会見。運航船社に求められる「社会的責任」とは。
長鋪(ながしき)汽船(岡山県笠岡市)の関連会社が保有・管理し、商船三井が運航するケープサイズバルカー「WAKASHIO(わかしお)」(20万重量トン級、2007年竣工、パナマ船籍)がインド洋の島国モ…
【新型コロナ】船協、日本人船員PCR検査へ。掖済会と連携。「船内クラスター絶対阻止」
新型コロナウイルスの感染が広がる中、日本船主協会は日本海員掖済会と連携し、加盟社の外航日本人船員約1800人へのPCR検査の受検体制を整えた。今月3日から掖済会傘下の病院・診療所で順次、検査が可能と…
飯野海運、通期経常益45億円に上方修正。ケミカル船市況高騰寄与
飯野海運は7日、2021年3月期の連結経常利益予想を45億円に上方修正した。前回予想は36億円だった。ケミカル船市況の急騰などで、20年4-6月期決算が想定を上回ったことが主因。新型コロナウイルスの…
東京九州フェリー、来年7月新航路開設。横須賀-新門司、週6便。新造高速船2隻投入
新日本海フェリーは7日、同社などが出資する東京九州フェリーが開設に向け準備する横須賀(神奈川県)-新門司(北九州市)航路について、来年7月から運航を開始する方針を公表した。新造高速フェリー2隻を投入…
レバノン爆発事故、ベイルート港が機能停止。CMA-CGM、支援打ち出す
レバノンの首都ベイルートで4日に発生した大規模爆発により、ベイルート港の港湾機能が停止状態に陥っている。爆心地となったベイルート港は年間130万TEU前後を取り扱うレバノン最大のコンテナ港。創業者で…
4バース供用の南本牧CT、赤羽国交相が視察。横浜港の利促に期待
赤羽一嘉国土交通相が7日、同日全4バースが供用開始した横浜港南本牧埠頭コンテナターミナルと、同埠頭と背後地を結ぶ臨港道路「南本牧はま道路」を視察した。赤羽国交相は就任直後の昨年9月、台風15号で船舶…
大島造船所、前期最終損益53億円の赤字
大島造船所が7日に官報に告示した2020年3月期決算は、最終損益が53億円の赤字だった。前の期は7億7100万円の黒字。営業外収益が縮小したこともあり、経常損益も40億円の赤字(前の期は11億円の黒…
【MariTech 海事未来図】自動運航船、港湾連携も視野に。国際枠組み、シンガポール思惑
シンガポールが音頭を取り、日本を含む8カ国が自動運航船の実用化に向けた国際連携の枠組み「MASSPorts」を立ち上げた。シンガポールは近い将来、商業運航する自動運航船と連携した港の開発に着手したい…
【MariTech 海事未来図】東京海上日動、デジタル化 内航船の事例。アイディア講師に
東京海上日動火災保険は6日、海事産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマにオンラインセミナーを開催した。同社が今年資本業務提携したアイディア(東京都渋谷区)の関係者が、DXによる船舶運…
現代重グループ、7隻9億ドル受注。LNG船など、7月末から一気
韓国造船最大手の現代重工業グループは7月末から8月初旬にかけて、受注を積み上げた。今年に入り韓国造船大手ではLNG(液化天然ガス)船の成約ゼロが続いていたが、現代重工グループが今回4隻を確保。さらに…
三菱造船、「はまゆう」進水。東京九州フェリー向け、長崎本工場で
三菱重工業グループの三菱造船は7日、三菱重工長崎造船所(長崎市)本工場(立神)で、来年7月に東京九州フェリーが開設する新門司(北九州市)―横須賀(神奈川県)航路への新造投入船で1万5400総トン型の…
ユーロナブ、1―6月期売上高倍増。タンカー市況急騰、純利益510億円
ベルギーのタンカー大手ユーロナブが6日発表した2020年1―6月期決算は、純損益が4億8524万ドル(約510億円)の黒字に転換した。前年同期は1903万ドルの赤字。世界的な原油の洋上備蓄ブームを背…
【新型コロナ】JMU、感染者108人に
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は7日、有明事業所(熊本県長洲町)内で勤務している従業員の新型コロナウイルス感染者が、6日午後6時現在で108人に増加したと発表した。これを受けて同事業所で…
【国内船主の今】(228):ジレンマ…再用船先も海外。将来的に8―9割も
「海外オペレーター(運航船社)には懲りているはずなのに、それでも海外オペに頼ってしまう」 ■商流が真逆の案件 8月4日、梅雨明けで酷暑の到来を予感させる中、西日本に拠点を置く船主が電話取材に…
上新電機・三井倉庫ロジ、物流改革へ共同着手。大型施設に拠点集約
上新電機と三井倉庫ロジスティクスは7日、物流改革に共同で着手したと発表した。両社で「物流センター開設プロジェクト」を設置し、外部倉庫を含め3カ所に分かれていた上新電機の物流拠点を大型物流施設に集約す…
日本トランスシティ、売上高1100億円めざす。新中計、5つの重点施策
【中部】日本トランスシティは7日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた新中期経営計画(2020年4月-23年3月)を発表した。5つの重点施策を掲げ、数値目標として連結売上高1100億円(対…
マースク、サファリでの日本直航休止。新フィーダーでサービスを維持
コンテナ船世界最大手マースクは9月初旬で日本・アジア-南アフリカ航路「サファリ」での日本直接寄港を休止する。日本発着貨物については、新日中フィーダーサービス「サクラエクスプレス」を開始し、中国・上海…