北米東航、4月最多176万TEU。上海はロックダウン響く
米調査会社デカルト・データマインが米国税関統計を基にまとめた4月のアジア10カ国・地域発北米向け(北米東航)コンテナ荷動きは、前年同月比7%増の175万8138TEUだった。22カ月連続プラスで、4…
SOY2021、川重建造の液化水素船。日本の水素普及へ前進
日本船舶海洋工学会は12日、川崎重工業が建造した世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」(タンク容量1250立方メートル)を「シップ・オブ・ザ・イヤー2021」(SOY2021)に選定したと発…
JERA、露LNG「代替可能」。調達1割未満。政府方針を注視
国内発電最大手JERAの小野田聡社長は12日のオンライン会見で、同社のLNG(液化天然ガス)調達3000万トン規模のうちロシア産は10%未満にとどまり、対露制裁強化で輸入が困難になった場合でも「代替…
NXHD、1―3月期経常32%増。海外事業けん引、通期を上方修正
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)が12日に発表した2022年1―3月期経常利益は、前年同期(12カ月換算ベース、以下同)比32%増の361億円だった。国際貨物の輸送需要が伸…
国交省、海上運送法改正 検討へ。知床事故受け初会合
北海道・知床半島沖の遊覧船事故を踏まえた小型旅客船事故対策のための国土交通省の有識者会議は11日、初会合を開いた。その会合で出席委員からは「行政の安全対策に隙間があった。事故を機に抜本的な対策を求め…
【市況2022】ケープサイズ、主要航路3万ドル突破。南半球、出荷好調。欧向け遠距離トレード
鉄鋼原料を輸送する18万重量トン級ケープサイズバルカー市況が連日今年最高値を更新し、足元の主要航路平均値は日建て3万ドルを突破した。南半球では雨期が明け、出荷が好調。欧州はロシア出しに代わって、豪州…
CMBテック、初の水素燃料CTV。排ガス最大8割削減
ベルギーの海運大手CMBグループの研究開発企業CMBテックは10日、水素燃料で航行する洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)「Hydrocat 48」の試運転などに成功したと発表した。同船は環境負荷…
商船三井、モーリシャス支援事業選定。11件に総額1億円
商船三井は12日、「公益信託商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」の第1回運営委員会で初年度の助成対象プロジェクトを決定し、4月末から助成金給付を開始したと発表した。「自然環境回復保全…
NSY、64型バルカー成約。約3750万ドルで
今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の商船営業・設計合弁会社、日本シップヤード(NSY)は、ギリシャのグローバス・マリタイムから6万4000重量トン型(64型)バルカー1隻を受注した。船価…
SLNG、商船三井からFSRU用船。受け入れ能力確保
シンガポールでLNG(液化天然ガス)受け入れターミナルの運営などを手掛けるシンガポールLNG(SLNG)が、商船三井からFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)を短期用船した模様だ。SLNGはギリ…
【22年3月期】共栄タンカー、純利益5.5倍8億8200万円
共栄タンカーが11日発表した2022年3月期連結決算は、純利益が前の期比5・5倍の8億8200万円だった。石油製品船2隻の売却益12億円、売却船の特別修繕引当金の取り崩しによる利益1億2700万円が…
【22年3月期】三菱重工、1―3月期5隻成約。受注残フェリーなど16隻
三菱重工業が12日発表した2022年3月期連結決算(国際会計基準)は、商船の造船事業を含むプラント・インフラ(P・I)ドメインの事業損益が236億円の黒字に転換した。前の期は102億円の赤字だった。…
【22年1―3月期】東海汽船、経常損失2億円。船舶用燃油高騰響く
東海汽船が11日公表した2022年1―3月期連結業績は、経常損失が2億2200万円だった。前年同期は2億1400万円の損失。国、東京都からの支援や、小笠原海運の連結子会社化によるプラス効果もあったが…
【22年3月期】J―ENG、経常益53%増6億円。生産台数増・効率向上
ジャパンエンジンコーポレーション(J―ENG)が12日発表した2022年3月期連結決算は、経常利益が6億1300万円と前の期比53%増だった。主機関の生産台数増加で工場の操業が高まり、生産性が改善。…
スワイヤー、WSCに加盟へ
定期船社団体の世界海運評議会(WSC)は12日、スワイヤーシッピングが新たに加盟すると発表した。スワイヤーシッピングはシンガポールに本社を置き、多目的船などを投入してアジア太平洋地域などでサービスを…
蘭ガスニー、FSRU5年用船、2隻目を確保
オランダの国営ガス輸送会社ガスニーは10日、米エネルギーインフラ会社ニューフォートレスエナジー(NFE)から、FSRU(浮体式LNG〈液化天然ガス〉貯蔵・再ガス化設備)1隻を5年用船することで合意し…
運輸総研、「船のCO2削減」、20日にセミナー
運輸総合研究所(JTTRI)は20日、「みんなで実現する船のCO2(二酸化炭素)削減―新たな船舶燃料の導入に向けた国際動向の最前線と展望」と題したセミナーを開く。会場とオンライン併用のハイブリッド形…
船協、GHG排出ネットゼロ取り組み紹介。「SDGs Biz」に出演
日本船主協会は12日、揚羽(東京都中央区)が運営する動画投稿サイト「ユーチューブ」チャンネル「SDGs Biz」内の番組「サステナブル・プロセス―Sustainable Process―」に、環境広…
大阪みなとCNP、計画イメージ確認。第2回検討会、法制面など課題議論
【関西】大阪港湾局は12日、大阪港、堺泉北港、阪南港の府市港湾3港でのカーボンニュートラルポート(CNP)形成に向けた第2回検討会を開いた。検討会では、CNP形成に向けた計画イメージの方向性を確認す…