今治造船・パワーエックス、資本業務提携を締結。10億円出資、電気運搬船開発に参画。脱炭素社会実現へ貢献
今治造船は3日、世界初となる電気運搬船の実現に向けて取り組むスタートアップ、パワーエックス(PowerX)と資本業務提携を結んだと発表した。同社が発行する新株予約権を引き受け、10億円を出資する。ク…
商船三井、浮体式洋上風発で協業。スコットランド企業と
商船三井は3日、英スコットランドの浮体式洋上風力発電事業者フローテーションエナジー(FE、本社・エディンバラ)と日本での協業に合意したと発表した。FE社は日本法人(本社・新潟市)を通じ、日本で計2ギ…
CMA―CGM、1万4000TEU型初入港。横浜港本牧埠頭、南米サービス大型化に対応
仏船社CMA―CGMが運航する1万4000TEU型コンテナ船「APL ESPLANADE」(全長368メートル、全幅51メートル)が3日、横浜港本牧埠頭D4ターミナルに初入港した。本牧埠頭に入港する…
【インタビュー 海洋産業強化 日本に必要なこと】日本郵船会長・内藤忠顕氏、「未来の夢」官民共有を
四方を海に囲まれた日本にとって海事産業の重要性は誰もが認めるところだが、海事・海洋分野に対する一般社会の認知度は決して高くない。官民が連携したさまざまな取り組みも進められているが、立場の違いから来る…
大島造船所、新型カムサ1隻受注。セーフバルカーズから
情報筋によると、大島造船所はギリシャ系船主セーフバルカーズから8万2000重量トン型(82型)カムサマックスバルカー1隻を受注した模様だ。新造船燃費規制「EEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3…
【新型コロナ】鹿島港など、外国人船員 下船禁止へ調整。交代への影響注視
複数の海運関係者によると、鹿島港(茨城県)など関東の一部の港が外国人船員の下船を禁止する方向で調整しているようだ。新型コロナウイルス感染防止の水際対策強化で、外国人の新規入国が原則停止される中でも、…
伊予銀、外航融資7091億円に減。売船で繰り上げ返済増
伊予銀行(松山市)は3日、2021年9月末時点の国内外航海運向けの融資残高が7091億円になったと発表した。売船による繰り上げ返済が増えたことなどから、3月末時点の7303億円から212億円減少した…
OECD造船部会、第三国通報制度導入に向け検討
国土交通省は3日、第133回OECD(経済協力開発機構)造船部会の開催結果を公表した。各国の公的支援措置の透明性を確保するため、日本が第三国通報制度を提案。導入に向け特別会合を開き、運用方法などにつ…
ナブテスコ、電子ガバナーに機能追加。燃費改善、EEXI規制対応
【関西】ナブテスコは3日、既存船のエネルギー効率指標(EEXI)規制に対応した機能を、就航船向け電子ガバナー(調速機)に追加したと発表した。同規制は、新たなCO2(二酸化炭素)削減策として注目されて…
BIMCO、用船契約書、「EEXI条項」策定。出力制限円滑化
国際海運団体BIMCO(ボルチック国際海運協議会)は1日、IMO(国際海事機関)が2023年から導入する「EEXI」(現存船のエネルギー効率指標)規制に対応した定期用船契約のモデル条項を策定したと発…
VL市況影響 限定的か。増産継続も 船腹供給過剰で
OPEC(石油輸出国機構)は2日、非加盟国も交えたOPECプラスの閣僚会議で、8月からの日量40万バレル規模の段階的な増産(協調減産の緩和)を来年1月も継続すると発表した。単純計算で日量40万バレル…
【国内船主の今】(292)The sky is the limit! オペに依存せず生き残り模索も
The sky is the limit! 最近、ある若手の日本船主との会話から突然、英語のフレーズが飛び出した。■可能性は無限大 日本語の直訳は「空には制限がある」。しかし、本来…
星港PSA、米ロジ大手BDPを買収。一貫SCサービス強化へ
シンガポールの港湾運営大手PSAインターナショナルは1日、米国のロジスティクス大手BDPインターナショナルの株式100%を、投資会社グリーンブリアーキャピタルから取得することで合意したと発表した。P…
中国発関西向けコンテナ輸送、華南出し 逼迫感やまず
【関西】中国発関西向けコンテナ貨物輸送の高需要が続いているが、12月に入ってからも特に華南出しでスペース逼迫(ひっぱく)感が収まっていない。物流関係者によると、本船スケジュール遅延やコンテナ不足の影…
国際物流の混乱長期化 見通しと対策。ジェトロ 日系企業調査。北京五輪・米西岸労使交渉を注視。遅延見越し納期設定
日本貿易振興機構(ジェトロ)は先月、国際物流の混乱と企業の対応について世界各国・地域でインタビューを行い、結果を公表した。今後については海上コンテナの運賃高騰が解消するのは2023年以降、航空輸送も…
KMTC、日―韓・中2サービス改編。航路最適化で
韓国の高麗海運(KMTC)は今月、日本と韓国、中国を結ぶコンテナ航路「NCJ」「NBP」の2サービスを改編した。航路の最適化が目的で、両サービスの寄港地を入れ替え、「NCJ」で大分、「NBP」で博多…
大阪港10月コンテナ、4%減の17.7万TEU
【関西】大阪港湾局が2日公表した大阪港の10月のコンテナ取扱個数(最速報値、空コンテナ含む)は、輸出入合計で前年同月比4%減の17万7171TEUだった。主力の輸入貨物が2カ月連続のマイナスとなった…
ワンハイ、香港―珠江のバージ輸送、条件付き一部再開
台湾船社ワンハイラインズは、今月からブッキングを停止していた香港からの珠江デルタバージサービスについて、条件付きで一部の仕向け地のブッキングを再開すると発表した。香港と珠江デルタを結ぶバージ輸送は、…
陽明海運、1.1万TEU型新造船9隻目を受領。「YM TOGETHER」
台湾船社陽明海運は1日、今治造船広島工場で建造した1万1000TEU型新造コンテナ船の命名式を行った。陽明海運は保有船隊の運航効率を高めるため、船主との長期用船契約により、1万1000TEU型の新造…
CNC、年内の新規ブッキング停止。日本発全サービス
仏船社CMA―CGMグループのCNCは今月2日から31日まで、日本発域内全サービスを対象に新規ブッキングの引き受けを停止する。年末にかけて輸送量が増加する中、スペース状況を考慮し、新規ブッキング停止…