コンテナ運賃 そろそろ踊り場? 一部で軟化も。SC混乱は続く
これまで高騰を続けてきたコンテナ運賃だが、ここにきて踊り場感が強まっている。コンテナ運賃市況の一つ上海航運交易所(SEE)のSCFIインデックスは、9月末からほぼ横ばいで推移。SSEがまとめている北…
TECO2030、DNVからAIP取得。水素燃料電池で
海運のゼロエミッション化に向けノルウェーのエンジニアリング会社TECO2030で開発が進められている舶用水素燃料電池システムと燃料電池モジュール「FCM400」が、ノルウェー船級協会(DNV)から基…
OECDなど、「第2の柱」法人税率15%、国際海運は「除外」明記
経済協力開発機構(OECD)加盟国を含む136カ国・地域による国際的な法人税を巡る議論が8日に実施され、最低税率を15%とする措置「第2の柱」について、国際海運に対しては、7月のG20(主要20カ国…
博多港、ICにニトリなど誘致。大型倉庫整備へ
福岡市港湾空港局は8日、博多港・アイランドシティ(IC)で公募していた港湾関連用地2区画の分譲予定者を決定したと発表した。A区画(約4万982平方メートル)はニトリ、B区画(約3万9307平方メート…
【インタビュー 今造グループと連携強化】中国塗料社長・伊達健士氏。舶用塗料 共同開発へ
環境規制が強化される中、海事業界で塗料の役割は重要性を増す。6月に中国塗料社長に就任した伊達健士氏に、今後の戦略を聞いた。(聞き手 浅野一歩)■30年までに世界一 ――5月に発表した改定…
商船三井Gウェビナー、フェリー・RORO船活用を。九州経済調査協会、24年上限規制踏まえ
商船三井グループで九州発着の国内定期航路を運航する商船三井フェリーとフェリーさんふらわあは8日夕、フェリーやRORO船に関するオンライン物流セミナーを開いた。前半に講演した九州経済調査協会の片山礼二…
大韓造船、小型コンテナ船に参入。1000TEU型最大4隻受注
韓国の大韓造船は、同国船社パンオーシャンから1000TEU型コンテナ船2隻プラス・オプション2隻を受注し、小型コンテナ船市場への参入を決めた。複数の海外紙が報じた。確定分は2023年5月の竣工を予定…
バリシップ船主座談会、瀬野汽船「LNG焚き船員育成」。日鮮海運「EEDI3を先取り」。東慶海運「既存船にバイオ燃料」。福神汽船「自社管理の力伸ばす」
「バリシップ2021国際会議」が8日にオンラインで開かれ、今治船主大手4社の経営トップが低・脱炭素化戦略などについて意見交換した。瀬野汽船の瀬野洋一郎社長は「LNG(液化天然ガス)燃料船の乗組員育成…
大連船舶重工、アフラ型1隻受注。CMESから24年納期
中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工(DSIC)は、中国招商局集団傘下の中国招商局能源運輸(チャイナ・マーチャンツ・エナジー・シッピング=CMES)からアフラマックスタンカー1隻を受注した。C…
応用地質、海底地盤調査を受託。洋上風発向け、20億円で
地盤調査大手の応用地質は6日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「洋上ウィンドファーム開発支援事業(洋上風力発電設備設置計画に係る海底地盤調査)」の実施予定者に採択されたと発表…
青島北船重工、210型BC2隻受注内定。欧州船主向け計6隻に
中国船舶集団(CSSC)グループの青島北海船舶重工は欧州の大手船主から21万重量トン型(210型)バルカー2隻を追加受注するとともに、さらに同型船2隻を建造するLOI(発注内示書)を交わした。9月3…
明治海運、ハンディ2隻売船。純利益10億円押し上げ
明治海運は8日、連結子会社が保有するハンディマックスバルカー2隻を計45億4000万円で売却すると発表した。2022年3月期に約23億円の売却益を特別利益として計上する予定で、親会社株主に帰属する当…
【新型コロナ】タンカーブローカー12社、22年の賀詞交歓会中止
主要タンカーブローカー12社(幹事社・東神インターナショナル)は11日、2022年の合同新年賀詞交歓会を中止すると連名で発表した。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえての措置。賀詞交歓会は毎年1…
【航空混載9月実績】航空FW5社、輸出重量40%増の6万トン。欧米向け、在庫積み増しで増加
航空貨物フォワーダー(FW)主要5社(日本通運、近鉄エクスプレス、郵船ロジスティクス、阪急阪神エクスプレス、西日本鉄道)の9月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比40%増の6万597トンと12カ月…
【航空混載9月実績】日通、輸出重量28%増。欧米向け堅調
日本通運の9月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比28%増の2万2399トンと13カ月連続で増加した。欧米向けは、年末のクリスマス商戦向けの荷動きが堅調。アジアはけん引役の中国が25%減とマイナス…
LOZI、QRコードとスマホでSCつなぐ。独自のトラック&トレース開発
倉庫内からアフリカまで――QRコードとスマートフォン(スマホ)さえあれば、世界中どこでもモノの動きを可視化できる。事業者間でデータ連携し、協働も可能。物流スタートアップのLOZI(ロジ、本社・名古屋…
神戸市・阪神国際港湾会社、環境負荷低減輸送転換を支援。最大500万円補助。試験事業募集
【関西】神戸市と阪神国際港湾会社は11日、環境負荷が少ない輸送形態に転換する物流事業者らの取り組みを支援するトライアル事業の募集を始めた。国内物流で、陸上輸送や航空輸送から、神戸港を利用した海上・鉄…
ジム、デジタルFW子会社新設。米など中小企業狙う
イスラエル船社ジムは6日、新会社「ship4wd」(シップフォワード)を設立し、デジタルフォワーディングプラットフォーム(PF)の提供を開始すると発表した。シップフォワードは18日稼働で、主に中国、…
COSCOシッピングHD、21年1―9月期純利益1兆円超
COSCOグループでコンテナ船事業を手掛けるCOSCOシッピングホールディングス(HD)は8日、2021年7―9月期の純利益が304億9000万元(約5300億円)になりそうだと発表した。旺盛な荷動…