【MariTech 海事未来図】川崎汽船、船舶DXの基盤整備へ。デジタルフラッグシップ就航
川崎汽船が船舶のデジタル化を推進する。今年3月に竣工したLNG(液化天然ガス)燃料自動車船「CENTURY HIGHWAY GREEN」には今後のデジタル化への基盤作りに向けて、さまざまなデジタル機…
【新型コロナ】サモア水際強化、船員にワクチン接種要請へ。邦船 規制拡大を警戒
新型コロナウイルスの水際対策で、船員に対しワクチン接種を求める動きが起こり始めている。南太平洋の島しょ国サモアは、7月1日以降に新規要員として船舶に乗り組む船員を対象に、入国の際、ワクチン接種の証明…
日港協、ESG・SDGs対策委新設。久保会長再任 7期目に
日本港運協会は9日、東京都内で通常総会・理事会を開き、2021年度の事業計画、収支予算・会費分担などを報告・承認した。役員改選では、久保昌三会長が再任され、在任12年を迎えて7期目に入った。脱炭素化…
【インタビュー 物流DX】ラクスル・ハコベル事業本部プラットフォーム事業部部長・執行役員・田島裕也氏、PFで輸配送を最適化
印刷業界のシェアリングプラットフォーム(PF)で成功を収めたラクスルが、物流業界でも変革を起こそうとしている。トラック運送のマッチングPF「ハコベル」を2015年に開始して以降、BtoB(企業間)の…
中古船市場、船主大手が売船加速。バルカー相場続伸
中古船価が強含みで推移する中、国内船主がバルカーの売却を活発化している。保有隻数が多く償却財源が潤沢な大手船主や商社系海運会社が船齢10年前後のカムサマックスやハンディマックス、ハンディサイズの処分…
英企業、LNG燃料化でAiP。既存船改造、DNVから取得
船舶の修繕などを手掛ける英ニューポートシッピングは4日、従来型エンジンを搭載したVLCC(大型原油タンカー)とケープサイズバルカーをLNG(液化天然ガス)燃料船に改造するレトロフィット(既存船への搭…
【新型コロナ】新日本海フェリー、職域接種 1100人分を申請。小樽本店で従業員・家族
北海道と本州を結ぶフェリー航路の運航などを手掛ける新日本海フェリーは9日、新型コロナウイルスのワクチンを職場などで接種する「職域接種」の実施を、政府に8日に申請したことを明らかにした。今回申請したの…
サムスン重工、INPEXが損賠請求。納入済み海洋プラント
韓国造船大手のサムスン重工業は8日、納入済みの海洋プラントに関して、INPEXの子会社からシンガポールの仲裁機関を通じて4億8000万ドル(523億円)の損害賠償を請求されたと韓国取引所に告示した。…
現代尾浦、MR型最大6隻受注。マリナキス氏向け
韓国・現代重工業グループの現代尾浦造船は、エヴァンゲロス・マリナキス氏が率いるギリシャ船主キャピタル・マリタイム・トレーディングから、MR(ミディアムレンジ)型プロダクト船4隻プラス・オプション2隻…
日本財団、造船支援の貸付額7月263億円
日本財団は9日、2021年度造船関係事業の第1回運転資金・設備資金、21年度第1回事業基盤強化資金(運転資金・設備資金)の受け付けを行い、合計263億1410万円の貸付額を決定したと発表した。内訳は…
共栄タンカー、LR2売船。売却益9億円計上
共栄タンカーは8日、連結子会社が保有するLR(ラージレンジ)2型プロダクトタンカー「CHAMPION PLEASURE」を譲渡すると発表した。同船の売船により、2022年3月期連結決算で固定資産売却…
テルサン造船、電動フェリー2隻受注。フィヨルド1向け
トルコのテルサン・シップヤードは、ノルウェーのフェリー会社フィヨルド1から電気推進フェリー2隻を受注した。納期は不明だが、海外紙は2023年4―6月期に竣工予定と報じている。船価も非公開。新造…
内航団体、今週から通常総会
日本内航海運組合総連合会と傘下5組合は今週後半から来週にかけて、2021年度の通常総会を相次ぎ開く。任期満了に伴う役員の改選や、新年度の事業計画などを決定する。今年度も新型コロナウイルスの影響を踏ま…
【Newsクリップ】鶴洋商事、防爆の国際基準適合安全灯販売。日本船燈製 新型式承認第1号
鶴見サンマリングループの鶴洋商事は6月中旬以降、国際基準に適合した日本船燈製の「IEC防爆灯(安全灯)」の販売を開始する。国際電気標準会議(IEC)で、海事に関する防爆の国際基準「IEC60079」…
塩田港、蛇口・南沙に混雑波及。搬入制限、本船15日ほど遅延
港湾混雑が深刻化している中国・塩田港の混乱が周辺港にも波及している。複数の船社発表によると、同港での検疫強化により、ターミナルの処理能力は依然として逼迫(ひっぱく)。当初数日程度と見込まれていた本船…
大阪港、輸入コンテナ復調目立つ、1―4月 6%超プラス
【関西】大阪港の輸入コンテナの取り扱いが復調している。かねて同港は輸入が主体で、2020年の輸入コンテナ取扱量(空コンテナ込み)がコロナ禍で前年比4%近い減少となったが、他の国内主要港に比べると影響…
コンテナ運賃、北米東岸8000ドル突破。欧州向けも最高値更新
中国・上海航運交易所(SSE)がまとめた6月4日付の上海発欧米諸国向けコンテナ運賃指数は、北米東岸向けが40フィートコンテナ当たり8475ドルとなった。北米東岸向けが8000ドルを超えるのは初めて。…
JAFA・鳥居会長、「航空貨物 土台作りに貢献」。設立30周年、安全・教育・効率化3本柱に
航空貨物運送協会(JAFA)は9日、東京都内で開いた通常総会で、2021年度の事業計画の決定、役員の補充選任を行った。今年度は引き続き「安全確保」「教育訓練」「物流効率化」を3本柱として、各事業に取…
横須賀フェリー問題、課題などを意見交換。8日の協議会で
横須賀港(神奈川県)の新港埠頭と北九州港を結ぶフェリー航路の新規開設を巡る問題の解決を図るため、当事者間の話し合いを促進する協議会の第1回会合が8日、横須賀市内で開催された。会合では、フェリー就航に…
SIPスマート物流サービス、業種別データ基盤 構築、研究テーマ公募
SIPスマート物流サービス管理法人(海上・港湾・航空技術研究所)は、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期の「スマート物流サービス」後半期(2021―22年度)の研究テーマを公募…