ユーミン、LNG焚きケープ4隻整備。1隻6300―6500万ドル、アングロと10年契約
台湾のドライ船社、裕民航運(ユーミン・マリン・トランスポート)は10日、英国資源会社アングロ・アメリカンとLNG(液化天然ガス)燃料焚(だ)きケープサイズバルカー4隻を対象とした期間10年の定期用船…
アリババ、物流子会社 日本進出。EC拡大、4拠点に倉庫確保
中国EC(電子商取引)最大手アリババグループの物流会社菜鳥網絡(ツァイニャオスマートロジスティクスネットワーク)は10日、9月末に日本市場に参入したと発表した。関東・関西の主要経済圏で倉庫スペース4…
スコルピオ、ドライ船撤退へ。業態転換、BBC処遇に注目
米ニューヨーク市場に上場するモナコ船社スコルピオ・バルカーズが業態転換を急いでいる。現在主力のドライバルク船事業では投資家の期待に応えることは難しいと判断。洋上風力発電関連分野に軸足を移す。同社は日…
海員組合・森田組合長、船員交代「協約重視を」。東京で全国大会
全日本海員組合の第81回定期全国大会が11日、東京都江東区の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された。今回は新型コロナウイルス感染防止の観点から日程を通常の東京開催時の4日間から1日に短縮し、…
【インタビュー 事業譲渡の決断】サノヤスホールディングス社長、サノヤス造船社長・上田孝氏。造船業は規模が必要
サノヤスホールディングス(HD)は来年2月末に、造船子会社のサノヤス造船の全株式を新来島どっくグループに譲渡することを決めた。サノヤスHDとサノヤス造船の社長を務める上田孝氏に、今回の決断に至った背…
輸組まとめ、10月受注12%減74万総トン。隻数 横ばい14隻
日本船舶輸出組合が11日発表した10月の輸出船契約(受注)実績は、前年同月比12%減の74万総トンだった。受注量は、コロナ禍を受けた新造商談の停滞で7割減となった4月を底に緩やかに復調し、8、9月は…
東京計器、通期営業益57%減8億円。下方修正 今期2度目
東京計器は10日、2021年3月期通期連結業績予想を下方修正し、営業利益が前期比57%減の8億円になりそうだと発表した。8月に発表した前回予想は15億円だった。今期の下方修正は2度目。前回予想に新型…
e5ラボ、EV船 3隻建造支援。23年にも東京で運航
旭タンカーとエクセノヤマミズ、商船三井、三菱商事の4社の共同出資会社「e5ラボ」(イーファイブラボ)は、2023年までに旅客を乗せることができる電気推進船(EV船)3隻建造を支援する。同社の末次康将…
新時代へ海事都市「今治」PR。菅市長が講演。海事振興連盟「勉強会」で。「コロナで需要喪失」苦しい現状も
愛媛県今治市の菅良二市長は10日、海事振興連盟が都内で開いた「年齢制限のない若手勉強会」で「海事都市今治の成り立ちと発展について」をテーマに講演した。海事産業が集積する今治市の現状と、村上海賊の拠点…
旅客船協会、コロナで支援要望。雇用調整助成金延長など
日本旅客船協会(会長=山崎潤一・東海汽船社長)は与党に対して、新型コロナウイルス感染症拡大による利用客激減で経営が悪化している旅客船事業者への支援を要望している。離島航路事業などの維持のための財政的…
NSU海運、「2次災害防ぐ」。事故模擬会見で谷水社長
NSユナイテッド海運は11日、海難事故に関する緊急対応演習を実施し、その一環で模擬記者会見を開いた。今回の演習では、同社保有・管理のバルカーによる座礁、油濁事故を想定。冒頭、谷水一雄社長は事故発生を…
【Newsクリップ】川崎汽船、NKからCSMS認証取得。星港の船舶管理会社も
川崎汽船は11日、同社グループの船舶管理会社ケイラインシップマネージメント(シンガポール)が日本海事協会(NK)からサイバーセキュリティーマネジメントシステム(CSMS)の認証を取得したと発表した。…
玉井商船、経常赤字4600万円。4―9月期損失幅縮小
玉井商船は11日、2020年4―9月期連結経常損益が4600万円の赤字だったと発表した。前年同期の3億200万円の赤字から損失幅が縮小した。売船したハンディマックスバルカーの特別修繕引当金の戻り入れ…
ダイアナ、カムサ1隻貸船。14―16カ月・1.1万ドル
ギリシャのバルカー船主ダイアナ・シッピングは9日、カムサマックスバルカー1隻の定期貸船契約を締結したと発表した。2010年竣工の8万2194重量トン型「Medusa」を、穀物メジャーの米カーギルに貸…
北米東航。過去最多 23%増179万TEU。10月、中国は34%増
米国の民間調査会社デカルト・データマインが11日に発表したアジア主要10カ国・地域発米国向け(北米東航)の10月荷動きは、前年同月比23%増の179万TEU。8月の167万TEUを上回り、過去最多を…
国交省港湾局、港湾関連データ連携基盤、API仕様を公開。来年4月の稼働めざす
国土交通省港湾局はこのほど、年内の構築と来年4月からの稼働を目指している「港湾関連データ連携基盤」について、港湾物流事業者などが保有する個々の物流システムと連携させるためのAPI(異なるソフトウエア…
【航空混載】主要FW5社 10月実績、輸出重量6%増の5万トン。2社がプラス。年末商戦・船落ちも寄与
航空貨物フォワーダー(FW)主要5社(日本通運、近鉄エクスプレス、郵船ロジスティクス、西日本鉄道、阪急阪神エクスプレス)の10月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比6%増の5万トンだった。自動車関…
KN、パンデミックで変わる物流。セミナー開催、デジタル化推進を強調
欧州物流大手キューネ・アンド・ナーゲル(KN)日本法人は11日、オンラインセミナーを開いた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の物流産業への影響と今後の方向性をテーマに担当者が講演。海…
LOZI、中国ハイアールと提携。日中間でトレーサビリティー統合
物流スタートアップのLOZI(ロジ、本社・名古屋市中区、マーティン・ロバーツ社長)は11日、中国の海爾集団(ハイアール)傘下のデジタルテクノロジー社と提携し、日中間の貿易で両国のトレーサビリティー(…
【港湾セミナー】京都舞鶴港、概要・航路など説明。オンライン開催、日韓露フェリーも紹介
【関西】日韓露国際直航フェリーの開設を踏まえた京都舞鶴港オンラインセミナーが10日開かれ、同港の概要や助成制度などについて紹介があった。国際貨客フェリーの特性を生かした物流提案や、シベリア鉄道を…