【モーリシャス座礁事故】国際援助隊を派遣。政治判断、海事局長「道義的責任」
長鋪(ながしき)汽船(岡山県笠岡市)の関連会社が保有・管理するケープサイズバルカーがモーリシャス沖で座礁、油流出した事故を受け、日本政府は国際緊急援助隊・専門家チームを結成、現地へ派遣した。今回の派…
【モーリシャス座礁事故】長鋪汽船・商船三井、「油の回収に全力」。共同会見で陳謝
長鋪(ながしき)汽船(岡山県笠岡市)の関連会社が保有・管理し、商船三井が運航するケープサイズバルカー「WAKASHIO(わかしお)」(20万重量トン級、2007年竣工、パナマ船籍)がインド洋の島国モ…
コンテナ運賃、北米向け高水準維持。臨時船も
アジア発北米向けコンテナ運賃が高止まりしている。上海航運交易所(SSE)がまとめた8月7日付の上海発北米西岸向けコンテナ運賃(スポット)は、40フィートコンテナ当たり3144ドルとなった。2011年…
日本郵船、生産設備フル稼働。キャメロンLNG、世界最大級 年1200万トン超
日本郵船は11日、同社が参画する米キャメロンLNG(液化天然ガス)プロジェクトのLNG生産設備第3系列が商業運転を開始したと発表した。これにより合計3系列のLNGプラントが全て稼働を開始し、年120…
国交省、「海上物流の重要性認識」。IMO理事会声明合意
国土交通省は11日、IMO(国際海事機関)の第32回臨時理事会の結果概要を公表した。コロナ禍の中、困難となっている船員交代の円滑化など含め、海上物流の重要性を認識する理事会声明が合意された。今…
HMM、欧州CTでCMAと連携。アルヘシラスを合弁に
韓国最大のコンテナ船社HMMは10日、スペイン・アルヘシラス港のコンテナターミナル(CT)運営会社TTIアルヘシラス(TTIA)の株式50%マイナス1株分を、仏船社CMA-CGMに売却することで合意…
総合重工造船部門、JMU黒字転換。4―6月期、4社は営業赤字。低船価船に資機材高響く
ジャパンマリンユナイテッド(JMU)を含む総合重工系5社の2020年4―6月期連結決算が11日、出そろった。各社船舶部門の営業損益は、JMUがコスト削減による収益改善などにより唯一黒字を確保。同事業…
揚子江船業、新造船受注高2倍超に。上期、自国向け中心に成約拡大
中国民営造船大手の揚子江船業グループの決算資料によると、2020年上期(1―6月期)の新造船受注高は5億1700万ドル(約549億円)で、前年同期の2倍超となった。市況低迷に加え新型コロナウイルスの…
栗林商船、今期経常赤字5億円。コロナ、内航定期航路に打撃
栗林商船は6日、2021年3月期通期の連結業績予想を公表し、経常損益が5億円の赤字になりそうだと発表した。前期は6億8400万円の黒字。新型コロナウイルスの感染拡大による国内経済停滞で、主力の北海道…
共栄タンカー、経常益51%減。コロナ禍で船費増
共栄タンカーの2020年4―6月期連結決算は、経常利益が前年同期比51%減の1億9900万円となった。コロナ禍の影響による船費増が減益要因となったものの、VLCC(大型原油タンカー)の長期用船契約に…
モーリシャス政府、タンカーとタグを手配。長鋪汽船の第2報
長鋪(ながしき)汽船(岡山県笠岡市)は10日、同社関連会社保有・管理のケープサイズバルカー「WAKAShIO(わかしお)」がモーリシャス沖で座礁、油濁事故を起こしたことを受け、第2報を発表した。同社…
長鋪汽船・商船三井、共同会見一問一答。流出・漂着油回収に全力
長鋪(ながしき)汽船の長鋪慶明社長、商船三井の小野晃彦副社長、加藤雅徳常務執行役員の会見での一問一答(一部抜粋)は以下の通り。(1面参照) ――本船「WAKASHIO(わかしお)」に対する長…
東京都、「おがさわら丸」乗船者にPCR検査。国内初、11日は315人に実施
東京都は11日、小笠原海運が東京・竹芝(東京都港区)―小笠原諸島・父島(東京都小笠原村)間で運航する「おがさわら丸」(1万1035総トン)の乗船者(6歳以上)を対象に、唾液採取による新型コロナウイル…
露トランスコンテナ、東欧向け直行鉄道 本格化。日本発も集荷、定期便目指す
ロシアの鉄道貨物輸送大手トランスコンテナ(TC)は今月から、極東ロシア発東欧向けのブロックトレイン(コンテナ専用列車)運行を本格化する。TCはこれまで、主に韓国発貨物を中心にトライアル輸送を実施して…
北米東航、7月2%増の156万TEU、中国が2カ月連続増勢
米国の民間調査サービス会社デカルト・データマインが11日発表した、アジア主要10カ国・地域発米国向け(北米東航)の7月コンテナ荷動きは、前年同月比2%増の156万TEUと、11カ月ぶりに前年同月を上…
SBS、東芝ロジ取得、事業拡大・多様化。鎌田社長「何でもできる物流会社に」
■将来は売り上げ5000億円 SBSホールディングスの鎌田正彦社長は7日、東京都内の本社で会見し、東芝ロジスティクスの株式取得について「東芝ロジの事業規模は海外を含め1000億円超。(荷主の…
交政審港湾分科会、港湾防災・減災対策 答申。ハード・ソフト一体で展開
昨年11月から今後の港湾の総合的な防災・減災対策の在り方を審議していた交通政策審議会港湾分科会の「防災部会」での検討がこのほどまとまり、審議会が答申した。国土交通省港湾局が11日発表した。答申を受け…
大阪港、6月コンテナ6%増。輸出貨物は低迷続く
【関西】大阪市港湾局が6日発表した6月のコンテナ取扱個数(最速報値、空コンテナ含む)は、輸出入合計で前年同月比5・8%増の18万2656TEUだった。輸入コンテナの荷動きが好調で、輸出貨物の低迷を補…
【航空貨物】日通、7月輸出重量21%減。米・欧で自動車荷動き、マイナス幅縮小
日本通運の7月の日本発着混載重量は、輸出重量が前年同月比21%減の1万3521トンと19カ月連続で減少した。全方面がマイナスだが、米州、欧州向けに自動車関連の荷動きがあり、6月(27%減)に比べマイ…