グローク、状況認識システム初受注。鶴見サンマリン、社船に採用
自動・自律運航技術開発を手掛け、三菱商事などが出資するフィンランドの技術系スタートアップ「グローク・テクノロジーズ」は、同社開発の状況認識システム「グローク・プロ」を初受注した。同社に出資している内…
常石造船、三井E&S造船を連結子会社化へ
常石造船は27日、三井E&S造船を連結子会社化すると発表した。現在、同社株を49%保有。さらに17%を10月3日付で三井E&Sホールディングスから追加取得することで、三井E&S造船の発行済み株式を6…
東京汽船、ハイブリッドEVタグ「大河」進水。神戸・金川造船で。e5ラボがシステム企画
【関西】東京汽船(横浜市、齊藤宏之社長)は26日、e5ラボ(東京都千代田区、一田朋聡社長)が企画したハイブリッド電気推進システムを搭載した次世代ハイブリッド電気推進タグボートの命名・進水式を、神戸市…
IoS―OP、社会課題解決策を創造。海事と異業種でアイデアソン
IoS(船のインターネット)オープンプラットフォーム(IoS―OP)コンソーシアムは24―25日、「海事×異業種オープンイノベーション・アイデアソン」を開いた。海事産業と他産業が持つ技術やビジネスモ…
【匠かんさい】(77)ウオズミ、機動力と提案力で高み目指す
「小回りが利き、お客さまからの急ぎの仕事にも対応できるのが強みです」と話す魚住真稔社長。主に船舶艤装品の製作を手掛けているが、艤装品の種類は多岐にわたり、顧客ニーズもさまざまだ。そんな顧客の要望に、…
韓国造船大手2社、1―4月受注高 大幅増。大宇は海洋プラントも
韓国造船大手の現代重工業グループ(現代重工、現代三湖重工業、現代尾浦造船)と大宇造船海洋の1―4月の受注高は、共に大幅増だった。コンテナ船、LNG(液化天然ガス)船を中心とした商船のほか、大宇は海洋…
IHI原動機、マリンドウズに出資。船内動力・推進高度化へ
IHI原動機は24日、海洋OS(基本ソフト)の開発・普及を目指す日本のスタートアップ、Marindows(マリンドウズ)への出資を決めたと発表した。同社との協同により、IHI原動機がこれまで培ってき…
三井E&S造船・ENEOSオーシャン、離着桟支援装置を開発。原油輸送の安全性向上
三井E&S造船および三井造船昭島研究所と外航船社のENEOSオーシャンは、船載型の離着桟支援装置を共同で開発し、ENEOSオーシャンの保有船に搭載を開始した。三井E&S造船と三井造船昭島研究所が持つ…
常石造船、新分野「DX」追加。広島大との共同研究
常石造船は23日、2021年度の広島大学大学院工学研究科との共同研究成果報告会を先月27日に開催したと発表した。リモート形式で行われた報告会では、性能、構造、艤装、その他の4つの分野の13テーマにつ…
パワーエックス、41.5億円資金調達。郵船・今造など10社超出資。国内に電池工場建設へ
世界初の電気運搬船実現に取り組むスタートアップ、パワーエックス(PowerX、伊藤正裕社長)は23日、シリーズAラウンド(事業開始段階)前半として、総額41億5000万円の資金調達を実施すると発表し…
シースパン、7700TEU型船4隻を発注。LNG焚き、24年納期
香港の独立系船主シースパンは18日、LNG(液化天然ガス)燃料焚(だ)きの7700TEU型コンテナ船4隻を発注したと発表した。大手コンテナ船社との長期用船契約に基づき、大手造船所と建造契約を締結した…
日本郵船、アンモニア燃料タグボート、横浜市と受け入れ締結
日本郵船は23日、アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発に向けた「横浜港へのアンモニア燃料タグボートの受入れ」に関する覚書を横浜市と締結した。締結は同開発に向け協力関係を結んでいるIHI原動機と日…
NK、NAPA開発のソリューション、IE認証を実施
日本海事協会(NK)は19日、船舶の設計・運航支援システムなどを手掛けるフィンランド企業NAPAが開発した航海最適化ソリューションに対し、革新的な取り組みを評価する「イノベーションエンドースメント」…
ユーロシーズ、2800TEU型 4.8万ドルで貸船。3年で新造コスト回収
ギリシャ船主ユーロシーズは18日、2023年前半に竣工予定の2800TEU型コンテナ船2隻を3年間、日建て4万8000ドル(約614万円)で新造貸船すると発表した。両船は貸船期間中にEBITDA(金…
川重NACKS、64型BC2隻受注。3515万ドルで。中国も船価上昇鮮明
川崎重工業の中国合弁造船所NACKS(南通中遠海運川崎船舶工程)は、ギリシャ船主グローバス・マリタイムから6万4000重量トン型(64型)バルカー2隻を受注した。納期は2024年後半。船価は1隻当た…
サムスン重工、LNG船2隻 追加成約。年間受注目標の38%達成
韓国造船大手サムスン重工業は18日、LNG(液化天然ガス)船2隻を受注したと韓国取引所に告示した。発注者はオセアニア船主としており、詳細は明らかにしていない。契約総額は5913億ウォン(約4億613…
ノルスパワー、フェリーに円筒帆。燃費・CO2排出4%減
フィンランドのエンジニアリング企業ノルスパワーと欧州船社スカンドラインズは17日、スカンドラインズが運航するハイブリッド型フェリー「Berlin」(2万2300総トン)に円筒帆(ローターセール)を設…
威海金陵、自動車船最大8隻受注。LNG焚き、グラム向け
中国・招商局工業集団傘下の招商局金陵船舶(威海)はノルウェー船主グラム・カー・キャリアーズから、LNG(液化天然ガス)燃料焚(だ)きの7000台積み自動車船4隻プラス・オプション2隻プラス・オプショ…
ユーロシーズ、2800TEU型2隻発注。現代尾浦で24年納期
ギリシャ船主ユーロシーズは16日、韓国・現代重工業グループの現代尾浦造船に2800TEU型コンテナ船2隻を発注したと発表した。契約総額は約8600万ドル(約111億円)で、船価は1隻当たり4300万…
【22年3月期】オーケーエム、経常益29%減7.2億円。販売単価下落などで
船舶用などバルブ製造を手掛けるオーケーエムの2022年3月期連結決算は、経常利益が前の期比29%減の7億2400万円だった。販売費や一般管理費は圧縮したものの、船舶排ガス用バルブでの競合他社の台頭に…