【MariTech 海事未来図】バルチラ、半自動運航ソリューション、米国船社に提供
欧州舶用メーカーのバルチラは13日、センサー技術とナビゲーションシステムを組み合わせて半自律運航を実現する「スマートムーブ・スイート(SmartMove Suite)」を発表した。同ソリューションは…
【MariTech 海事未来図】川崎汽船、革新技術の新認証取得。「K―IMS」、NKから
川崎汽船は14日、統合船舶運航・性能管理システム「K―IMS」(Kawasaki Integrated Maritime Solutions)が、日本海事協会(NK)が革新技術を対象に昨年から始めた…
【MariTech 海事未来図】ABS、星港LNGバンカリング船、スマート船級符号を付記
米船級協会(ABS)は7日、シンガポール海洋・船舶修繕大手のケッペル・オフショア・アンド・マリン(O&M)が独自に開発したデジタルソリューション「アセットケア」を搭載する同国初のLNG(液化天然ガス…
【MariTech 海事未来図】アイディア、東京計器と業務提携。運航管理のデジタル化を支援
海事産業のデジタル化を支援するアイディア(下川部知洋社長兼CEO〈最高経営責任者〉)は6日、東京計器と業務提携したと発表した。東京計器との提携により、船舶の運航管理をデジタル化する「Aisea PR…
【MariTech 海事未来図】ウィルヘルムセン、水素燃料船事業に助成。26億円、ノルウェー政府系から
ノルウェー海運大手のウィルヘルムセングループは17日、同社が主導する世界初のゼロエミッション水素燃料船プロジェクト「Topeka」がノルウェー政府系企業のEnova(エノバ)から2500万ドル(約2…
【MariTech 海事未来図】APモラー、グリーン水素製造企業に出資。海運など向け需要増にらみ
デンマークのAPモラー・ホールディングは18日、同国のグリーン・ハイドロゲン・システムズに2000万ユーロを出資すると発表した。APモラーは、水素は海運や産業分野の将来のグリーンエネルギーミックスの…
【MariTech 海事未来図】e5ラボ、サイバーセキュリティーでNKと研究協定。デジタルPFで概念実証へ
商船三井や旭タンカーなどが出資し、電気推進船(EV船)の開発・普及促進を目指す「e5ラボ」と日本海事協会(NK)は15日、サイバーセキュリティーに関する共同研究協定を締結したと発表した。両者は共同研…
【MariTech 海事未来図】川重・岩谷、液化水素プロジェクトで覚書。豪鉄鉱石大手FMGと
商用液化水素運搬船の実現にまた一歩近づいた。川崎重工業と岩谷産業は14日、豪州鉄鉱石大手のフォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)と、将来的な大規模水素サプライチェーンの構築に向けた覚書(MO…
【MariTech 海事未来図】商船三井、風力石炭船で輸送契約。東北電力と。大島造で22年竣工
商船三井は10日、硬翼帆式風力推進装置「ウインドチャレンジャー」を搭載した石炭船を対象に、東北電力と輸送契約を結んだと発表した。石炭船は大島造船所で建造され、2022年の運航開始を予定している。商船…
【MariTech 海事未来図】e5ラボ、電気推進バルカー開発へ。ROBOSHIPコンセプト、外航版完成
商船三井や旭タンカーなどが出資し、電気推進船(EV船)の開発・普及促進を目指す「e5ラボ」が、電気推進システムを搭載するカムサマックスバルカー(8万6000重量トン型)のコンセプトモデルを完成させた…
【MariTech 海事未来図】商船三井、CO2回収・貯留に参画。日豪プロジェクト、洋上インフラ構築へ
商船三井は日豪企業が進めるCO2(二酸化炭素)回収・貯留(CCS)に向けた「deepC Storeプロジェクト」に参画する。エネルギー会社や電力・ガス会社と連携し、LNG(液化天然ガス)プラント…
【菊田の眼 Logistics Insights】(5):日本海事新聞社顧問・L―Tech Lab代表・菊田一郎、物流DXで"物流SDGs"をドライブ
本欄では物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を主テーマの一つとしている。改めて確認しておこう。DXとは、デジタル技術を基盤として業務、事業、そして企業・ビジネスモデル全体を新次元に変革するこ…
【MariTech 海事未来図】ヴァーレ、大型鉱石船に円筒型帆。来年からトライアル
ブラジル資源大手のヴァーレは、鉄鉱石の海上輸送からのGHG(温室効果ガス)排出削減に向けた取り組みを強化する。2021年からVLOC(大型鉱石船)で、風力エネルギーを推進力に利用するローターセール(…
【MariTech 海事未来図】川崎重工、世界初の液化水素荷役実証ターミナルを納入
川崎重工業は3日、同社や岩谷産業などで構成する「HySTRA」(技術研究組合CO2〈二酸化炭素〉フリー水素サプライチェーン推進機構)向けに、世界初の液化水素荷役実証ターミナル「Hytouch神戸」を…
【MariTech 海事未来図】大型液化水素船 実用化へ弾み。川重・岩谷、豪州で製造・輸出へ
国際的な水素サプライチェーンの構築に向け開発が進む、大型液化水素船の実現に弾みが付きそうだ。川崎重工業は、豪州エネルギー大手オリジン・エナジーと共同で、再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」を豪州…
【MariTech 海事未来図】ベソン、ゼロノースと提携、船主などの環境ニーズに対応
不定期船向けの運航システムを提供する米ベソン・ノーティカル(本社・ボストン)は1日、デンマークのゼロノースと戦略的提携で合意したと発表した。ベソンの運航システムとゼロノースの航海最適化ソフトウエアを…
【MariTech 海事未来図】ローターセール普及へ加速。英中企業など、風力推進船で連携
舶用風力推進システムとして「ローターセール(円筒帆)」の普及を目指す英アネモイ・マリン・テクノロジーズはこのほど、英船級協会ロイド・レジスター(LR)や中国船舶集団(CSSC)傘下の上海船舶研究設計…
【MariTech 海事未来図】先進船の開発加速。25年 関西万博にらみ
大阪・関西万博が開かれる2025年をターゲットに、水素燃料や自動運航といった技術を取り入れた次世代船舶の開発が加速している。液化水素サプライヤーの岩谷産業は、名村造船所などと水素燃料電池船の商用化に…
【MariTech 海事未来図】商船三井、風力と水素でゼロエミへ。「ウインドハンター」始動
商船三井は30日、大内海洋コンサルタントなどと共に、風力と水素を活用したゼロエミッション事業「ウインドハンタープロジェクト」を始動させたと発表した。来年後半をめどに長崎県の大村湾で、セーリングヨット…
【MariTech 海事未来図】OKI、海中から音で映像伝送。業界初の実験に成功
OKIとグループ会社のOKIシーテック(静岡県沼津市)は、波浪が発生する実海面で初めて水中音響通信を使用した映像伝送に成功した。音波を利用して水中の無人機などから海上の母船へ映像を送る技術で、光や電…