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 印刷 2022年06月28日デイリー版4面

OOCL・PSA、星港、空コン輸送効率化。環境負荷軽減へ

実証実験の様子
実証実験の様子

 香港船社OOCLはこのほど、シンガポールの港湾運営大手PSAインターナショナルと共同で、同社運営の内陸コンテナデポのケッペルディストリパークとターミナル内のオンドックデポの間の空コンテナ輸送を効率化する実証試験を実施したと発表した。空コン回送を強化することで、港湾物流の生産性向上と環境負荷軽減を図る。

 同実証実験では、シンガポール国内での空コンテナのピックアップ・返却時の輸送距離の短縮を目的に、ケッペルディストリパークとオンドックデポ空コンテナ回送を強化。地元の物流事業者も参加したほか、船社では初めてOOCLも参加し、その効果を検証した。

 輸送距離の短縮により、トラックの走行時間の削減効果に加え、1回の輸送で平均93%のCO2(二酸化炭素)の削減効果があることなどが明らかになった。

 PSAはこれまでも船社や物流事業者と協力し、港湾での環境負荷軽減の取り組みを加速。オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)と共同で、リーファーコンテナに使用する冷媒の再利用に取り組むほか、仏船社CMA―CGMとはCO2排出量の削減に向けたデジタルソリューションの実装に向けた取り組みを進めている。