ドローンの利活用の現状-想定される海事業界への影響の考察-
 印刷 2022年06月24日デイリー版2面

KNOT、シャトル船1隻発注。舟山中遠海運重工に

 日本郵船とノルウェー船社クヌッツェングループが共同出資するクヌッツェンNYKオフショア・タンカーズ(KNOT)がシャトルタンカー1隻を発注した。受注した中国の舟山中遠海運重工が20日に公表した。

 新造船の船型は15万4000重量トン型。納期は非公表だが、海外紙では2024年と伝えている。竣工後の投入先は不明だが、石油会社との長期用船契約への投入が決まっているとみられる。

 KNOTはシャトルタンカー大手で、約30隻の船隊を擁し世界シェア約4割を占める。20日には舟山中遠海運重工で、15万重量トン級の新造船「DAQING KNUTSEN」も就航した。

 シャトルタンカーは、FPSO(浮体式石油・ガス生産・貯蔵・積み出し設備)などで生産された原油を陸上の石油精製・貯蔵基地まで運ぶ特殊船。世界で70―80隻が運航されている。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシア産原油の購入を手控える動きが広がる中、他の地域からの原油の追加供給が期待されている。関係者は「北海やブラジルの原油生産量が増えれば、シャトルタンカーの船腹需要につながる可能性がある」と語る。