ドローンの利活用の現状-想定される海事業界への影響の考察-
 印刷 2022年05月25日デイリー版2面

常石造船、新分野「DX」追加。広島大との共同研究

 常石造船は23日、2021年度の広島大学大学院工学研究科との共同研究成果報告会を先月27日に開催したと発表した。リモート形式で行われた報告会では、性能、構造、艤装、その他の4つの分野の13テーマについて成果を発表。22年度はこれまで実施してきた4分野のほか新たに「DX(デジタルトランスフォーメーション)」分野を追加し、過去最大規模となる17テーマの共同研究を行う。

 両者の共同研究は技術開発により環境負荷を低減し、顧客に提供する付加価値を高めるために04年にスタートした。常石造船のビジネスでの課題をテーマに研究を行う実用性の高さが特長で、これまで132件の研究を実施し、実船への適用率は75%以上となっている。

 常石造船設計本部の柴田憲一本部長は「社会や顧客のニーズを先取りした製品・サービス提供のためには技術の基礎が重要で、高い研究能力を有する広島大学との共同研究は当社にとって財産」とコメント。

 広島大学大学院工学研究科の安川宏紀教授は「理論と実践を備える当研究は、広島大学にとってもさらに重要度が高まっている」とした。