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 印刷 2022年05月19日デイリー版2面

三菱鉱石輸送、座礁・分断・油濁を想定。危機広報訓練、模擬会見も

模擬会見の様子(左から小笠原社長、足立取締役)
模擬会見の様子(左から小笠原社長、足立取締役)

 三菱鉱石輸送は17日、同社が保有・管理する石炭積載のケープサイズ型バルカーが北海道室蘭沖で座礁して船体が折損・分断し、油濁も起きたとの想定で危機広報訓練を実施した。小笠原和夫社長をトップとする危機対応本部(事故対策本部)を設置し、本船、関係各所との連携・情報共有を図ったほか、模擬記者会見も開いた。

 模擬会見には小笠原社長、足立憲一取締役(船舶管理業務担当役員)が出席。小笠原社長は事故発生について謝罪するとともに、事故概要を説明。その上で、「事故被害を最小限に食い止めることを優先し、座礁直後に対策本部を立ち上げ、現地に社員を派遣した。事故対応に全力を挙げて取り組む」との方針を語った。

 次いで、足立取締役が事故発生に至った経緯など詳細を説明した。その後、両氏は記者からの質問に答えた。

 記者からは同船の保有・運航形態、船舶管理の状況、事故原因、事故当時の気象海象、船員の乗船期間、賠償の方針などの質問が上がり、本番さながらの緊迫した会見となった。