印刷 2022年05月12日デイリー版3面

航空混載】近鉄エクスプレス、輸出重量5%減。米州 マイナス幅拡大

 近鉄エクスプレスの4月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比5%減の1万5310トンと2カ月連続で減少した。米州向けで前月(12%減)からマイナス幅が拡大した。

 方面別ではTC1(米州)が33%減の2851トン、TC2(欧州)が16%増の2368トン、TC3(アジア)が2%増の1万89トン。

 TC1の減少は3カ月連続。前年同月にあった自動車関連の反動減で米中西部が6割減、メキシコが8割減と落ち込んだ。米西部も3割減と低迷。海上から航空シフトした貨物の一部が、海上輸送へ戻ったことなどが影響した。

 TC2の増加は2カ月ぶり。ウクライナ情勢の影響によるスペースの減少が続いているが、フランス、イタリアがプラスだったほか、半導体関連の好調でその他欧州が3・2倍と拡大するなど、荷動きは堅調に推移した。

 TC3の増加は3カ月連続。中国は4割近く減少。上海市のロックダウン(都市封鎖)に伴う輸送需要の減少が響いた。香港、韓国もマイナスだった。東南アジアはシンガポールが2・1倍、フィリピン、タイ、インドネシアが2―3割増となるなど、全体的に好調だった。

 輸入件数は9%減の2万8217件と18カ月ぶりに減少した。