印刷 2022年05月11日デイリー版2面

IoS―OPコンソーシアム、シンク・ネイチャーが参加。海洋生態系データと連携

 日本海事協会(NK)子会社のシップデータセンター(ShipDC)は10日、IoS(船のインターネット)オープンプラットフォーム(IoS―OP)コンソーシアムにシンク・ネイチャーが参加したと発表した。シンク・ネイチャーは、同社が管理する海洋生態系データとIoS―OPに蓄積される運航データを連携。さらに、IoS―OPコンソーシアムの既存会員と協調し、海洋での生物多様性の保全に向けた検討を進める。

 シンク・ネイチャーは、生物多様性科学分野で卓越した研究業績を有する研究者で構成。生態学の研究成果の社会実装に向け、日本最大の自然環境ビッグデータを整備し、最先端のデータ解析を通して生物多様性、生態系機能、生態系サービスの保全、生物資源の持続的利用に関するソリューションを提案している。

 海洋分野では、海の生物多様性ビッグデータの整理・汎用(はんよう)化・地図化、利用しやすい情報プラットフォームの構築などに取り組む。

 IoS―OPは、船舶の運航データについて、船社などデータ提供者の利益を損なわずに関係者間で共有し、造船所、メーカー、各種サービスなどへの提供を可能とするための共有基盤。会員組織のIoS―OPコンソーシアムには今年4月末現在、66の企業・組織が参加している。同コンソーシアムの下、ShipDCがIoS―OPの運営に当たる。