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2022年01月25日 デイリー版1面
【変革期の舶用メーカー】(2)東亜工機社長・光武渉氏。世界シェア首位、技能の結晶
――会社の概要を聞きたい。「当社は艦船用部品の製造を目的に1944年、横田工場(佐賀県鹿島市)で創業した。現在は同市内に本社・谷田、横田、大村方の3工場を構え、主力の舶用低速ディーゼルエンジン向け大型シリンダライナで世界シェア約4割、国内シェア約9割といずれもトップの地位を得ている」 ――シリンダライナとは。「エンジンのピストンを滑らかに往復させるための筒状の部品。エンジン内部で… 続きはログインしてください。
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