印刷 2022年01月07日デイリー版2面

ナブテスコ、最適航路計画・状態監視システム販売。AIで脱炭素化支援

最適航路計画システムのイメージ
最適航路計画システムのイメージ

 【関西】ナブテスコは4日、世界最先端のAI(人工知能)技術を持つギリシャ企業ディープ・シー・テクノロジーズと、同社が開発した船舶の最適航路計画、状態監視両システムの販売代理店契約を締結し、日本、中国、韓国向けに販売を開始したと発表した。

 最適航路計画システム「ピシア」は、世界初の気象ルーティングプラットフォーム。船舶運航データを活用した機械学習により、気象・海象や個船ごとの船体汚損などを加味した最適航路を提供する。

 状態監視システム「カサンドラ」は、ピシア同様にAI技術を用い、実海域での燃料消費量や船体・機関の状態を監視し、船舶のパフォーマンス管理を支援する。

 ナブテスコは昨年7月、自社のコーポレート・ベンチャー・キャピタル「ナブテスコ・テクノロジー・ベンチャーズ」を通じてディープ・シー社に出資。今後、得意とする舶用エンジン遠隔制御システムとディープ・シー社の両システムの融合に取り組む考えだ。

 「海運業界のCO2(二酸化炭素)排出量の削減や自律航行の実現に向けたデジタルソリューションを提供し、環境負荷低減とデジタルトランスフォーメーション (DX)に貢献していきたい」としている。