最新版_2022年の海上コンテナ輸送(満員御礼)
 印刷 2021年12月02日デイリー版3面

日本通運、上海・洋山地区、輸出用新倉庫が稼働。中外運のアセット利用

新倉庫の外観
新倉庫の外観

 日本通運は1日、中国現地法人、上海通運国際物流(直野徹董事総経理)が上海・洋山地区で輸出用新倉庫(庫内面積6500平方メートル)の稼働を開始したと発表した。提携先の中国外運グループの倉庫を利用し、日通が自社顧客の庫内オペレーションを行う。

 上海通運は、外高橋エリアに加えて洋山エリアを上海の重要な輸出拠点に位置付けている。新倉庫は上海市奉賢区に位置し、東海大橋まで20キロメートル、洋山ターミナルまで50キロメートル。10月11日に開所式が行われた。

 今回開設した倉庫では主に自動車部品を取り扱う。業務稼働に当たり、中外運グループの上海中外運海港国際物流の倉庫を利用。建物はクロスドック輸出業務に適した低床式・両端開口の構造で、通い容器の管理業務や荷姿変換業務にも対応する。

 今後は欧米発着の輸出入倉庫拠点として基盤を強化していくとともに、倉庫事務のデジタル化や、先端技術を活用した省人化も図っていくとした。

 上海港の2020年のコンテナ取扱量は、前年比0・5%増の約4350万TEUと11年連続で世界首位となっている。また洋山ターミナルでは初めて取扱量が2000万TEUを突破。コロナ禍においても過去最高を更新した。