最新版_2022年の海上コンテナ輸送(満員御礼)
 印刷 2021年11月30日デイリー版3面

スマートショッピング、スズケンなどが出資。累計16億円を調達

 モノがネットにつながるIoTを使った在庫・発注管理サービスを提供するスマートショッピング(本社・東京都品川区)は26日、医療情報サイトを運営するエムスリー、スズケンを引受先とする第三者割当増資を実施したことにより、累計調達額が16億円になったと発表した。スマートショッピングは医療とそれに関連する物流などの領域で両社と協力する。医療・介護などのサービス開発や顧客開拓にも連携して取り組む。

 調達した資金により、プロダクトをハード・ソフト両面から拡充する。さまざまな現場へのサービスの導入支援やエンジニアなどの採用も強化する。

 スマートショッピングは2014年に設立。独自のIoTデバイス「スマートマット」を使って商品の重量を計測し、在庫・発注を管理するシステムをSaaS(クラウド経由のソフトウエア提供)で提供している。これまでにNECキャピタルソリューション、ベンチャーラボインベストメントなどから出資を受けた。16億円のうち4億円は借り入れで調達している。

 サービスには法人向けの「スマートマットクラウド」と消費者向けの「スマートマットライト」があり、今後はスマートマットクラウドの海外展開を積極化することも検討する。

 スズケンはスマートマットクラウドにより、医療・介護現場の作業負担軽減や課題解決を検討する。温度管理の必要な医薬品のトレーサビリティー(履歴管理)システムとの連携も視野に入れる。エムスリーはスマートショッピングとの協業により、医療業界の在庫管理のデジタル化を促していく。