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 印刷 2021年11月30日デイリー版2面

SKウインチ、他社とアライアンスも。新工場・事務所が完成

オンラインで開かれた新工場・事務所見学会
オンラインで開かれた新工場・事務所見学会

 舶用甲板機械専門メーカーのSKウインチ(本社・愛媛県今治市)は27日、新工場・事務所の見学会をオンラインで開催した。曽我部公太社長はあいさつで、新工場が旧工場と比べ1・5倍の面積となったほか、最新設備を導入したことなどを紹介。高品質なウインチ製造を進めることを強調した。さらに同業のYAMAX(本社・広島県府中市)と「ウインチアライアンスを結成する」ことも紹介した。

 曽我部社長は、「新工場では、培ってきた技術とノウハウを生かした高品質なウインチの製造に取り組むことで、さらなるブランド力の向上と造船・海運業界への貢献に努める」と説明。同社の最大の特長として「フルカスタムオーダーメード」を挙げ、「設計・製造・販売・アフターサービスの品質をより一層高め、顧客の船舶に貢献する」と語った。

 最後に、YAMAXとのウインチアライアンス結成を紹介。目的として「仕入れの最適化、OEM(受託生産)・商品開発、図面の共通化、サービス網の協力」を挙げた。

 同見学会ではこのほか、四国運輸局の吉元博文局長が、「今の時代グリーン化、デジタル化が海でも求められている。イノベーション拠点となる新工場・事務所ができたことは行政としても心強い」とあいさつ。さらに、SKウインチが開発したスマートデジタルウインチなどを装備した次世代省力化船スマートアシストシップ(内航ケミカル船)「りゅうと」(199総トン、本瓦造船で5月竣工)、SKウインチなどが参加する内航ミライ研究会などの取り組みを紹介し、内航船で電動化・デジタル化が進むことへの期待感を示した。