印刷 2021年10月26日デイリー版2面

仏GTT、タンク設計6隻分受注。LNG焚きコンテナ船向け

 LNG(液化天然ガス)タンクライセンサーの仏GTTは21日、韓国造船大手のサムスン重工業から、LNG燃料焚(だ)きの中型コンテナ船6隻向けにLNG燃料タンクの設計業務を受注したと発表した。新造船は2023年7―9月期から24年10―12月期にかけて竣工を予定する。

 各LNG燃料タンクには、GTTが開発したメンブレン式「マークIIIフレックス」システムの技術が採用される。タンクを搭載するコンテナ船の具体的な船型は明らかにしていない。

 GTTは、今回の受注について「当社の技術が大型船だけでなく、中型のコンテナ船にとっても魅力的であることを示している。GTTのソリューションの性能と安全性を裏付け、船舶の脱炭素化に貢献するものだ」とコメントした。

 GTTはLNG燃料タンクに関する造船所でのエンジニアリングサービスや技術支援に加え、タンクの試運転やLNGバンカリング(燃料供給)のオペレーションなどを含むLNG燃料船プロジェクトの全段階でオペレーターを支援するとしている。

 このほか、LNGのオペレーションを再現できる独自開発のシステム「G―Simトレーニング・シミュレーター」を通じ、船員向けにLNGのハンドリングに関わる訓練環境を整備。さらに、当該コンテナ船6隻のエネルギー消費量などのパフォーマンスを監視・最適化できるプラットフォーム「GTTデジタル」も提供する。