印刷 2021年10月15日デイリー版1面

MariTech 海事未来図】商船三井、船舶BB通信導入へ。ソフトバンク・e5ラボと覚書

 商船三井、ソフトバンク、e5ラボの3社は14日、船舶でのブロードバンド(BB)通信の導入に向けた覚書を締結したと発表した。ソフトバンクと協業を進めるワンウェブ(本社・英ロンドン)が提供する次世代高速衛星通信サービスを、海上で航行する船舶で活用するための共同検討を開始した。

 3社は通信環境が陸上と比較して著しく劣る海上で、ワンウェブの次世代高速衛星通信サービスを活用し、「船舶におけるブロードバンド通信の導入」と安心安全かつ効率的な「海運のデジタル化」を推進していく。

 今後は船舶でのブロードバンド通信の導入と海運のデジタル化に向けてさまざまな取り組みを行う。

 具体的には、衛星ブロードバンド通信の導入で実現する海運のデジタル化に関連して、多様なユースケースや導入効果などの検討を行う。さらに商船三井グループが運航するフェリー「さんふらわあ」にワンウェブの衛星アンテナを設置して、海上で同社の衛星通信サービスの利用に関する実証実験を実施する。

 商船三井、ソフトバンク、e5ラボは、3社が持つさまざまな技術的知見を生かし、次世代高速衛星や成層圏プラットフォームといったNTN(非地上系ネットワーク)ソリューションを活用することで、海運業界の持続的な発展に取り組んでいく。