ロシア鉄道回廊の可能性 -日本発欧州向けの新ルートへ-
 印刷 2021年10月08日デイリー版2面

ABS、韓国・大宇のシステムに認証付与

 米国船級協会(ABS)は5日、韓国造船大手の大宇造船海洋が開発したシステム「DS4スマートプラットフォーム」がサイバーセキュリティーの基準を満たしているとして認証を付与した。同製品は船舶に搭載された機器やシステムからデータを収集し、それらを統合することで、操船者に強化されたオペレーション情報を提供。デバイスの接続、データの保存、データの処理と可視化をサポートする。

 今後、船舶のネットワークへの接続性が向上し、よりデジタル化されたシステムへの依存度が高まると、海事サプライチェーンや船主にリスクが生じることが危惧されている。

 ABSはサイバーセーフティーPDA(Product Design Assessment)のプロセスに従い、リポートに記載されたシステムの脆弱(ぜいじゃく)性に対する審査と、型式試験での検証を行った。

 今回の認証を通じ、大宇は船舶の最適運航を支援する各種データの維持と保守に必要なシステム、外部のサイバー脅威に対する安全性まで担保するスマートシップソリューションを船主に提供し、技術的信頼を積み重ねていく方針。加えてサイバーセキュリティーの検証手続きの簡素化による効果も期待される。