印刷 2021年09月17日デイリー版1面

NSY、運航支援PFがNK認証。今造・JMUの知見融合

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の商船営業・設計合弁会社「日本シップヤード(NSY)」は16日、同社の船舶運航支援統合プラットフォーム(PF)「Sea―Navi2・0」の提供するサービスが、日本海事協会(NK)の革新技術を対象とした認証を取得したと発表した。NSYは今治造船・JMUの設計統合による規模拡大やノウハウ融合によるシナジー効果に加えて、同PFを通じて船舶の安全で環境に優しい運航に貢献できるサービスの開発・提供に努めるとしている。

 Sea―Navi2・0はJMUが提供してきたSea―Naviを基盤に2019年末、航海系・機関系データのモニタリング点数を大幅に増やすとともにクラウドをベースとした新バージョンをリリース。以来、多くの船舶に導入されている。

 かねて提供してきたウェザールーティング(最適航路支援)に加えて、航海系・機関系の膨大なデータの取得から造船設計の経験・ノウハウを生かしたデータモニタリングダッシュボード、トリムチャート、構造モニタリング、各種データ分析、気象情報提供など、幅広いサブスクリプション(定額課金)サービスを提供している。

 Sea―Navi2・0を装備する船舶は、NKのデジタルスマートシップ(DSS)ノーテーションの船級符号の取得も可能になる。

 今回Sea―Navi2・0の先進的な機能の詳細をNKが検証し、航海状況モニタリング、フリート運航管理、性能モニタリング、機関モニタリング、外部データとの連携、最適航路支援、船体構造モニタリングの各機能について確認。認証サービス・イノベーションエンドースメントの製品・ソリューション認証証書を発行した。