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 印刷 2021年06月22日デイリー版1面

日通、DXでNECと提携。IoT活用、倉庫オペ効率化

 日本通運は21日、NECと、DX(デジタルトランスフォーメーション)による価値共創に向けた業務提携契約を締結したと発表した。IoT(モノのインターネット)を活用した倉庫オペレーションの効率化・省力化や、デジタル技術を活用した新たな事業の発掘、創造に取り組む。

 両社は2013年にグローバルな物流サービス事業の強化に向けた業務提携契約を締結し、日通NECロジスティクスを運営するなど、物流の高度化・効率化に取り組んできた。

 20年10月からは、価値共創に向けた探索プロジェクトを開始。今回の業務提携契約締結に至った。日通のグローバル物流ネットワークやロジスティクスのノウハウ、NECのAI(人工知能)、IoTなど最先端のデジタル技術を活用し、新たな事業を通じた社会課題解決を目指す。

 短期的な取り組みでは、IoTを用いて倉庫現場の人や物の動きなどをデータ化。AIで分析することで、作業員のノウハウや暗黙知をデジタル化する。運営効率を最大化することで、労働力不足の解決に寄与する。

 中長期的な取り組みとして、労働人口が減少する中で、AIや円滑操作ロボットを用いて、人力による作業が困難な場所での作業提供などを検討する。

 当初は日通倉庫内で実証を開始し、ロボット操作人材の育成や、動作プログラムの構築などを通じて知見を蓄積する。